2018年6月17日 11:00
パパの子育て力UP!?理論的に学べるペアレント・トレーニング「ここが良かった」座談会
高校生の女の子と小学校3年生の男の子、2児のパパ。息子さんは現在、通級指導教室、週1でLITALICOジュニアを利用。長女の誕生をきっかけにフリーランスで自宅で仕事をしていて、育児のメイン担当。ペアトレを受講。
Oさん: 息子のお世話は僕の役割になっているので、療育や診察に行くなどはほぼやっています。
それで、僕自身が子どもと接するにあたって、やっぱり…怒ったりすることがすごく多くて嫌だなと思っていたんです。
僕自身の処し方だったりとか、こうすればいいというメソッドが欲しいと思っていた時期でもあったので…通っていたLITALICOジュニアで「ペアトレやります!」と聞いて「ありがたいです!」って、すぐに受けたっていう感じです(笑)。
ペアトレで学んだことを家での困りごとに応用できた
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ーーペアトレ・パパトレに参加してみて、いかがでしたか?そのときに学んだことなどを教えていただけますか?
Yさん『整え上手のコツ』というのがありまして…
一時期子どもが保育園に行くのをすごく嫌がっていたんです。
それで、なんで嫌なのかなぁって考えて、『整え上手のコツ』にあった、「気になるものや苦手なものがあるとできにくい」っていうのを思い出したんです。それで、何が気になっているんだろうって考えていったら、「パパが嫌」なんでした。
ーー「パパが嫌」と言われると、ドキッとしますね。
Yさん: パパがいることがすごく落ち着かなくて、ママとお姉ちゃんに一緒に行って欲しいと訴えていたっていうのがやっと分かった。「そうか、パパがいるのが嫌なのか」っていうことで、じゃあそれを取り除こう…「パパは先に出ちゃおう」って。
太下さん: なるほど!考えて見つけたんですね。
Yさん: 先に出ると言っても、私はすぐ近くで待っていて、ママとお姉ちゃんが息子を自転車置き場まで連れて行く。一緒に行ってくれる体裁にして。
『整え上手』で「予定や指示を視覚的に示す」というコツも知りました。うちの場合、いつも送り迎えに使う自転車が保育園に行くためのアイテムなので、「自転車を見る」ことで、すっと保育園に行くモードに変わる。
それで、自転車を見たときにパパが登場して「行くよ!」と。
ーーすごい!
Yさん: そうなると既に気持ちが自転車に乗って保育園に行くモードになっているので、ママとお姉ちゃんにバイバイして、すんなりパパと一緒に行ける。