子育て情報『501gで生まれた娘が吐き戻しを繰り返し呼吸器が外せず⇒不安で胸を痛めていると看護師さんが…』

2024年5月9日 18:45

501gで生まれた娘が吐き戻しを繰り返し呼吸器が外せず⇒不安で胸を痛めていると看護師さんが…

501gで生まれた娘が吐き戻しを繰り返し呼吸器が外せず⇒不安で胸を痛めていると看護師さんが…


36歳で初めて子どもを授かった長谷川みはるさんは、妊娠6カ月目の妊婦健診で上の血圧が180を超えたことから、NICU(新生児集中治療管理室)のある大学病院へ緊急搬送。その後、緊急帝王切開で501gの赤ちゃん・すずを出産しました。保育器の中で懸命に生きる娘のことも心配でしたが、みはるさんは母乳量が思うように増えないことが不安になります。母親として今できる数少ないことを奪われた気がしていたみはるさんでしたが、感じている不安をNICUの師長さんや助産師会の電話相談へ打ち明けることで、やっとつらい気持ちがラクになったのでした。

1カ月健診では710gまで成長した娘。
記念に手形と足型を残せたり、人工呼吸器が取れたりと、うれしいことが続きます。

一進一退でも成長しているのね!


501gのちいさな命9-1


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※カンガルーケア…「カンガルー・マザー・ケア」。早産児が母親に直接肌と肌を触れ合わせて抱っこしてもらうケアのこと。


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※乳カス…母乳の分泌が増えると乳垢(にゅうこう)とよばれる乳汁のカスが乳頭につくことがある。

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娘が生まれて1カ月後、呼吸器から鼻マスクに変更になりましたが、吐き戻しが増えたことや血液検査で炎症が判明したことにより、数日後に娘は再び人工呼吸器をつけることに。
それでも娘の体調が戻ればカンガルーケアをしてみましょうと看護師さんから前向きな提案をされ、みはるさんは自分の母乳量アップへ向けた取り組みを、助産師さんと頑張ります。数日後、娘の体調が落ち着き人工呼吸器から鼻マスクへ変わったことで、10分という短い時間ではありましたが、みはるさんはようやく初めてのカンガルーケアを体験したのでした。

◇ ◇ ◇

カンガルーケアは、赤ちゃんにとってはもちろんのこと、母親にとっても貴重な体験ですね。

初めて感じる赤ちゃんの温もり。みはるさんの感動やうれしさは言い表せないほどだったことでしょう。
助産師会の電話相談をきっかけに、頼もしい助産師さんと母乳量アップに向けて動き出せたのもうれしい出来事の1つですね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。

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