2018年11月28日 12:00|ウーマンエキサイト

4回目の体外受精前「心理カウンセリングを受け、自分を見つめ直しました」【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第42話】

こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~

こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~

現在2人の子を持つ母、中村こてつです。同じ場所につむじがあるのは、おなじ時に受精した受精卵だからでしょうか。私とオットの不妊治療の体験記をお伝えします。

3回目の受精卵移植が失敗。回を重ねるごとに気持ちが凹む。そこで、心理士さんにカウンセリングを受けたこてつさん。そこで納得のいく分析をしてもらい…。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。



心理カウンセリングを受けました

3回目の受精卵移植が失敗に終わってから3日後。生理がきました。4回目の移植に向けて始動です。子宮内膜をふかふかにすべく、内服薬を飲み始めます。

めそめそしている暇もない(苦笑)。でも、それくらいがちょうどいいかな…。

前回の卵も「いい卵」と言われていました。その前も。その前も。子宮内膜も問題なく厚くなりました。それなのに、どうして上手くいかないのか。

まだ3回しか移植していないのに、そんなことを考えるのは気が早いのでしょうか。1度は着床しているわけだし、回数をこなすしかないのかな。

人工授精のときもそうだったけれど、回を重ねるごとに凹み方が激しくなります。

4回目の体外受精前「心理カウンセリングを受け、自分を見つめ直しました」【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第42話】

この頃、心理士によるカウンセリングを受けました。

病院と提携した先生だけど、希望がない限りクリニックには内容を伝えないとのことでした。40代くらいの女性の心理士さんでした。悩みというわけではないけれど…と自分の今の気持ちをポツポツと話しました。

…なぜ自分が子どもが欲しいのか理由がないまま、すごく欲しいと思えないのに治療に通っている、それは矛盾しているのではと思う。

前回、妊娠できたときにヤッタ! というよりどうしよう…という動揺の気持ちが大きかった。結局流産して、とても悲しい気持ち。

欲しくないわけではない、生まれたらきっとかわいい。子どもを求める気持ちが100%ないのは、夫婦2人でも充分楽しいのに、その生活を否定するような気がするのかもしれないと思っている…。

などなど、会話を挟みながら話しました。

心理士の先生はそれを聞きながら、「今まで達成感を感じたことがないのでは?」と私に聞きました。たしかに、それはありました。
成功したことでも何かしら後悔・反省点を見つけて、いつまでもマイナスな方にウジウジ考え続けるタイプです…

4回目の体外受精前「心理カウンセリングを受け、自分を見つめ直しました」【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第42話】


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