2017年12月24日 11:00|ウーマンエキサイト

「AIに負けちゃう?」素朴な子どもの疑問に珍回答続出! 冬休み「科学電話相談」

目次

・子どもの素朴な疑問に有識者が全力回答
・先生たちの回答にツッコミどころが満載
・心温まる先生たちの名言
・今年の冬は、家族で科学を学ぼう!
「AIに負けちゃう?」素朴な子どもの疑問に珍回答続出! 冬休み「科学電話相談」

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子どもの素朴な疑問について、その分野の専門家たちが本気で答えてくれるNHKの人気ラジオ番組『夏休み 子ども科学電話相談』が冬休みに初進出! 『冬休み 子ども科学電話相談』として、12月25日(月)から放送が始まります。

『夏休み 子ども科学電話相談』は1984年から続く長寿番組で、大人でも「へぇ~」とタメになることが盛りだくさん! ただし、電話の相手はあくまで子ども。先生も驚くような質問や、聞いているコチラも思わず吹き出してしまうほどのやりとりが繰り広げられることもしばしば…。親子で楽しめる『冬休み 子ども科学電話相談』について、その魅力を解説しちゃいます。

■子どもの素朴な疑問に有識者が全力回答


「AIに負けちゃう?」素朴な子どもの疑問に珍回答続出! 冬休み「科学電話相談」

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番組の特長といえば、なんといっても発想力豊かな子どもたちの質問。「どうしてパンツをはかなきゃいけないの?」「どうして茶わんに盛ったごはんより、おにぎりのほうがおいしく感じるの?」など、子どもらしい質問がぞくぞく登場します。

それに対して先生が知識を駆使してやさしく回答しようとしても、子どもは「わからない」とピシャリ。「そっかぁ…」と、先生のほうが意気消沈してしまうというのもお決まりのパターンです。

あいさつは元気だったのに、質問になると急にトーンダウンしてしまう子がいたり、電話の後ろで赤ちゃんがギャンギャン泣いていたりと、作り込まれていない自然体な感じも魅力。予測不能な子どもたちの言動に振り回されながら、先生たちが試行錯誤して回答していく様子もまた、たまらなくおもしろいのです。

■先生たちの回答にツッコミどころが満載

「AIに負けちゃう?」素朴な子どもの疑問に珍回答続出! 冬休み「科学電話相談」

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電話で答えてくれる先生たちはみなさん専門家ですが、子どもたちに説明するのは難しい模様。電話のやりとりのなかには、聞いているこちらが思わずツッコミを入れたくなるような内容もありまして…。

『トウモロコシの実は、なぜ一列に並んでいるの?』

(2017年7月24日放送回)


先生の回答は“実のもととなる花が、一列に並んでいるから”だったのですが、おもしろかったのはそれを調べる方法。

「トウモロコシの花を栽培してる人に1本むしらせてもらうか、自分で育ててみてください」と。これには思わず「人のトウモロコシはむしっちゃダメでしょ~」とニヤけてしまうのでした。
『セミの抜け殻は食べられますか?』

(2017年8月1日放送回)


先生は「食べられる」ことを前提に、セミの抜け殻の成分などについてしっかりと説明。そして「油でパリパリに素揚げして、塩をかけたらビールに合うんちゃうかな」というまさかの回答。最後は「中身が入っているほうがおいしいと思うよ」という衝撃の展開に。

さらに「食べるなら、おうちの人にお願いして火を通してからにしてね」と先生は楽しそう。反対に、質問者の女の子が若干引いているような…。
こんな風に、先生のほうが盛り上がってしまうパターンもあるあるです。

■心温まる先生たちの名言

「AIに負けちゃう?」素朴な子どもの疑問に珍回答続出! 冬休み「科学電話相談」

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科学的に証明されていることについて専門家が説明してくれるのはもちろんですが、そうではない事柄について、先生たちがそれぞれの感性で答えてくれるところも『子ども科学電話相談』の醍醐味(だいごみ)のひとつ。子どもたちの未来を思う回答には、心が温まります。
『人間は、AIにいつか負けるって本当ですか?』

(2017年8月24日放送回)


先生は「かけっこや計算など、いろんなことですでに人間は機械やコンピューターに負けています」と説明。その上で「それでも、われわれは不幸になっているわけじゃないんだよね」とフォロー。

人間がいる意味がなくなるのではと心配する人もいるけど、人間が簡単にできることがAIにはできなかったり、AIにできることが人間にはできなかったりもする。だから「AIと人は助けあえるんじゃないかと思います」という希望に満ちた回答には、納得しかありません。
『月が追いかけてくるのはなぜ?』

(2017年8月30日放送回)


「電車に乗ったとき、近くにあるおうちはどんどん小さくなって離れていくけれど、遠くにあるお山は大きいままで、動いていないように見えるよね」と説明。


つまり、月が遠くにあるから、動かずに付いてきているように見えるということ。そして先生は「この質問をする子は、お月様をよく見ている子。だからきっと、これからも〇〇くんの後を、お月様もずっと付いてきてくれるよ」とコメント。
先生の知識と優しさがあいまったすてきな回答に、ホッコリするのでした。

■今年の冬は、家族で科学を学ぼう!

子ども向けでありながら、子どもだましではない回答で、親子の会話も盛り上がる『冬休み 子ども科学電話相談』は、12月25日朝8時5分からスタート。冬休みの午前中、親子で楽しみながら科学を学んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに先生への質問は、電話またはメールで受付け中。気になる方は、公式サイトをチェックしてみてくださいね!
『冬休み 子ども科学電話相談』
2017年12月25日(月)~29日(金)
2018年1月4日(木)、5日(金)、8日(月)
<NHKラジオ第1放送>前8:05~11:49
※29日(金)は「15時間 オリエンタルラジソン」の中で、“心と体”ジャンルに絞った「冬休み 子ども科学電話相談 スペシャル版」を放送。
公式サイト:http://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoqw/

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