かんしゃく、多動…どうしたら? 発達専門の小児科医の「ママ友」によるアドバイスで子育てがラクになる!



■「アイコンタクト+笑顔」の習慣って?

そんな経歴を持つ西村さんが本書で、子どもの発達特性に悩むママやパパにまず取り組んでほしいと言っているのが、ESDMなどの最新の発達支援の手引に基づく「アイコンタクト+笑顔(肯定的注目)」と呼ばれる基礎づくり。この習慣によって親子の信頼関係が強化され、日常の声かけが子どもに届くようになると言います。かんしゃく、多動…どうしたら? 発達専門の小児科医の「ママ友」によるアドバイスで子育てがラクになる!
「アイコンタクト+笑顔(肯定的注目)」
1. 子どもの行動にポジティブな注目を向ける
2. 目が合ったらニコっと笑う
3. 肯定的な言葉かけ(ナレーションする・ほめる)を行う


子どもの朝の登園準備が進まない時、あなたはどんな声かけをしていますか?朝は時間の制約があるので焦って否定的な声かけをしてしまいがちですが、「アイコンタクト+笑顔」をするとどうなるでしょうか? 違いを見ていきましょう。

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子どもはママやパパが自分に笑顔を向けてくれるだけで、「愛されているんだ」と喜びを感じるそうです。「目を合わせると嬉しいこと(笑顔)がある」と学んだ子どもは、目を合わせるのが苦手でもだんだんできるようになると言います。

・目を合わせるのが苦手な子はどうすれば?


さらに肯定的な声かけをプラスすることによって、「がんばるとほめてくれる」と知り、自信もついて自己肯定感もアップ。ママやパパの子育てもラクになるので、親子ともにハッピーになれるメソッドなのです!また、目を合わせるのが苦手なお子さんのための「アイコンタクトのコツ」も次のように紹介されているので、我が子に合ったやり方でチャレンジしてみましょう。

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「アイコンタクト+笑顔」にはほかにも、「おしゃべりの力」や「人の気持ちを理解する力」、「視線を追う力」、「模倣する力」そして「安心する力」、「指示を理解する力」など、子どもが「できること」を増やす計り知れない効果も! まさに良いこと尽くしの習慣なのです。


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