2023年9月13日 06:15
2歳まで発語ほぼなし、集団行動ができず療育へ。不安で落ち込んだ日々…5歳になった今、息子の成長と母のメンタルは
2歳まで発語ほぼなし、3歳から療育へ…不安でいっぱいだった私
しのくんは、2歳まで意味のある発語がなかったことがきっかけで、ことばの教室へ通うことになり、5歳になった現在も続けています。また、集団行動が苦手だったため、3歳からは療育センターにも通うようになりました。
初めの頃は、どうしたらいいのか全く分からないことばかりで、私のメンタルはボロボロ。不安でいっぱいの毎日を過ごしていました。
そんなしのくんも気づけば5歳。心も体もずいぶんと成長しましたが、まだまだ同じ年の子どもと比べて言葉の遅れがあるなと感じます。
たまたま出会った同い年の男の子。初めは楽しそうにしていたけれど
それはゴールデンウィークに家族で海に釣りに行った時のこと。
偶然にも、しのくんと同じ年の男の子と出会いました。
当時しのくんが大好きだったキャラクターの描かれた服をしのくんが着ていて、そのキャラクターの話で男の子と盛り上がっていたのですが……しのくんが何を言っているのかうまく伝わらず、男の子が相手をしてくれなくなってしまったのです。
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しゃべっても相手に伝わらない、聞いてくれないと思ったしのくんは、相手を振り向かせるために大きな声で話しかけます。
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そして、その想いは虚しく……
男の子に「声が大きくてびっくりする!」と言われてしまいました。
その後しのくんは、小さな声でその男の子に話しかけていましたが、やはりしのくんの思いは伝わりにくいようでした。
以前の私だったら落ち込んでいたはずの出来事。でも今は…
しのくんは、自分の言葉で物事を表現することが苦手で、考えたことをそのまま口に出しやすい傾向があります。特にサ行とラ行の発音が苦手なこともあって、余計に何をしゃべっているのか、親は理解できるけどほかの人には分からないことが多いです。
この時は、コミュニケーションの相手が同じ年の子どもだったので、なおさら伝わらなかったんだと思います。そして、そんなしのくんを見て一人で不安になって焦っているのが以前の私でした。以前の私だったら、「どうしよう!どうしよう!」と不安になって落ち込んでいたと思います。
でも……今の私は違います。
しのくんが男の子とうまく話せなかったときも、「いつかできるようになるさ」