もうすぐクリスマス。クリスマスといえばやはりサンタクロースを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。子どもにとってサンタさんは憧れの存在。子どもとサンタさんについて、考えてみました。
いつまでサンタを信じていた?
子どもは何歳までサンタさんを信じているのでしょうか?
あるアンケートでは、4~6歳まで、という意見が最も多く、小学校の学年があがるにつれて信じている割合は減っていきます。園児までは信じているというのが平均でしょうか。
中には、毎年パパがサンタのふりをしてプレゼントを渡していたら、小学校にあがったタイミングで「サンタはパパでしょ?」と言われ、実は3歳の頃から顔や隠していたサンタの衣装を見つけたことで気づいていたという告白をされたという方もいました。数年はパパだと分かっていながら信じるフリをしていたとは、驚きですね。
サンタさんの存在を疑いだしたらどうする?
成長と共に子どもがサンタの存在を疑いだす時期があると思います。「ばれてしまった」と慌てる前に、どんな対応をするとよいのでしょうか?
子どもがサンタさんについて聞いてくるということは、どこかでまだ信じたい気持ちがあるということ。聞いてきたら逆に聞き返してみましょう。
「サンタさんっていないの?」と聞かれたら、「なんでいないと思ったの?」と聞いて話を広げていきましょう。「だって一人であんなにプレゼントを配れるわけないよ」と言われたら「え、サンタさんは一人だと思っているの?」と大げさに驚いてみましょう。
「プレゼントは本当はパパやママがくれるんでしょ」と言われたら「え?ママが小さい頃は違ったよ。本当にサンタさんが来てくれたんだよ!」など。
オーバーに驚いたり真剣に話す大人の姿を見て、子どもはサンタさんは本当にいるんだと感じることができます。
信じているうちは子どもの夢を壊さないでいてあげたいものですね。
サンタクロースは親の愛情の象徴
子どもが寝た後に親がこっそりプレゼントを枕元に置いたり、サンタのフリをして手紙を書いたりという行為は、子どもの喜ぶ顔を想像して行うことです。子どもを心から喜ばせてあげたいという気持ちがサンタさんという形になっているのではないかと思います。プレゼントをもらう子どもはもちろん、贈る側の大人もワクワクするというのはステキなことではないでしょうか。
高価なプレゼントをすることが大事なのではなく、親子で一緒に想像を巡らせたり、話したりするコミュニケーションが大切だと思います。