子育て情報『低学年や書くのが苦手な子もたくさん書けるようになる! サカイクサッカーノートはこれまでのノートと何が違うのか』

2020年10月21日 19:15

低学年や書くのが苦手な子もたくさん書けるようになる! サカイクサッカーノートはこれまでのノートと何が違うのか

サッカーの上達に欠かすことのできない「サッカーノート」。有名プロ選手から子どもまで、サッカーをする人々のマストアイテムになりつつあります。サカイクでもサッカーノートを開発し、サカイクキャンプに参加している子どもたちや「サッカーノートがほしい!」というお子さんに向けて、提供を開始しました。

そこで今回はサカイクサッカーノートの開発に携わった、「しつもんメンタルトレーニング」の藤代圭一さんと、サカイクキャンプでメインコーチを務める菊池健太コーチ、サカイクサッカーノートの開発責任者、竹原和雄部長による、「考える力を育むサカイク流サッカーノートの書き方」をお伝えしたいと思います。
(取材・文:鈴木智之)

目次

・サッカーノート=反省、では続かない
・子ども自身が「成長したい」という気持ちになる工夫
・キャンプで導入したら保護者にも好評
・サッカーノートを続けさせるポイント


低学年や書くのが苦手な子もたくさん書けるようになる! サカイクサッカーノートはこれまでのノートと何が違うのか


【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、これまでよりたくさん書けるようになるサカイクサッカーノート

■サッカーノート=反省、では続かない

サカイクサッカーノートの特徴のひとつ。それは「子どもたちが、自分から進んでやる気になる、ポジティブな質問」が、いたるところに散りばめられていることです。

一般的なサッカーノートはサッカーのプレーや練習内容、その日の反省や日々のコンディションといった「サッカー面」にフォーカスしたものです。

サカイクキャンプも最初はそのような内容でノートを制作していたのですが、「サッカーの話だけだと、子どもたちは正解を探して書くようになり、自由に自分の考えを書くところから離れてしまっていた」(菊池コーチ)という面もあり、改良を加えました。


たとえば、1ページ目の質問は「なりたい自分に近づこう」というテーマで「どうしてサッカーをはじめましたか?」「サッカーの好きなところはどんなところですか?」「いつも応援してくれる人は誰ですか?」など、「自分を知る」ことから入っていきます。

それらの質問を考えた藤代さんは、理由を次のように明かします。

「サッカーノートを書く=反省するというイメージを持っている指導者や選手が多く、書くことが長続きしないケースも見てきました。サカイクさんもそうですし、僕もそうですが、サッカーノートを成長するためのツールとして、ポジティブに活用してほしかったので、最初のページに『質問の答えに正解はないから、楽しんで答えよう』というメッセージを入れました」

■子ども自身が「成長したい」という気持ちになる工夫

サカイクサッカーノートは「目標を達成するための、小さな一歩」

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