2021年10月27日 13:00
離乳食初期(ゴックン期・生後5~6ヵ月頃) 量や進め方は? おすすめレシピを紹介
生後5〜6ヵ月になって、ママやパパの食べているものに興味を示してきたら、ドキドキの離乳食がスタート。最初は嬉しいよりも、プレッシャーの方が強いかも? そんな新米ママに向けて、離乳食初期のポイントとつくりやすいレシピを紹介します。教えてくれたのは、料理家のみないきぬこさん。離乳食の基礎知識は、管理栄養士の清水季代さんにお聞きしました。
CONTENTS
1.離乳食の全体的なスケジュール
2.離乳食初期(ゴックン期・生後5〜6ヵ月頃)とは?
3.1回の量と増やし方。食材ごとの量の目安
4.離乳食初期の1日のスケジュール
5.離乳食初期のポイント・注意点
6.べっーとされない離乳食初期のゴックンレシピ
7.離乳食を上手に進めるコツ
離乳食の全体的なスケジュール
まずは離乳食のスケジュールをチェックしましょう!
■離乳食初期(生後5〜6ヵ月頃・ゴックン期)
「トロトロ」から「ベタベタ」へ
「トロトロ状のものから始めて、ベタベタ状まで進めていく時期です。10倍がゆからスタートし、1日1回、ひと口ずつ増やしていき、徐々に7倍がゆに移行します。離乳食をはじめて1ヵ月後くらいから2回食をスタート!」(管理栄養士・清水季代さん、以下同)
■離乳食中期(生後7〜8ヵ月頃・モグモグ期)
「ツブツブ」から「みじん切り」へ
「ゴックンにすっかり慣れたところでツブツブ状へ。
舌を上下に動かして、モグモグする練習です。おかゆは5倍がゆ、野菜は舌で簡単につぶれるツブツブ状にし、パサつく魚や肉にはとろみをつけて食べやすくしましょう」
■離乳食後期(生後9〜11ヵ月頃・カミカミ期)
「粗みじん切り」から「コロコロ」へ
「モグモグの次は、歯ぐきでカミカミに挑戦! 粗みじん切りからコロコロ状まで進めていきます。後半からは3回食に進んでいきましょう。この時期から母乳やミルクよりも離乳食からの栄養が上回るので、鉄分補給を意識してくださいね」
■離乳食完了期(生後1歳〜1歳半頃・パクパク期)
「半月切り」から「輪切り」へ
「カミカミすることに慣れてくると、やわらかく茹でたニンジンの輪切り程度なら、前歯で噛み切れるようになります。半月切りから輪切りくらいまで少しずつ段階を上げていきます。食材による味の違いやかたさの強弱を経験させてあげましょう」
離乳食初期(ゴックン期・生後5〜6ヵ月頃)とは?
離乳食をスタートし、2ヵ月の間を言います。