2017年8月28日 14:00
ダウン症の子の将来に不安でいっぱいだった私、ある日友人の結婚式で言われた一言
ダウン症と診断されたわが子を前に、母の私は
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私の長男は、出産後すぐにダウン症と診断されました。当時は、正直複雑な心境で受け入れられませんでした。
出産は普通だったら、祝福すべきことで赤ちゃんの将来を夢見るもの。それなのに、なぜ、私は不安ばかり抱かなくてはならないのだろうと手放しで喜べないのが悲しくて、何よりもせっかく生まれてきてくれた我が子に対して、こんなひどい気持ちでいることがたまらなく嫌でした。
幸い両親や夫は受け入れてくれて私を励まし、子どもを可愛がり、育児にも協力的でした。それでも気持ちは重く、ゆううつな毎日でした。
そんなある日、夫から「君がそんなに暗かったら、家に帰るのが嫌になるよ」と言われたのです。
ショックでした。
戸惑いながらも育児を頑張っているのに、そんなふうに言われるなんて…
でも、今思えば 、夫も初めての我が子に対して、先の見えない様々な不安を抱えていたのだと思います。
焦るばかりの育児、ふっ切れたのはほんのささいなきっかけでした
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担当医に「ダウン症のお子さんはできる限り多くの人達と接し刺激をもらうのが成長につながります。兄弟がいるといいですね」と言われ、他に子どものいなかった私は、生後三ヶ月くらいから、長男の友達作りのために児童館に通い始めました。
しかし、我が子は、寝返りどころか首も座らない。泣きもしない。人見知りもしない。いつもおとなしくゴロンとしているだけ。
それでも私は、お友達を作らないといけない。
刺激をもらわなくてはいけないと、焦りを覚えながら児童館に頑張って通い続けました。
ママ友は、うすうす、長男はダウン症であると気づいていたでしょう。でも、自分からはカミングアウトできずにいました。この頃が一番苦しかったと思います。
ふっ切れたのは、生後半年くらいたった頃、子どもを預けて友達の結婚式に出席した時のことです。
私は出産してから自分のことを気にかけずにいたため、この日ばかりはとメイクもきちんとして、目一杯オシャレして出かけました。
そんな私に対して久々に会った友達が「今日、とてもキレイだね」