子育て情報『ADHD息子がいじめ加害者に!?先生と保護者の言動に追い詰められたわが子は…【読者体験談】』

2023年7月7日 06:15

ADHD息子がいじめ加害者に!?先生と保護者の言動に追い詰められたわが子は…【読者体験談】

など直接言われることがありました。妹は「違うクラスだから知らないです!」とかわしていましたが、娘にそのような言葉をかけてくるお母さまの行動に、不安になりました。


息子の帰りが遅い…。まさかの待ち伏せで息子の心に傷が…

3学期のことです。夕方用事があったため、息子と娘には寄り道せず帰るように伝えていました。しかし先に帰ってきたのは娘一人。息子は?と聞くと、「途中で抜かして来た」と言います。それならばすぐ帰ってくるだろうと待っていたのですが、なかなか帰ってきません。
20分ほどしてやっと帰ってきたと思ったら、息子の表情は真っ青!そしておびえながら今あったことを教えてくれました。

娘に抜かされた後、友達と少し遊んで帰路についた息子。もうすぐ家に着くという場所で、Aくんのお母さまが家の近くで立っているのに気がつきました。すっと通り過ぎようとしたところ、お母さまに制止され、「Aをいじめてるでしょ?いじめないで!」と詰め寄られたのだそうです。びっくりした息子が防犯ブザーを鳴らそうとすると、それも制止されてしまい、何度も何度も同じ言葉をかけられたそうです。やっと手を離してくれた瞬間、息子は走って逃げ帰りました。

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息子はこの一件のあと、よくうなされて夜中に起きることが増えました。本当に怖かったのだと思います。


それからは、私が迎えに行くことを条件に登校はしてくれましたが、Aくんのお母さまはよく学校内にいて、息子だけでなくいろいろな子に「いじめないで!」「Aを守ってあげて!」と声をかける姿があったそうで、それを見かけるたびにわが子たちは不安な気持ちになったといいます。


クラス替えで別のクラスに。大人をもう一度信頼してもらうために

5年生になると学校の配慮でAくんとは別のクラスになりました。Aくんとの接点がなくなり、息子もどうにか登校しています。

新しい担任の先生は、友人間でトラブルがあっても双方の意見を聞いてくれ、どちらかを一方的に悪者にすることはしません。ですが、息子の傷は深く、「先生」という存在への不信感を持ったままで、ほんのちょっとした注意を受けただけでも、「やっぱり僕の言うことは誰も聞いてくれない。僕だけが悪者」と悲観的にとらえ心を閉ざしてしまいます。そういうときは、私も担任の先生から話を聞いて、息子が納得できるまで話をしています。

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