2022年3月21日 14:15
「私はバカ」算数の授業についていけない小5娘への「頑張ろう」は間違ってた?軽度知的障害の診断がおり、母が決めた「現在のミッション」
学校では何度も話し合いを重ねていました
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ゆいの勉強の遅れについては学校と何度も話し合いを重ねていました。
遅れている子も取りこぼさず見てくれようとしている学校には感謝しています。その中で、担任の先生から「ゆいさんは現在の算数の授業についていくのはとてもキツそうです」と言われたことがありました。
ゆいは授業をまじめに聴いてはいるのですが、理解できていませんでした。それでも、必死に授業のノートを取ろうとしていました。しかし、それさえも間に合わないのです。ゆいがノートを取り終わる前に板書は消され、次に進んでしまいます。
現在の授業はゆいにとってはかなりのハイペースで、ついていけないのでした。
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私は今までゆいの成績が悪いことに一度も残念な顔をしたことはありません。ましてや叱ったことなんかありません。勉強はそこそこでいいから、毎日を楽しく過ごしてほしかったのです。
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テストの結果や成績表を見ても「これだけできていたら充分!また次に頑張ろうね!」と明るく言うように努めてきました。
それでも本人はいつも浮かない顔をしていました。
親が何も言わなくても、自分が周りの子に比べて勉強が苦手なことはゆい自身気づいていたようです。
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「わたしはバカなの」勉強の遅れが目立ち始めてからのゆいは…
「わたしはバカなの」
ゆいは自分のことをそう言うようになったのは、勉強の遅れが目立ち始めてからでした。こう思わせるようになったのも私の責任だと感じています。いくら頑張っても勉強についていけず、毎日の算数の授業がつらかったのだと思います。
今となっては、私があのときやるべきだったのは「頑張ろう」と励ますことではなく、早急に周りに相談してゆいに合った環境を探すことだったのだと分かりますが…。遠回りをしてしまったなと反省しています。
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診断が下り、私が決めた「現在のミッション」
発達検査を受け診断が下りた現在、私のミッションは「ゆいがつらい思いをせずに学校へ通うこと」になりました。
将来のことを考えると不安でいっぱいです。とくに就職がどうなるのか分かりません。勉強をすっぱりとあきらめていいのか…など考えればキリがありません。