子育て情報『「サッカーが楽しい!」を大人が邪魔しない世界をつくっていきたい/サカイク10年目に向けた思い』

2019年12月6日 08:00

「サッカーが楽しい!」を大人が邪魔しない世界をつくっていきたい/サカイク10年目に向けた思い

2010年12月6日にオープンしたサカイクは、今日で10年目を迎えました。この10年目という節目に、あらためて読者のみなさんにお願いしたいことがあります。

目次

・子どもの楽しいを大人が邪魔している
・サカイクを読んで欲しい人には届かない
・サカイクをみんなのハブに。10年目のアクション


「サッカーが楽しい!」を大人が邪魔しない世界をつくっていきたい/サカイク10年目に向けた思い


■子どもの楽しいを大人が邪魔している

オープン最初の月はわずか4,000人しか訪れなかったサイトも、今では月間40万から50万人の方々にご利用いただいています。

これまで支えてくださった読者の皆様、取材にご協力いただいた皆様、制作パートナーの皆様、そして我々の考えに賛同いただきサポートしてくださっているスポンサー企業の皆様、すべての方々に心よりお礼申し上げます。

サカイクは「自分で考えるサッカーを子どもたちに。」をスローガンにしたジュニアサッカーの保護者向けメディアです。

サカイクをオープンさせる前、調査として様々な大会現場に足を運びました。

プレーが途切れるごとにグラウンドに大声が響き、子どもたちはボールではなくその声の主を目で追いかける。コーチはベンチから指示を出し、指示通りに進まなければ 怒鳴り声をあげる。
「シュートだよ!」 「パスだパス!」 保護者も大声で子どもたちへ激を飛ばす。試合が終われば罰走や反省会。そんな環境でプレーしている子どもたちの顔は、決してサッカーを楽しんでいるようには見えませんでした。

『子どもの「サッカーが楽しい!」を大人が邪魔しない世界をつくっていきたい』
そんな思いからサカイクはスタートしました。

子どもが好きではじめたサッカーなのに、周囲の大人たちは余裕をなくし、目の前の結果にこだわってしまう。一生懸命やればやるほど子どもたちは追い詰められていく。子どもからサッカーの本当の楽しさを奪っているのは、周囲の大人たちが作り出す環境にあるのではないか...。

「サッカーが楽しい!」を大人が邪魔しない世界をつくっていきたい/サカイク10年目に向けた思い


■サカイクを読んで欲しい人には届かない

「子どもが心からサッカーを楽しむことが、やる気につながり、子どもの自立や成長を導く。
大人がやらせるではなく、子どもが自発的にプレーし、成長していける環境をつくっていくためには?」

サッカーの現場で起きる問題はサッカーの世界、スポーツの世界だけの問題ではなく、子どもたち自身の問題、そして親やコーチ、周囲の大人の問題、広く社会の問題に直結しています。様々な問題に関する情報、考え方や解決の方法を伝えていくことで、変わるきっかけにしてもらいたい。サカイクはこの10年間で約13,500本の記事を配信し、300万冊以上のフリーマガジンを配布してきました。

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