2017年1月17日 14:00
ADHD息子の教習所通い。そこには思いもよらぬ壁があって…
忘れっぽいADHDの息子。教習所の予約を取ろうとしないその理由は
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ADHDのある息子・リュウ太。高校3年生の夏休みから、運転免許をとるために教習所に通い始めました。
欲しい車があるようで、最初は免許取得に燃えていた息子。教習所に通い出した7月は、学科の授業の進捗は順調だったのですが、なぜか何度言っても実技の授業の予約を取ろうとしません。
理由を息子に聞いてみたら、
「予約してうっかり忘れちゃったらキャンセル料金がかかるから、怖くて予約ができない!」と言うのです。
確かに息子はADHDの特性上、忘れっぽくてうっかりミスも多いです。
自分で予約を無駄にしてしまうのが分かる息子は、朝一番や雨の日に教習所に行って、キャンセル狙いで実技の授業を受けていたのです。
しかし…それも徐々に通わなくなってしまいました、
お金を出した私は「もしかしてこのまま通わなくなる…?」とハラハラでした。
どんどん教習所から足が遠のく…息子の言い分を聞いてみると
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どうやら週3回のバイトと学校、教習所との両立が忙しく、ストレスになって教習所にだんだん行けなくなってしまったようです。
息子はもともとやりたいことに長期間全身全霊で挑むことが苦手です。
ゆっくりのんびり過ごす時間が無いと気が滅入ってしまうこともあるので、私はしばらく急かせずに見守っていました。
でも教習所を卒業するまでの期限も残り4ケ月と迫り、さすがに心配になってきたので通わなくなった心情を息子に聞いてみたら…
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どうやら教習所に対するモチベーションが、冷めたりまた復活したりをくり返しているようです。
やる気が全くないわけではなく、「行こう!」と思うときもあるようなのですが、
そのときは予約を取っていなかったり…と、タイミングが合わないのだとか。
「そんなのただの怠惰だろッ!」と言ってやりたくなりますが、これも発達障害の特性のひとつなのかもしれません。息子の様子を見ていると、期限ギリギリになるまで本腰を入れて動くことはない気がしてきました(笑)。
今は本人のやる気に任せるしかないので、教習所代はドブに捨てた覚悟でいなきゃな…。
そんな気持ちと只今闘っています。
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