子育て情報『食事中の動画がやめられない!発達障害グレー息子の立ち歩き対策と、外食時のマナーに葛藤【専門家アドバイスも】』

2023年6月13日 06:15

食事中の動画がやめられない!発達障害グレー息子の立ち歩き対策と、外食時のマナーに葛藤【専門家アドバイスも】

家族で楽しくおいしく外食をしたい、親が疲れたので外食で食事は済ませたいなど目的があると思います。お子さんに苦手な「待つ」を強いてまで、そして保護者もひやひやイライラしながら食べても楽しくはないでしょう。毎日のことではないと思いますので、たまにはそういう特別も親子それぞれにあったらいいかもしれません。また、特性に関して言えば、非日常やイレギュラーが通用するかどうかにもよります。一度ルールを崩してしまうと、家でも動画がないと食べられなくなるといった場合には、もしかしたらそこは慎重にした方がいいかもしれません。
子育ての中では、何のために何を選択するか、その判断が問われることが多いですね。保護者ご自身が納得いく選択であれば、それはそのときにはよい判断と言えると感じます。

コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。
ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。

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