子育て情報『母の財布からお金を何度も盗むADHD息子「遊ぶお金が欲しくて」「小遣いが少なすぎる」開き直る様子に母は…?』

2022年5月29日 14:15

母の財布からお金を何度も盗むADHD息子「遊ぶお金が欲しくて」「小遣いが少なすぎる」開き直る様子に母は…?

息子の気持ちも考えて、仕方なく夫には内緒でお小遣いを月5千円にアップすることにしました。そして、前借交渉も毎月2千円までOKにしました。次の月に返済できないものは、16歳からはアルバイトをして返してもらうことにしました。

それからはお財布からお金を盗む行為はなくなりました。

でも正直この時期の子どもの対応ではどうするべきだったのか、今でも正解が分かりません。
甘やかすことになっていないだろうか?
お小遣いは値上げせず月3千円で我慢させるほうがよかったのか?


子どものお小遣いの話はママ同士でもあまり話題には上らないので、ほかの家の子は決められたお小遣いできちんと我慢ができるいい子なのかしら?と不思議でなりません。

執筆/かなしろにゃんこ。

(監修:井上先生より)
家庭の中でのお金のトラブルは相談の中にもよくあがってきます。
お小遣いの金額というのはわが家ルールで決められていると思いますが、交際費は付き合う友達にもよるでしょう。親に内緒で財布から持ち出す行為は、絶対によくないことを本人に分かってもらうことが必要ですが、本人も親も感情的になってしまうと納得のいく結果が得られなくなってしまいますね。お金の価値を理解してもらうためには、「前借」ではなくお手伝い(労働)をしたあとに決められた報酬を受け取るという約束(労働契約)がよいと思います。場合によっては、仕事の出来栄えによる評価を併用してもよいかもしれません。お金の使い方やルールは将来的にも大切なので、本人が納得できるよう丁寧にお話していけるとよいと思います。

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