2018年1月24日 12:00|ウーマンエキサイト

卵巣内で育てた約30個の私の卵【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第22話】


休んだおかげで、お腹の痛みはだいぶましになりました。

この日のお会計、約199,000円。

私の通っていたクリニックでは、採卵数により金額が加算されるシステムで、たくさん卵が採れた私は基本料金より5万円ほど金額が高くなっていました。

数字を見て、また涙が出そうになりました(笑)。

帰宅し、クリニックから電話がありました。

結局、全て顕微授精になったとのこと。

顕微授精の基本料金が約5万円が上乗せになりました。

く、苦しい。お腹も痛いけど、財布も痛い…。

卵巣内で育てた約30個の私の卵【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第22話】

でも、凍結卵があれば、次回からの移植は、排卵誘発も採卵もしなくていいのです。

その分の体と金額の負担はないので、ヨシとしよう。と自分を納得させました。

受精したかどうかの結果は翌日分かります。

培養士さんから電話がかかってくることになっています。

たくさん受精してくれますように…。

今のところ、野球チームもサッカーチームも作れるね、とオットと笑いました。

翌日、受精確認の電話がきました。

採卵した20個のうち、成熟卵が17個。そのうち受精したのが13個とのことでした。これから5日間かけて胚盤胞まで培養するそうです。

胚盤胞まで培養すると良質な胚を選定でき、初期胚よりも着床率は高くなるとのこと。

受精した卵は、分裂を繰り返し胚盤胞の状態になって子宮内に着床します。その状態まで体外で培養することで、卵が自力で成長する期間が短くてすむメリットもあるようです。

胚盤胞になる確率は全体の5~6割程度とのこと。ということは6~7個移植できるのね…。


卵巣内で育てた約30個の私の卵【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第22話】

じゃあ…バレーチームかぁ(笑)

実感の湧かない私たちは、のほほんとこんな皮算用をしてこの時期を過ごしていました。

※痛みの感じ方には個人差があり、上記はあくまで私の感想です。全ての方が同じような痛みを感じるとは限りません。
※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。


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