子育て情報『将来成功するのは「なぜか人に好かれる子」。渋野日向子選手の自己肯定感は高い?』

2020年1月24日 09:25

将来成功するのは「なぜか人に好かれる子」。渋野日向子選手の自己肯定感は高い?

「素直な性格で人なつこく、柔軟性がある」「我慢する力があり、地道に努力ができる」「ユニークな発想に富み、話がおもしろい」などです。幼い頃からこのような性質を持ち合わせている子は、往々にして周囲の人たちからかわいがられます。すると、良い性質はますます伸びて、“人に好かれる力” もぐんぐん高まっていくというわけです。

その中でも最も重要なのが「素直である」ということ。永井先生は、「物事をあるがままに素直に受け入れ、人のアドバイスを聞き入れられる耳を持つ子どもは、人に好かれる力につながる性質を獲得していける素地がある」と述べています。先ほどの渋野日向子選手も、もともと素直だからこそ、周囲の人たちの意見を聞き入れて、柔軟に対応できる力をつけていったのではないでしょうか。

人に好かれる子の特徴04


人間関係の基礎は親子関係。親子の会話が「好かれる子」をつくる!

最後に、「人に好かれる子」になるにはどうしたらいいか、また親が心がけることについてお伝えします。


■思いやりの心が育つように導く
前出の榎本先生によると、日常の何気ないやりとりのなかでも、相手の気持ちを想像するように導くことができるといいます。たとえば、子どもが話すエピソードから、「お友だちの○○ちゃん、嬉しいだろうね」と気持ちを代弁したり、散歩中に「このお花、おひさまが当たらなくて寒そうにしているね」と人間以外の生き物の気持ちを想像させたり、絵本の登場人物を題材にしたりしてもいいでしょう。

■読書を通じて視野を広げる
『わが子が「お友達」関係で悩まない本』(フォレスト出版)の著者で、小学校教師歴38年の風路京輝先生は、「人に好かれる子とは、相手の立場、状況、そして感情を想像して寄り添ってあげることができる子です」と述べています。その力をつけるのに効果的なのは「読書習慣」です。

風路先生によると、「文字を通して頭の中で情景をイメージする能力は、相手の気持ちを推し量る能力にもつながる」とのこと。そして、さまざまな本を読むことで視野が広がると、違う価値観に遭遇しても柔軟に受け止め、対応できる力が養われるといいます。

■子どもを問い詰める聞き方をしない
風路先生は、子どもに対して「どうして○○なの?」という聞き方をしている親御さんには、「どうしたら△△になるかな?」という表現に置き換えることをすすめています。

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