子育て情報『ADHDグレーゾーン息子、0歳から偏食?離乳食を断固拒否、幼児食も大苦戦!食べない理由と改善のきっかけ』

2024年1月28日 14:15

ADHDグレーゾーン息子、0歳から偏食?離乳食を断固拒否、幼児食も大苦戦!食べない理由と改善のきっかけ

お友達より食べる量は少な目ですが、すごく食べる日もあるし何より元気に成長しているので食事に関してはあまり気にならなくなりました。

気にならなくなるまでには長い道のりがあり、息子の食事のことで私がノイローゼ気味だった時期もあります。
たかが食事と思われるかもしれませんが、1日に3回もあることです。食べないと心配だし、せっかくつくった物を食べてくれないのは悲しくて親として大きな悩みでした。

私は自分が食べるのが大好きなので食に興味が薄いという状態が理解できず、ごはんは本能的に食べる物なのだと思いこんでいました。でも今の息子を見ていると、言語聴覚士さんに言われた通り乳幼児期に食べなかったのは食への興味の薄さだったんだなと納得しています。
今では、息子には息子の食事のペースがあると思い気長に見守っています。

執筆/鳥野とり子

(監修:初川先生より)
ねこ太くんの食事にまつわる、とり子さんの悩みと対応の変遷のシェアをありがとうございます。

ミルクをうまく飲まない、離乳食で大苦戦、幼児食も大苦戦……こうしたことに心当たりのある読者の方も多いのではないでしょうか。とり子さんも書かれていましたが、つくったものを食べてもらえないのはどうしても保護者の心情としては悲しくなりますね。

折々に小児科の先生や言語聴覚士の先生など、専門家の方に見ていただきながら対応されてきたこと素晴らしいと思います。何か器質的な問題や体の使い方の問題などがあればそれはそれで対応する必要があるのでそのあたりをまず相談されてこられたことは何よりです。「食への興味が薄い」「食に執着がない」といった話は相談場面ではよくうかがいます。ただ、ご家族の中に同じような傾向の方がいないとなかなかそうした要因は思いつかないかもしれないですね。

ねこ太くんは児童発達支援事業所での給食がきっかけでさまざまなものを食べられるようになったとのこと。小学校での給食をきっかけに食べられるものが増えたという方もいらっしゃいます。
同世代の子たち、家族ではない大人(先生方)との食事という状況から食べることに興味を持ったり挑戦したりするということもある、ということですね。
また、自分で食べ物(野菜など)を育ててみたり、調理してみたりしたことをきっかけに興味を持つお子さんもいます。

食事との付き合い方もお子さんの個性が出るところです。無理強いしていいことはないので、心配なことは専門の方に相談しながら、本人のペースや興味関心の変遷を見守っていけるといいと思います。

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