2019年1月31日 07:00
病めるワンオペママ、専門家に直撃相談!Vol1.「病歴10年、私のうつ病治りますか?」
うすうす感じていた異変が確信に。病院へ行ったあの日のこと
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私が病院に行くきっかけになったのは、約10年前のある日のこと。突然目の前が真っ暗になり、その場にしゃがみ込んでしまったという出来事でした。
それまでも、なんとなく不眠があったりめまいがあったりはしましたが、大ごとだとは思わず…。でもこの日、今までとは明らかに違う体の異変に不安を感じました。子どもたちのことが頭をよぎり、放置せずきちんと専門の先生にみてもらおうと、病院に足を運びました。
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このとき、「病気」と言われてホッとしました。病気なら治るんだ、と安心したからです。
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うつ病やパニック障害は、なにかしらの大きなストレスが原因となることがあると言います。
もともとの私は、空気の読める社交派だと自任しています。ざっくばらんにくだけた会話もできますが、会話と同時に考えを整理しながら話すので、常に脳内はおしくらまんじゅう。ちょっとした会話でも心身ともにエネルギーを消費します。
また、自分も誰かに相談したいことがいつもあるのに、友人知人から相談される立場になることが多くて、他の人の分も悩みを抱え込んでしまいます。せめて夫には頼りたかったのですが、少しでも愚痴をこぼせば、罵倒の嵐でした。
現在は、次男(高1)が思春期真っ只中で、私の心の負担は、さらに重くなっている状態です。
精神科の専門医に聞いてみた!
最近ではパニック障害は落ち着いてきたように思いますが、たまに、強い不安に襲われることはあり、薬を手放せずにいる日々。
「自分はちゃんと回復に向かっているの?」という思いがよぎります。
堂々巡りしている今の自分をもっと客観的に見るために、ある人のところを訪れました。
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お会いしたのは慶應義塾大学精神・神経科学教室の特任助教などを務めている、増田史先生。
精神科医の専門的立場からお話を伺いました!
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薬を飲み続けて10年余。原因となる環境を変えるのは簡単ではありません。