2023年9月6日 07:30
「勝手にしなさい!」はNG!子どもについ言ってしまう脅し言葉…。「脅す育児」をしないためには?
大変かもしれませんが、お手伝いをしてあげて、最後のステップは本人にやってもらって「自分でできた!」という気持ちを育ててあげてください。
③そもそもぐずりやすい所には子どもを連れて行かない
お菓子売り場やおもちゃ売り場など、ぐずると予想できる場所に子どもを連れて行かないことです。わが家の場合、スーパーにはできる限り子どもと一緒に行かないようにしていました。子どもも、ぐずって泣いて欲しがったところで、親が「ダメ!」と言ったことは絶対にやってくれないと次第に理解していきます。子どもと行く必要があるときは、例えばスーパーに入る前に「今日、お菓子は買いません」と事前に伝えて行くと、ぐずらないようになっていきます。
④それでもダメだったとき、自分を責めない
いろいろ工夫して、トラブルポイントは避けて行動しても、うまくいかない日もあります。そんなときは「こんな日もあるよね」と気持ちを切り替えて過ごすようにしていました。これだけで、次に子どもがぐずったときも脅し言葉を使わないで前向きに子どもたちと向き合えます。
何度もこのコラムで書いていますが、親の子育ての方針をしっかり決めて、それを子どもにも伝えることで子どものグズグズはかなり減らせます。「自分がぐずったり泣けば親が言うことを聞いてくれる」と子どもが学習してしまうと、ぐずりが増えてしまいます。親が生活の主導権をしっかり持って、親も子もお互い気持ちよく過ごせるといいですね。
監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
「寝返りする赤ちゃん。トイレに行く隙もないママに救世主現る!」Aやんのしゃかりき育児珍道中 vol.15 | HugMug