2017年12月5日 19:00|ウーマンエキサイト

息子が「何をしでかすかわからない!」不安と隣り合わせのママへ【「一生メシが食える男の子」の育て方 Vol.2】

「一生メシが食える男の子」の育て方

「一生メシが食える男の子」の育て方

「この国は『メシが食えない大人』を量産している」そんな問題意識を抱えるのは、花まる学習会代表の高濱正伸さん。「男の子は叩かれると、ボキっと折れてすぐに会社を辞めてしまう」という高濱さんに、「男の子の…

息子が「何をしでかすかわからない!」不安と隣り合わせのママへ【「一生メシが食える男の子」の育て方 Vol.2】

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息子を「メシが食える大人」に育てるために大切なことは、「男の子は、自分とはまったく違う生き物だと思うこと」。そうすることで、「男であることの芽」を摘まずにすみます。では、男の子の特徴って、何ですか? 花まる学習会代表の高濱正伸さんに、子育てで大切な時期にあたる3歳から10歳までの「男の子」の特徴を5つ教えてもらいました。

■男の子は「何度言っても片付けができない」


息子が「何をしでかすかわからない!」不安と隣り合わせのママへ【「一生メシが食える男の子」の育て方 Vol.2】

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「『脱いだ靴下は、ここ』と、男の子に何度言っても無駄なんです」と、高濱さん。ママたちにまず知って欲しいことは、幼児期の大きな特徴は、振り返りが苦手だということ。

そもそも、自分の行動を振り返ることや反省という概念そのものが、幼児にはありません。いま、いま、いま、と「いま」を生きていて、次々と新しくて面白いことをやりたいのが幼児なのです。
【ママの接し方のコツ】
どんなことでも「新しいゲーム」として提示しよう
片付けを「ゲーム」にしてしまいます。「さぁ、これから時計の長い針が6にいくまでに、どれだけきれいになるでしょう? よーい、スタート!」

「ママが洗濯物をいれるのと、まーちゃんが全部おもちゃを片付けるの、どっちが早いか競争ね!」

こんなふうに、どんなことでも「新しいゲーム」であり、「前向きなもの」として提示します。

■男の子とは「好きなことしかやらない生き物」

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「子どもが一生懸命やることは、二つしかありません」(高濱さん)。それは「生活のなかで必然性があること」か、「おもしろいこと」です。


「おもしろいこと」を一生懸命やるのはわかりますが、“必然性”というのはどういう意味なのでしょうか? たとえば「自分がこのお茶わんを運ばないと、家族みんなが食事をはじめられないと思うと、手伝いたい気持ちになるし、一生懸命やります」(高濱さん)
【ママの接し方のコツ】
ママは女優になって、ワクワクする声かけを
このとき、の接し方の一番のポイントは、“強制”のニオイがしないこと。少しでも強制のニオイがしたら、もうNGです。「でも、それだったらお茶わん運びなんてお手伝い、うちの子は絶対にやらないです」という声が聞こえてきそう。

じつは、これは大人側の力量・芸風の問題でもあります。前述の片付けと同じように、遊びとして提案すると成功する可能性は大!

「子どもがワクワクするような声かけ」を極めるのは、ママの技量。「どう声がけすれば、この子は動くかな?」。そう考える「間」が、「何で片付けられないの!?」と、キーっとなっているママのテンションを少し下げてくれるかもしれませね。それだけでも十分、意味があるのかも…(笑)。



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