2018年1月16日 11:55
大事な予定もすっぽかすADDの私。手帳の存在すら忘れる私に革命を起こした●●の魔力
「見ずにはいられない」きっかけは偶然に!?すごいぞ「推し」パワー!
2017年の夏、私が応援している俳優さん(以下、推し)のソロ・コントライブがあった。チケットには先行予約があり、特典は推しのサイン入り生写真。
これを逃してなるものかと、私は受付開始10分前からPCの前に正座し、時報と共に申込用WEBページをクリックした。
そして公演当日入手したその特典を、汚したり折ることがないように、手帳のカバー内側、そで部分にしまい込んだ。
Upload By 鈴木希望
すると翌日以降、ちゃんと開くようになったのだ、手帳を。どこにしまったか忘れたり、その存在を忘れることさえ珍しくなかった手帳を、だ。それも毎日。
日に数回。推しの写真見たさに開き、そのついでにスケジュールをちゃんとチェックするようになったのだ。
あらゆる手帳術が意味をなさず、困り果てていた私が、スケジュールをチェックできるようになるなんて…。
推しパワー、すごい。
有効なライフハックは人それぞれ。「推し」がいる皆さん、いかがでしょうか?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044009923
以来、私は診察予約をすっぽかすことがなくなった。ついでに言うと、忘れたくない予定は全て手帳に書き込むようになったため、テレビにメモを貼り付けることも減った(たまに貼る)。
発達障害当事者向けのライフハック(生活や仕事における工夫)はさまざまであり、それらには試す価値が大いにあると思う。しかし、発達特性の出方やグラデーションもさまざまであるため、全ての方法が全ての当事者に有効だとは限らない。それぞれの性格にもよるだろう。
私は目の前にニンジンをぶら下げられたら、嬉々として走り回るタイプの動物なので、たまたま得たこの方法がてきめんだった。しかし全てのADD当事者にすすめられるものではない。
とはいえ、「寝ても覚めてもその人ばかり。その人の話なら鼻息荒く何時間も語れる」という存在が、2次元3次元問わずいるという方は、一度試してみても損はないと思う。効果の保証はいたしかねますが。
6歳の息子が「死んじゃいたい」との衝撃発言!その真意を聞いてみると……!?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.72】