2017年9月25日 11:00
ある日、夫が海外転勤に。妻と障害のある子は一緒に行ける?ダウン症のわが子を連れての駐在経験
とは書いてあったものの、我が娘は支援級在籍だし、何も問題ないだろうと思っていました。
夫とも、「家族で行く方向で考えよう!」ということになり、数カ月後、夫は一足早くタイへ旅立っていきました。
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日本人学校編入希望が、まさかの「門前払い」に!?
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秋から、次年度の入学・編入受付が始まることで、申し込み日に子ども二人分の申し込みをしました。
ところが、まさかの「中学校には支援級がないので編入できません」とのお返事が…
メールを読みながら、サーっと血の気が引きキーボードを打つ手がわなわな震えるのを感じました。
しかし、伊達に障害児の母を15年もやっていません!(笑)わなわなしながらも、頭の中ではクルクルと相談先をサーチしていました。
まずは日本人学校編入学担当者へ「なんとか受け入れてもらえないか」というメールを出しつつ、現地の情報を集めることにしました。
偶然、以前勤めていた会社の同期がバンコクに駐在家族として住んでいたので、お友達経由で日本人学校中学部の障害のあるお子さんの状況を聞いてもらいました。
また、日ごろお世話になっている元支援学校の先生に、お知り合い経由で情報を聞いてもらうことにしました。
すると、このネット時代、海外の情報なのに、その日の夜には情報が入り始めました!
どうやら中学校にも障害のあるお子さんがいるらしいけれども、支援級は設置されていない様子。
そして、今後も障害のある生徒の中学部の受け入れは難しい状況のようだということがわかってきました。
それでもやっぱり「家族でいたい」決意の先に見えてきた道
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当時、下の息子は小学校5年生。
思春期の入り口で、とてもこれからの数年間を父親なしに私だけで育てる自信はありませんでした。
また、中学生になったとたんに、娘の進路に就労のことがちらつき始め、なんとなく閉塞感もあったことから
「とにかく家族でタイに行く!!」という方針は変えず、最悪の場合はホームエデュケーションでもいい!!というつもりで方法を探ることにしました。
日本人学校の小学校部支援級にいたお子さんが中学部に上がる時はどうしているのかと聞いたところ、ほとんどが日本に帰るか、現地校に行くとのお返事でした。