2022年8月17日 06:15
育児書は「定型発達の教科書」のようで。わが子の自閉症が分かったとき、一度は見るのをやめたけど。今改めて開いたら…
現在のPもまだ単語が主ではありますが、たまに2語文から3語文を話し始めるようになってきたので、もしかしたら「何年か後には滑らかに言葉が出るようになるかもしれない?」と、読むのがつらかったはずの育児書から希望を持てるようにもなりました。
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時が経ち、今ごろになって育児書が参考になると思えた…
そして、育児書にはこんなことも書かれていました。
「ママが他の人と会話するのを見せれば、赤ちゃんもママの真似をして自然とお喋りするようになります。」
Pの場合は、自然とお喋りするのは難しいのですが、私が誰かと何気なく会話している姿をPに見せることは、7歳になった今のPにとっても、ちゃんと学びの場につながっているのかもしれない!と改めて気づかされました。久しぶりに開いた育児書から、日頃の些細なことからでも、Pの発達を促すことができるということを思い出させてもらえました。
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私は、「育児書に書いてあることが全ての子どもに当てはまるわけではない」と自分自身が痛感したことで、時に育児書の存在は、人によっては残酷なものにもなると思っていました。でも時を経て、私にとって開くのもつらかった育児書の存在は、今現在、「参考になる!」と思えるようになりました。そんな自分の気持ちの変化に驚いています。
執筆/みん
(監修:井上先生より)
育児書の発達段階は、標準的な発達が大まかな段階で分かりやすく書かれていると思います。少し年齢が上ったときにも参考になる部分はあるかもしれません。とは言え、子どもの発達は決して順番通りではなく個人差もあります。特に発達に偏りのあるお子さんは得意不得意の領域の差も大きいと思います。大まかな発達段階は参考にしながら、発達の順番通りにこだわらず、得意な分野や現在できるようになってきていることを中心に子育てされていくと良いかもしれません。
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