2016年12月5日 11:00
わが子が通級へ行くこと、クラスやママ友にどう伝える?発達障害の子どもが笑顔で学べる環境づくりに向けて
周りの友だちにも、『僕はこんなところに通っているんだよ』と堂々と言えれば、意外と周りの子どもたちも『あーそうなんだ』で受け入れてしまうものなんです。
実は、偏見や疎外感って周りの大人が生み出していることも多いんです。『そんなこと聞いたらかわいそうでしょ!』と変に隠したり曖昧にしたりすると、子どもたちは敏感に感じ取ります。
ですから、この通級学級に入級してくる子どもたちには『あなたは選ばれてこのクラスに入りました。ここならきっとがんばっていろんなことができるようになります』とお話しているんですよ。
おうちでも、ぜひそんなふうにお子さんに伝えてくださいね。」と仰いました。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021182
この先生の言葉は、今でも私を支えています。この話に心から感動した私は、「これから私がすべきことは、長男が今の自分に自信を持てるように環境を整えることだ」と、気持ちを改めました。
その後、まずしたことは「あなたはとても頑張り屋なので、○○学級に行けることになりました」と書いた賞状を作って長男に渡したことです。小1でまだまだ素直だったからでしょうか、びっくりするぐらい大喜びして、「早く行きたい!」と楽しみにしていました。
そして、在籍級の担任の先生とお会いして口裏合わせをお願いしました。
長男が通級に通っていることを変に隠さないでほしいこと、そして長男は通級で頑張って勉強していることを、周りの子たちに伝えてほしい、と頼んだのです。
幸い、他にも同じ通級に通っている子が学年に何名かいたので、子どもたちもすんなりと受け止められたのでしょう。
友達に「明日遊べる?」と聞かれても「あ~○○学級に行く日なんだ~」「そっか~じゃあまた今度ね~」という会話が日常となるほど、本人も周囲も違和感なく受け入れてくれたのでした。
通級に通うことをどう伝えるか?一番悩んだのがママ友だった
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そして次にしたことは、「近所のママたちに伝えること」です。
正直、これが私にとっては1番気の重くなることでした。
でも、毎朝一緒に登校している長男が、週に1度学校に行かないのは、すぐにわかってしまうことです。