子育て情報『上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは』

2019年12月9日 12:25

上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは

京都サンガでは「サンガに関係する全ての人々と夢と感動を共有し、地域社会の発展に貢献する」を理念としています。この理念をもとに「子ども」に焦点を当て、「子どもまんなかプロジェクト」と題し、2012年から「サンガつながり隊」という活動を行っています。

2012年の発足からこれまでに接した人の数は11万人以上。たくさんの小学生とその保護者らを見てきたよっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」。

今シーズンは子どもたちからの質問に答える形でお送りします。

第六回目の今回は、「頑張っているのに上手くいかないときはどうすればいい?」と子どもからの質問です。サッカーでもほかの事でも、頑張っているのになかなか上手くいかないときはあるもの。そんな時、壁を乗り越えるためにどうしたらいいのでしょうか。
上手な導き方とは?

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目次

・上手くならないのは練習量の問題ではない
・ドリブルで相手をかわせない場合は......


上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは

頑張っているのに上手くいかないときはどうすればいいのか

【今月の子どもからのQuestion?】

頑張っているのにうまくいかないときはどうしたらいいですか。

<よっしいコーチの回答>

サッカーを続けていると、なかなか上手くなれない時期が必ずあります。本人としては「こんなに頑張っているのに、どうして上手くならないんだろう」と不安になる人も多いのではないでしょうか?

でも、そんな時は少し視点を変えることで、乗り越えるためのヒントを得ることができるのです。

■上手くならないのは練習量の問題ではない

サンガつながり隊では、つま先をくっつけた状態で仲間と手をつなぎ、立ち上がるプログラムや、「なべなべ底抜け」を行うことがあります。2人でやるのは簡単ですが、4人、8人と人数が増えてくるとなかなか上手くできません。


上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは

二人でならばうまくいくことも...

上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは

人数が増えると「今までのやり方」では成功しなくなるので、新しい方法を考えなければならないのです

特にこの2つのプログラムは2人で成功できても4人、8人など人数を増やして成功させるには、方法を変えなければ成功しません。

今までのやり方だけにこだわるのではなく、少し距離を置いたり、視点を変えることで、新しい方法を考えなければならないのです。つまり、「ある程度のレベルに達してから、なかなか上手くならない」「どうしてもできないことがある」というのは、練習量の問題ではなく、考え方や物事の見方の問題なのです。

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