2016年3月18日 18:00
早期発見がカギ? 「がん」発症のメカニズムと治療法への期待
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こんにちは。医療カウンセラーのyoshiです。
がんというのは、医学が大きく発展してきている現代でも、大きな病気、難病になってしまうことが多くあります。
早期発見が重要とされており、それによる治療をすることができれば、 がんであっても十分に充実した生活を送っていける可能性はあるとされています。
がんというのは、皮肉なことに自分自身の細胞 が大きな敵になってしまいます。なぜこのようなことが起こるのかというと、遺伝子の異常が影響しているのです。
遺伝子は体をつくりあげていくための設計図であり、この設計図に間違いがあったとき、それを正していく力は人の体にはありません。
がんというのは、遺伝子に異常が起きて設計図が大きく間違ってしまい、存在しなくていい細胞が次々にできあがってしまうのです。
ただ、遺伝子の異常というのは、体の中で比較的多く起こっています。それががんにならないのは免疫細胞がしっかりと機能しているから です。
設計図が間違ってしまっていても、その間違いを消してくれる免疫細胞がしっかりと機能する限り、がんの脅威はあまり感じないで済むことになります。
間違いを消してくれるというのは、設計図の間違いを直してくれるわけではなく、設計図によってできてしまった余分なものをなくしていくという意味です。
設計図である遺伝子自体の治療は現在研究されています。
●予防や早期治療以外での治療に大きな期待
がんになる人は、毎年60万人を超えています。
しかし、その半数ほどは早期発見によって症状の改善を期待できるようになってきています。
これは早期発見・治療について社会的な関心が高まったと共に、医療的な技術がそれに対応できるようになってきているからです。
しかし、再発・転移・悪化してしまった場合、“治療”をすることは難しくなってしまう のが現状です。
そのため、早期発見・予防を大切にしながらも、新しい治療・画期的な治療に対して大きな期待がされています。
設計図となる遺伝子自体に対しての治療も期待されているもののひとつと言えます。
【参考リンク】
・細胞ががん化する仕組み | がん情報サービス(http://ganjoho.jp/public/dia_tre/knowledge/cancerous_change.html)
●ライター/yoshi
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