子育て情報『筋緊張とは?制御メカニズム、筋緊張が保てないことで何が困るか、筋緊張を制御する固有感覚の鍛え方を解説』

2017年8月22日 17:40

筋緊張とは?制御メカニズム、筋緊張が保てないことで何が困るか、筋緊張を制御する固有感覚の鍛え方を解説

お外遊びの際は、鉄棒にぶら下がる、ジャングルジムによじのぼるなどといった体全体を使う遊びを促したり、家族の人とすもう遊びをしたりといったことが効果的です。

おうちでは、布団を使った巻きずし遊びなどはいかがでしょうか。ふとんの上に寝そベった子どもの体をくるむように巻き、ふとんの上から押して子どもの体に圧を加えスキンシップをとる遊びです。

このようにして粗大運動の機能を高めることで、手先の器用さなどの微細運動も向上します。

※小さなお子さんの運動に際しては、保護者の方や先生など、周囲の大人が安全に注意して見守りながら行いましょう

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出典:川上康則/監修 『学校・家庭で楽しくできる発達の気になる子の感覚統合あそび』 ナツメ社/刊


まとめ

筋緊張とは?制御メカニズム、筋緊張が保てないことで何が困るか、筋緊張を制御する固有感覚の鍛え方を解説の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002585

姿勢や態度の悪さといった子どもの気になる態度が目につくと、大人は心配や焦りを感じたり、やる気がないと決めつけてかかるなど、気持ちや気合いの問題に終始してしまいがちです。

しかしそういった態度の背景には、固有感覚の発達における課題によって筋緊張の問題が起こっているかもしれません。周りの大人は、子どもの態度が悪いという表面的なことに着目するのではなく、できていないことの背景には、感覚の使い方がうまくいっていないことが影響しているのではないか?筋緊張につまづきがあるのではないか?という可能性を考え、知識を得て理解をしたり、感覚を育む手伝いをしてあげることが重要です。

理解と環境づくりによって子どもの感覚や身体を育てる手伝いをし、気になる行動を少しずつでも良い方向へ導いてあげたいですね。

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