2017年6月13日 12:00|ウーマンエキサイト

トイレトレーニング! 夏に始めればいいことがイッパイな理由

トイレトレーニングを始める時期はいつが良いのか分からない、心に余裕が持てずなかなか進まないという方もいることでしょう。

子どもに合わせたタイミングで始めれば良いのですが、じつは夏から始めると進めやすくなります。ではその理由をご紹介しましょう。

目次

・トイレトレーニングを進める方法とは
・トイレトレーニングにいい時期は夏! と言われる理由は
・夜もオムツが取れるようになるためのコツと夏がいいと言われる理由
・トイレトレーニングは夏でなくてもいいの?


トイレトレーニングを進める方法とは

(c) ulianvalentin - Fotolia.com



トイレトレーニングを進める方法とは

そもそも、トイレトレーニングを始めるタイミングや進める方法は、子どもによって違います。親がトイレに執着したり、オムツが取れなくてイライラしたりすることで、子どもの意欲は失われ、トイレトレーニングが進まなくなってしまうことも。

子どもの意欲を育てるためにも、親が心に余裕を持つことが大切です。


◎子どものやる気が出るトイレ環境をつくるコツ

まずは、トイレの環境づくりからスタート。トイレの中を子どもが喜ぶ環境にすることで、トイレに入ることに抵抗感を持たないようにします。

トイレットペーパーカバーやトイレマットなどを子どもの好きなキャラクターにしたり、壁に好きな絵を飾ったり、楽しい環境にすることがコツです。

子ども用便座を用意するのであれば、好きなキャラクターのものや色合いのものを選び、トイレの中に置いておきましょう。

一方で、トイレ洗剤などの危険なものは、子どもが触ることができない場所に片づけておきます。

◎子どもがトイレに興味を持つように

トイレトレーニングは子どもが立って歩き、間隔を開けて溜めることができるようになってくると進むようになります。

間隔を開け溜めることは目安ですので、子どもがトイレに興味を持つようなら、そのタイミングで便座に座ることから始めても良いでしょう。まずは、遊び終わった後や寝る前など、定期的に声をかけトイレに誘ってみましょう。


では、子どもに興味を持ってもらうためにはどのような方法があるのでしょうか。

トイレトレーニング、子どもに興味を持ってもらうためにはどうしたらいい?

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(1)楽しい遊びの中で取りいれてみる

絵本や人形遊びを上手に利用し、遊びの中でトイレが身近なものになっていくことで、抵抗感が減り、意欲も出てくるようになります。


(2)親がトイレに行く姿を見せる

大好きな人がトイレに入る姿を見て、トイレを覗くことや入ることもあるかもしれません。そのときに、好きなキャラクターや好みのものが置いてあることで、興味のある部屋にすることができるでしょう。

◎子どもの気持ちを理解した声がけのやり方を

トイレトレーニングで気をつけなければならないのは、無理強いすることです。無理強いはトイレが嫌なものになってしまう原因のひとつですので、子どもの気持ちを考え声がけすることが大切です。

トイレに入った、便座に座ったなど、ひとつずつで良いので、できたら褒めることを心がけましょう。

また、便座に座った際に座面が高すぎて足が床につかず怖いという子もいます。その場合にはステップを試してみる、おまるに変えてみるなど、子どもの様子を見てやり方を変えていくことも大切です。

さらに、「おしっこ」が言えるようになったらトレーニングパンツを開始する時期です。
ただし、トレーニングパンツを嫌がり、普通のオムツで取れてしまうという場合もありますので、子どもの気持ちを確認しつつ、子どもに合わせた方法で進めていきましょう。



トイレトレーニングにいい時期は夏! と言われる理由は

トイレトレーニングには夏が良い理由

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それでは、なぜ夏にトイレトレーニングを始めるのが良いと言われているのでしょうか。

ズバリ、気温です。

夏は、洗濯物や濡れた床が乾きやすいという季節的な良さがあります。トイレトレーニング中はさまざまな汚れ物やトレーニングパンツなど、洗濯物が増えてしまいます。

しかし、夏なら薄着なので濡れる洋服が少量ですみますし、その分、親の手間が減り心の余裕が生まれることにもつながります。

子どもは失敗し、濡れても、裸でいても寒くないので、風邪の心配もありません。親は片づけと子どもの着替えに大忙しですが、慌てて洋服を着せる必要がないのです。
片づけが済むまで、待っていてもらっても問題ありません。

また、幼稚園入園を控えている場合、夏からトライすることでトイレトレーニングを終了させてから入園できるため、ちょうど良いスタート時期でもあります。この時期に始める友だちも多いため、親同士で励まし合うことができるのもいいですね。

夜もオムツが取れるようになるためのコツと夏がいいと言われる理由

夜もオムツが取れるようになるためのコツ

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昼と夜のトイレトレーニングの方法は違います。まずは昼間のトイレができるようになってから、夜のトイレトレーニングを始めます。

オムツで寝ていて、夜の間に出ていないことが続いたらオムツを外してみましょう。トイレは寝る前と起きてすぐに連れていくようにし、子ども自身がトイレで起きない限りは無理に起こしてトイレへ行かないようにします。

また、夜のトイレトレーニングも夏がおススメです。
布団が濡れるとなかなか乾かず困りますよね。夏なら濡れた布団も乾きやすいですし、パジャマも薄手で洗濯しやすいなど親の手間が減り、心の余裕が生まれる季節なのです。



トイレトレーニングは夏でなくてもいいの?

トイレトレーニングは夏でなくてもいいの?

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夏にトイレトレーニングを行うことは、親の気持ちに余裕が生まれ、子どものトイレトレーニングをスムーズに進めやすいという良さがあります。

しかし、子どもは誕生日により月齢も違いますので、無理に夏に始める必要はありません。季節にこだわらず、子どもが興味を持ったときに始めることが、トイレトレーニングをスムーズに進められるコツとなるでしょう。


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