子育て情報『新連載!生まれたわが子はダウン症だった――青天の霹靂だった6年前の障害告知を経て』

2022年1月15日 14:15

新連載!生まれたわが子はダウン症だった――青天の霹靂だった6年前の障害告知を経て

いやもう、青天の霹靂というか、予想だにしなかったというか、金槌で頭打たれるほどショックで頭真っ白になるとはこのことかー!と思ったほどでありますよ、はい。

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「本当の幸せ」を子どもに教えてもらっています

私がそうだったように、産後すぐに「自分の子どもに障害がある」と告げられるママさん、パパさんの多くは危機的な状況に陥ります。愛する子どもは「健康で生まれてきてほしい」と願うのが親心なのですから。

じゃあ、健康でない、障害のある子の子育てが不幸なのかというと、全くそんなことはありません!もちろん、ちょっぴり大変なことはありますが、それ以上に楽しく、幸せなことがいっぱい待っています。だからどうかこれを読んでくださっているママさんは悲観しないでと伝えたいです。

今では「ダウン症という障害があってもなくても、きいちゃんがわが家に生まれてきてくれて本当によかった…!」としみじみパパと話しているほどです。

ゆっくりでも確実に成長していく『ダウン症のあるわが子』に勇気づけられ、感動させられ、そして「本当の幸せとは何か?」ということを日々教えてもらっています。そういったいわば最近は『私の心の師匠』にもなりつつあるダウン症のあるきいちゃんと私たち家族のお話を少しずつこの場を借りてお話させて頂ければと思います。

どうぞよろしくお願い致します。


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執筆/星きのこ

(監修:鈴木先生より)
私がまだ研修医なりたての1985年に、「ダウン症の健康手帳」がダウン症児の親の集いである「こやぎの会」から発行され始めました。その1ページ目には「天国の特別な子ども」と題した以下のようなポエムが載っています。

「会議が開かれました。(途中略)神様に向かって天使たちは言いました。“この子は特別の赤ちゃんでたくさんの愛情が必要でしょう。(途中略)この子の生涯が幸せなものとなるように、どうぞ神様、この子のためにすばらしい両親をさがしてあげてください。(途中略)天から授けられたこの子によって、ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう。神から送られたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこのとうとい授かりものこそ天から授かった特別な子どもなのです”」

ダウン症の患者さんを診るたびにこのポエムを思い出しています。

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