2021年2月11日 08:00
転校先でのいじめ、味方のいない毎日で家で暴れる娘。苦悩を振り返って思う「出会い」の大切さ【小学校生活での困りごと 第2話】
と称して1才の息子と家の外に避難していました。その様子を見ていた近所の人からは「思春期だものね」と言われました。私はその言葉に違和感を覚えましたが、どうしたら良いのか分かりませんでした。
Upload By 荒木まち子
娘自身も悩んでいた
この時期、娘自身も自分が家で暴れてしまうことをとても悩んでいて、いろいろなところに相談していました。
Upload By 荒木まち子
しかしながらどの相談先も娘の悩みを解消することはできませんでした。
やっと見つけた相談先は...
当時は放課後等デイサービスがなかったので、私は民間の支援機関を探しました。
インターネットやクチコミを頼りにいろいろ探した末、私達は「プロの支援者」に出会うことができました。
娘はその方から「自分は悪くない」ということを学びました。
私は娘の障害への理解を深めることができました。また学校へのアプローチ方法も知ることができました。
支援を受け始めてしばらくすると、ソーシャルスキルトレーニングを受けている部屋から、娘の笑い声が聞こえるようになりました。
久しぶりに聞いた娘の笑いに、私は心から安堵したことを覚えています。
『娘がいま生きているのはその支援者に出会えたから』といっても過言ではありません。
娘自身も「先生は私を救ってくれた命の恩人」と公言しています。
発達障害に由来する問題の相談は、発達障害に対する理解と知識、経験がある支援者でなければ解決には導けないと私は実感しました。
次回は
次回は“学校への働きかけ”と“情報共有”について書いていきます。
発達ナビライターによる小学校生活での困りごとエピソードをあつめたまとめコラムはこちらです。
LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
https://h-navi.jp/column
「えっ?」スーパーで試食したい!と言う子ども→あげようとしたら、店員さんが衝撃発言!その理由は…