子育て情報『「社会の日常」が破壊されている今、ASDの宇樹が試している生活習慣、セルフケア』

2020年4月18日 08:00

「社会の日常」が破壊されている今、ASDの宇樹が試している生活習慣、セルフケア

昼の間に心身の緊張を高めすぎないよう、リラックスする時間を多めにとるように心がけています。

もともとほとんど家から出ない私でさえ、外出を自粛するようになってからは運動不足でイライラしたりするので、リラックス時間にはストレッチなどでできるだけ身体を動かすようにしています。

緊張が出がちな人は歯を食いしばっていることも多いのではないでしょうか?私はアゴまわりを中心にほぐして、深い呼吸ができるようにします。スマホアプリを使ってマインドフルネス(瞑想のようなもの)も実践しています。

天気のよい日には、感染リスクの低い屋外を散歩することもあります(マスクをし、人混みを避けています)。今の時期、あちこちが花ざかりで心が和みます。

出典が思い出せないのですが、ずいぶん昔、「眠れない人は『生きることに実感を持てない人』だ」という話を目にして、なるほど! といたく納得したことがあります。

なんでも、眠りは「小さな死」であり、安心して眠る(小さな死を迎える)ためには「私はきょう、十分に生きた。
この生に満足している」という実感が必要なのだそうです。

このため私は「よい睡眠をとるためには、単に一日リラックスして過ごすことだけでなく、なんらかの達成感や充実感を得られるような活動もしたほうがよいのだろうな」と思っています。

「充実した時間」では、自分の興味分野のことに没頭したり、こだわり行動をあえて爆発させたりしています。お菓子やパンを焼いたり、情報を集めて整理したり、ほのぼの系の漫画を読んだり、映画・音楽鑑賞したり。仕事仲間と「そのうちこんなことやりたいね」などと夢のある話をすることが、想像以上にエネルギー源になってくれたりもします。

私の場合、見通しが立っていると安心するので、新型コロナウイルスについての情報収集はある程度しておいたほうが落ち着きます。しかし、科学技術振興機構による以下の発表を念頭に、「新型コロナウイルス関連情報に触れるのは1日最大4時間まで」を目安にしています。

https://www.jst.go.jp/pr/announce/20120426/index.html
共同発表:東日本大震災の救援者の心的外傷後ストレス障害に関する調査災害後のPTSD予防に向けて - 科学技術振興機構

普段、活動量計という装置をつけて生活し、自分の睡眠の質や自律神経の状態を客観視できるようにしています。

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