子育て情報『《ハーフ子育て奮闘中ママが語る》目指せ、バイリンガル! 我が家で実践している外国語教育のルールとは?』

2018年4月20日 14:00

《ハーフ子育て奮闘中ママが語る》目指せ、バイリンガル! 我が家で実践している外国語教育のルールとは?

をルールとして徹底させようと考えています。なぜなら、息子が「パパも日本語がわかるしわざわざロシア語で話さなくても良い」と認識してしまうと、主人はロシア語で話すのに対し、息子は日本語で返す可能性があります。そうすると、ロシア語が理解できるけれども話せないという言語能力の偏りが出てきます。実際に、このようにしてバイリンガル教育に失敗したというケースは沢山あるのです。

テレビの過信はNG! パパママとの会話が言語習得の基本

母語はほぼ全員の人たちが完璧に話せるようになるのに対し、外国語となるとその習得度合いは人によって差が出ます。また、小学校高学年を過ぎると、それまでに蓄積された母語の知識や発音が外国語に影響を及ぼしてしまい、どんなに懸命に外国語を勉強してもネイティブのようになるには難しいと言われています。それは、思春期に突入することで外国語を話すことの照れくさや帰属意識が強くなることも原因かもしれません。

たまに本やインターネットで目にするのが、乳幼児にテレビで英語を習得させようとする親。
子どもが好きで娯楽として見ているならまだ良いですが、テレビを言語習得ツールとして過信するのは危険です。あるアジアの国で、英語ができない両親が「子どもには英語が喋れるようになってほしい」と考えて、なるべく親の母語を使わないようにして、子どもにはテレビで放送される英語の教育番組ばかりを見せて育てていたというケースがありました。その子どもは結局、英語も話せるようにならず、母語の習得にもかなり遅れが出てしまったそうです。乳幼児期においては、パパママとのコミュニケーションをしっかり取り、母語がしっかり話せるようになってから英語の学習を始めても遅くはありません。

《ハーフ子育て奮闘中ママが語る》目指せ、バイリンガル! 我が家で実践している外国語教育のルールとは?

子どもが楽しく英語を勉強できる環境作りが大切

英語学習で一番大切なことは、子ども自身が外国語を楽しく学習できるかどうかです。子どもが「英語が楽しい!」と思える環境を作り、そして飽きることなく継続させることがとっても難しいのです。学習を始めるにあたって気軽にできることは、外国の絵本やおもちゃを購入すること。洋書の置いてある書店も多くなり、インターネットでも簡単に輸入盤の絵本を入手することができるので、子どもの好きな動物、乗り物に関するものなどから取り入れてみるのがよいでしょう。


《ハーフ子育て奮闘中ママが語る》目指せ、バイリンガル! 我が家で実践している外国語教育のルールとは?

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また、外国のイベントや文化を楽しむことも効果的です。

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