ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。私は2人の姉妹を育てる主婦です。
今回は「私がコミックライターになるまで」の話を書きます。
じつは、この記事を書くにあたって「ほう、このお仕事はコミックライターっていうんや」と知りました。
そんなへっぽこライターをしている私ですが、趣味としてイラストを描きながら、お仕事の依頼をいただくようになるまでを振り返りたいと思います。
■落書きが好きだった学生時代
私は落書きをすることが大好きな子どもでした。
(そっから振り返るんかい)
とはいえ、芸術系の学校に行ったり、美術部で絵を学んだことはなく、ただ教科書に落書きをしたり(おい)、授業中の眠気しのぎに先生の似顔絵を描いて、友だちを笑わせるのが好きでした(勉強せえ)。
大人になると、ほかにも楽しいことがたくさんあるので、だんだんと絵を描かなくなりましたが、いまのように落書きをするようになったのは、
上の娘の出産がきっかけでした。
■育児日記がわりの落書き絵日記
私にとって初めての子育ては楽しいことばかりではなく、むしろ不安な気持ちが強かったように思います。
仲の良かった友人たちは仕事に打ち込んでいたので、育児について気軽に相談できる人がいませんでした。
そのため、教科書に落書きをしていた学生時代のように、チラシの裏側に今日あったことをちまちまと描くようになりました。
そして当時、私の周りでは限られた人しか使っていなかったInstagramに絵を載せたところ、
姉と地元の友人が「いいね!」を押してくれて、そこから楽しくなり定期的に絵を描くようになりました。
■趣味が「仕事」になった理由
SNSやブログにイラストを投稿している人の大半が「たくさんの人に見てもらいたい」とか「お仕事にしたい」と思っているのではないでしょうか。
しかし、私にはどちらの気持ちもなく、落書きをInstagramに投稿し始めてから数年間は、
自分の記録のためだけに描いていました。
どうして最近になってお仕事の依頼がくるようになったかといえば、私自身が「仕事にしたい」と思うようになったからです。
イラストに限らず
「これは仕事だ」と思うと、おのずとクオリティを上げようと思いますよね。
例えば、ハンドメイドのお洋服づくりを仕事にしようと思えば、自分で着るものをつくるときよりも、細部の処理を気にするはずです。
こうして、仕事の目線をちょっとずつ意識するようになり、できる範囲で絵を描く道具や環境を整えながらSNSでの投稿を続けたところ、コラム記事やイラストの依頼がくるようになりました。
もし、
趣味を仕事にしたいな、と思っているなら、まだお仕事になっていなくても「これは仕事なんだ」と思って取り組み、SNSで発信してみてはいかがでしょうか。
自分自身のスキルアップにもなりますし、思わぬところから仕事につながるかもしれません!