子育て情報『気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係まで』

2017年11月25日 11:00

気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係まで

そのため、うつ病以上に隠れた疾患であるとも言われています。

http://arcmedium.co.jp/publication01.php?a=201705
参考文献:黒木俊秀(2017)/著「持続性抑うつ障害とうつ病の慢性化」『臨床精神医学』第46巻第5号アークメディア/刊

http://ipt-clinic.com/ipt/性格と間違われやすい「慢性のうつ病気分変調性/
参考:性格と間違われやすい「慢性のうつ病(気分変調症)」について|三田こころの健康クリニック新宿HP


気分変調症/気分変調性障害の診断基準のポイント

気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係までの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038023764

公的な申請に必要な診断書にも使われる、ICD-10における気分変調症の診断基準のポイントを紹介いたします。


・慢性的な気分の落ち込みが2年以上続いていること
・数日から数週間程度の回復期間があることもある
・気分の落ち込みは比較的軽症であること
・以下の項目のうち、3項目以上の症状が存在すること
(1)エネルギーあるいは活動性の低下
(2)不眠
(3)自信喪失あるいは不全感
(4)集中困難
(5)涙もろさ
(6)セックス及び他の快楽をもたらす活動に対する興味あるいは喜びの喪失
(7)望みのない感じ,あるいは絶望感
(8)日常生活上の日課に対処できないという自覚
(9)将来に関する悲観,あるいは過去についての思い煩い
(10)社会からの引きこもり
(11)会話量の減少
(引用:中根 允文ら/訳 『ICD-10精神および行動の障害-DCR研究用診断基準 新訂版』 2008年 医学書院/刊p.98−99)

http://amzn.asia/26plGHkhttp://amzn.asia/bbJ6AHW
参考文献:中根允文ら/監『ICD-10精神科診断ガイドブック』2013年中山書店/刊


気分変調症/気分変調性障害はどのように治療するの?完治はするの?

気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係までの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144082129

気分変調症には画一的な治療法はありません。その人自身の人生の歴史や性格、今置かれている環境などを考慮して、ケースバイケースに対応して行く必要があります。

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