子育て情報『場面緘黙(選択性緘黙)と発達障害の関係や治療法は?大人の場面緘黙や二次障害の防ぎ方などをイラストで解説【医師監修】』

2022年11月23日 14:15

場面緘黙(選択性緘黙)と発達障害の関係や治療法は?大人の場面緘黙や二次障害の防ぎ方などをイラストで解説【医師監修】


発達障害と場面緘黙の関連性は?二次障害、治療についても解説

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場面緘黙(選択性緘黙)とは、たとえば家庭では問題なくおしゃべりができるのに、幼稚園や学校、公共の場など特定の場面で「話せない」状態をいいます。子どもだけではなく大人も場面緘黙の症状があらわれることもあります。

このコラムでは
・発達障害と場面緘黙の関連性
・発達障害の二次障害としての場面緘黙について
・場面緘黙の治療法、早期発見・早期治療の重要性
などについて解説します。

※医学的な診断基準とされるDSM‐5では「選択性緘黙」と表記されていますが、日本では一般的に「場面緘黙」という名称が用いられています。このコラムにおいては、「場面緘黙」という名称を用いて、説明していきます。


場面緘黙は発達障害なの?

場面緘黙は医学上の定義では不安症(不安障害)の一種と考えられており、発達障害には含まれていません。

しかし、教育分野や行政政策の上では「場面緘黙」は発達障害者支援法の対象になっています。実際のところ、発達障害のある子どもの中には場面緘黙を併存しているケースもあります。


2000年にアメリカの学会でクリステンセンが発表した説によると、発達障害や不安症(不安障害)は場面緘黙と併存しやすく、コミュニケーション障害、発達性協調運動症、軽度知的障害、自閉スペクトラム症(ASD)などとの併存が見られる場合もあるそうです。

https://www.jaacap.org/article/S0890-8567(09)66142-6/fulltext
参考:Kristensen, H.Selective mutism and comorbidity with developmental disorder/delay, anxiety disorder, and elimination disorder, The American Academy of Child and Adolescent Psychiatry. 39. 249-256. 2000.(「場面緘黙症と発達障害/遅れ、不安障害、排泄障害の併存」)

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