子育て情報『自閉症長男、就学まであと1年!「集団行動、友達トラブル、順番ルール」の壁に焦り…療育と家庭で行った、学校生活への不安解消の取り組み』

2022年12月20日 06:15

自閉症長男、就学まであと1年!「集団行動、友達トラブル、順番ルール」の壁に焦り…療育と家庭で行った、学校生活への不安解消の取り組み


できることを増やしたい…焦っていた年長

自閉症長男、就学まであと1年!「集団行動、友達トラブル、順番ルール」の壁に焦り…療育と家庭で行った、学校生活への不安解消の取り組みの画像

Upload By ゆきみ

自閉スペクトラム症のあるけんとは、年中~年長のときに、こども園に通っていました。

自分の興味があることはとことんやるけれど、興味がないことは一切見向きもしない性格。年中のころは、体操、お遊戯、制作、園の行事などに参加することはほとんどありませんでしたが、年長になって園のご協力もあり、少しずつ参加することが増えてきました。

先生が声かけをしてくださったときに興味があれば参加するし、なければ参加しないで自分の好きなことをすることも多かったようです。

こども園や普段の様子から
「集団行動や、順番に並ぶのが苦手」
「人の使っているものを勝手に使う」
「興味がない授業を受けられるのか」
「ルールを守れるのか」
…などが特に心配でした。

小学校では特別支援学級を希望していたので苦手なことは支援していただけるかもしれないと思っていましたが、就学に向けて少しでもできることを増やしたいと焦っていました。不安でいっぱいだった年長のころに行った、児童発達支援施設と家庭での取り組みについて振り返ってみたいと思ます。



就学に向けた年長向けの児童発達支援施設で

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通っていた児童発達支援施設は、その日の流れをイラストにし、順番に並べて伝えるなど、視覚を使った支援を行っていました。視覚優位の特性をもつけんとにとっては、やることが分かりやすかったのか、興味がそれほどないことでもプログラムに参加することが多かったようです。

そこは年長の子どもの就学に向けたプログラムをメインとしている児童発達支援施設。制作課題では、みんなで協力して1つのものをつくることもありました。ハサミや、のりなどの貸し借りをお友達の間でする、というのも目的になっていて、苦手そうな場合は指導員さんが間に入って一緒に伝えてくださいました。

鬼ごっこのような少しルールのある遊び、順番に並びながら行う粗大運動のサーキッド、少人数ずつ横断歩道を渡りに行く課外活動…など、就学を意識したプログラムを行ってくださいました。帰り際、その日の子どもの様子を教えてもらい、何が苦手なのかを知ることができました。構音障害のあるけんとは、言葉で伝えるのが苦手。
人の使っているものを勝手に取ってしまったり、ルールのある遊びも理解せずなんとなくやっていたりするようですが、繰り返していくたびに少しできるようになることもありました。

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