株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は、2024年5月8日(水)~10日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される、日本最大の教育分野の展示会「第15回 EDIX(教育総合展)東京」に出展いたします。当社は「子どもの未来を創造する両備教育DX」をテーマに、子どもの学びを支援、子どもを育む保護者および教職員の方々への支援、そして教育を支えるセキュリティ対策の3つを柱に、デジタルで教育現場を変革していくソリューションを出展いたします。2026年以降の次世代の校務支援システムの普及や2030年に向けた教育DX(Society5.0)に関心が高まりつつあるなか、データ活用やクラウドを前提とした情報保護の仕組みなどの次世代の教育DXに向けた取組みも紹介いたします。教育分野の展示会「EDIX(教育総合展)」へ出展■「第15回 EDIX(教育総合展)東京」開催概要会期 : 2024年5月8日(水)~10日(金)10:00~18:00(最終日のみ17時終了)会場 : 東京ビッグサイト 西展示棟(東京都江東区有明3-11-1)入場料 : 無料(事前登録制)主催 : EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)公式サイト: ■両備システムズ出展ブース●場所 小間番号 9-24両備システムズ出展ブースイメージ■出展製品ラインナップ● 統合型校務支援システム「RYOBI-校支援」「RYOBI-校支援」は自治体内の様々な情報を一元管理し、学校業務の効率化をサポートする統合型校務支援システムです。先生方の業務負担軽減をはじめ、児童・生徒の学習状況等を可視化することでデータに基づいた指導を支援します。児童・生徒一人一台タブレットの利活用や、家庭・学校・地域との連携を通じて「教育DX」を実現します。 (「RYOBI-校支援」サービス紹介ぺージ)● 教育データ可視化プラットフォーム子どもデータ連携基盤の構築とBIツール上でのダッシュボードの構築および実証を進めています。実証を通して教育委員会や教職員の方々の意見を反映し、現場で活用しやすいダッシュボードシステムの構築を目指しております。今後は福祉データ連携など、子どもに関する幅広い領域のデータを掛け合わせることで得られる新たな知見によって、細やかな指導・支援や学校経営に活かすことができます。● 保護者連絡システム「保護者連絡システム」は、学校・保護者・地域をつなぎ、大切な情報をお届けします。保護者は子どもの健康状態、出欠連絡を学校に送信できます。学校は、保護者からの連絡確認に加え、お便りやアンケートを配信できます。また、保護者からの出欠連絡などは、統合型校務支援システム「RYOBI-校支援」に自動で連携されます。 (「保護者連絡システム」サービス紹介ぺージ)● 公立保育園・こども園向け業務システム「HOICT(ホイクト)」保育士の業務負担の軽減はもちろん、自治体の管理業務においても効率化を実現する業務支援システムです。登降園時刻の打刻から園児の状況確認や給食数の確認、延長保育料の自動計算・出席簿の自動作成までを一連で処理できます。保護者アプリで、お知らせ配信・連絡帳配信等で保護者とのコミュニケーションを図ることができます。 (「HOICT」サービス紹介ぺージ)● 児童教育相談「R-STAGE教育相談システム」スクールソーシャルワーカーおよびスクールカウンセラー等が実施する教育相談の相談情報や対応記録を管理するシステムです。システム活用により情報の集約、分析、適切なケース対応を支援します。● 多要素認証「ARCACLAVIS NEXT(アルカクラヴィス ネクスト)」文部科学省は令和5年3月にガイドラインを改正し、クラウドサービスを踏まえた教育情報セキュリティの考え方を提示しています。パスワードによる認証にICカード認証や生体認証を組み合わせた多要素認証(二要素認証)により、多くの情報を扱うコンピューター利用時の確実な本人認証を実現し、なりすまし、不正行為、情報漏えいを防ぐための認証強化を行うことができるセキュリティ製品です。 (「ARCACLAVIS NEXT」サービス紹介ぺージ)● BYAD ECサイト販売支援サービス大学や高校で「学校推奨パソコン」を購入する機会が増えています。このようなBYAD(※)パソコンについて、ECサイトの構築から、代金回収、コールセンター準備まで、当社がECサイトでの販売を支援します。(※)BYAD…Bring Your Assigned Device(指定または推奨されたPCなど情報端末を用意すること) (教育機関向けBYADサービス紹介ページ)■会社概要株式会社両備システムズ本社所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12杜の街グレースオフィススクエア4階代表者 :代表取締役社長 松田 敏之設立 :1969年12月資本金 :3億円事業内容 :公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日学校、教育委員会と交渉し、5年生まで探し続けた息子の居場所現在11歳の息子は、6歳でADHD(注意欠如多動症)、軽度知的障害(知的発達症)と診断を受けました。就学相談では特別支援学級を勧められましたが、近所に友達を作りたいからという希望があったため、1年生のうちは通常学級に、2年生からは特別支援学級で卒業までお世話になる形でという話になりました。ですが息子のが落ち着ける居場所を見つけるまでには困難があったのです……。明るくて元気で人懐っこい性格の息子なので、たくさんの友達と楽しく過ごしてくれたらと思ったからでしたが、入学後は、学校で癇癪を起こされては対応できないと言われ、限られた時間の登校、オンライン授業や放課後登校という生活をすることになってしまいました。息子の居場所がない……悩み、試行錯誤しましたが、現在はその生活から抜け出すことができています。癇癪を起こすと強制帰宅のルール1年生の時「急に暴れます」と先生から言われました。かかりつけ医からは、暴れるのには必ず理由があると聞いていたので、「なにかきっかけはありましたか?」と聞いても先生からは思い当たりませんと言い切られてしまい……。学校の対応に不安を覚えましたが、2年生になれば特別支援学級に移るので支援していただけるだろうと思っていました。2年生になり特別支援学級へ移ったのですが、学校の統廃合によって場所が変わり、校長先生も変わりました。当然クラスメイトも変わりましたので、その変化に適応するのが大変だった息子は、夏休み前に学校で癇癪を起こし、先生にものを投げてけがをさせてしまいました。そして2学期からは、「落ち着かないのでお迎えにきてください」という急な連絡が頻繁に入るようになりました。10月になると給食をひっくり返すなどの行為が出るようになり、それをすると強制帰宅のルールができました。私は給食前後の時間になると、手元のスマホの着信音にびくびくするようになりました。かかりつけ医からは息子が『給食をひっくり返したり癇癪を起こせばお迎えに来てもらえる』という誤学習してしまっていると指摘されましたが、学校へ相談しても呼び出しは変わらず続きました。Upload By ユーザー体験談3年生にあがってからは、特別支援学級の主任の先生から私立の特別支援学校の見学を勧められました。ただ、息子のIQ(知能指数)だと特別支援学校に通うには高く、難しいかもしれないとも言われました。先生から「親御さんが『癇癪を起こしても学校で面倒を見てくれ』と言ったら我々はやるしかないんです」と言われたことがあったのですが、この言葉は学校で対応できないから移ってほしい(でも移るのは現実的に難しい)としか聞こえませんでした。私は(もう学校は息子をみてくれる気持ちはないのかもしれない)と感じました。ケース会議では『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』3年生の11月から付き添い登校をすることに決まりました。私がいることによって息子が安心し、癇癪を起こさないのではないかとの学校からの提案で、3、4時間目と給食だけ参加し、途中癇癪を起こすようなら帰宅してほしいと言われました。そんな中、学校、教育委員会、区の職員などでケース会議がありました。ですが結論はでず、ただ『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』と告げられました。そうすると、なおさら今いる特別支援学級にお世話にならないといけません。でも特別支援学級からは特別支援学校を勧められ……。うちの子の居場所はどこにもないの?と途方に暮れました。Upload By ユーザー体験談4年生になっても、3、4時間目と給食、そして放課後登校が続きました。それ以外の時間は犬の散歩やサイクリングをしていたのですが、息子は学校へ行くことができないことにストレスを貯めているようでした。ある日先生に「なぜオンライン授業はできないんでしょうか」と聞いたところ「そういう方法がありましたね」と言われやっとオンライン授業が始まりました。ですが、オンライン授業をしても息子の存在を忘れられていることや、教材を事前にもらえないこと、手を挙げているのに分かってもらえないことが頻繁に起き、この方法では……と限界を感じていました。また、学校に問い合わせても回答が2週間かかるなど対応が後手後手になっていると感じ、包括的に担当してもらうべくスクールソーシャルワーカーに介入してもらうことになりました。学校(担任、主任、管理職)、医者、訪問看護、SSW、区の担当、相談支援専門員でケース会議が行われました。医師のもう少し長い時間学校へ行かせてあげてほしいとの訴えは、他の児童の安全確保、本人が穏やかに活動を進めることが最優先とのことで退けられる形となりました。進展がないまま冬休みとなりました。4年生最後になると、最後の授業+帰りの会+放課後の時間を数回過ごすことができましたが、癇癪などが起きるとそれについて指摘され、まだ学校で長い時間過ごすのは不可能と判断されました。このまま息子の小学校生活を終わらせたくない5年生、3年ぶりに担任の先生が変わりました。新しい先生はしっかりした先生で、今までの対応が一変しました。まず、オンライン授業の質が格段に上がり、連絡や相談事なども管理職にすぐ伝わるようになりました。本人も学校が楽しそうな様子をみせるようになったのですが、ただ、先生は放課後に会議があることが多く、そういう時は放課後登校がなしになりました。どんどん学校へいる時間が減ってしまう……これに限界を感じ、どうすればよいか本当に悩んでいました。この頃から同じ世代の子たちと関わって過ごさせたいという親の気持ちが強くなりました。友人に特別支援学校の先生がいるのですが、相談したところ、今のクラスでこれからも放課後登校を続けるよりも、支援の手厚い特別支援学校に転校したほうが本人も安心して楽しめるのじゃないかとアドバイスをうけ、ダメもとで特別支援学校への転校を目指すことにしました。このまま、息子の小学校生活が終わってしまうのが心配だったのです。Upload By ユーザー体験談医師を含めた関係者でのケース会議が行われました。医師は朝から学校に行きたい息子にとって特別支援学校はベターな方法であると伝え、SSWも同意してくれました。困難を極めた年度途中での特別支援学校への転校。「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げな息子に涙しかし、年度途中での特別支援学校への転校は困難を極めました。私は各所へ相談、交渉しましたが「前例がない」の一言で退けられました。それと同時に、特別支援学校への見学も始めました。息子は全ての学校に対して「行きたい」と前向き。息子が学校へ行きたがっていることを胸に私は交渉を続け、ついに年度途中に転校した前例を見つけ、そのことをケース会議で伝えると、ついに転校が許諾されたのです。転校することになった特別支援学校で入学前面談をしたとき、「どうだった?」と聞かれた息子は「すごく楽しかった!また来たい!」と前のめり。それに対して先生が「来週から来るんだよ」と言うと、「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げに、でも期待をもったまなざしで先生を見つめていました。学校に毎日行くなんて許可をとるまでもなく当たり前のことなのに、来て良いのか確認をするほど不安になっている様子に、親として涙が出そうになりました。先生は「そうだよ!毎日来るんだよ。来週からは給食も食べるよ。スクールバスにも乗ってくるんだよ!早起き頑張るんだよ」と温かい声がけをしてくださいました。そして5年生の10月、ようやく特別支援学校での生活がスタートしたのです。Upload By ユーザー体験談「学年で1番楽しそうにしていますよ」ついに見つけられた息子の居場所転校後は不適応行動も癇癪もほとんどなく、楽しく通えるようになって、まるで夢のようです。学校も癇癪を起したら帰宅なんてことはもちろんないですし、そもそもそうならないような環境作りがなされています。不安になった時や疲れた時、イライラした時にどう気持ちを表現するかといった練習をしているのですが、少しずつできるようにもなってきました。学校のお友達のことを細かく報告してきたり、みんなで取り組む体育のダンスや音楽の演奏が楽しいということも口にします。担任の先生との面談では、「学年で1番楽しそうにしていますよ。居場所ができて、自分が求められている、大切にされているというのを感じていると思います」とも言われました。学年の先生方がチームとなって支えてくれています。ぐっと落ち着いた息子を見て、医師が言っていた「環境設定の大切さ」とはこういうことかということを実感しています。小学生の大切な時期に、集団に関われなかった息子ですが、現在人との関りを増やし大きく成長中です。もともと人が大好きな性格を生かして、得意なところをたくさんのばしていってほしいと思います。特別支援学校に転校してから「みんな仲間」という意識が生まれています。そのような経験をいかし、人を大切にするという気持ちが育っていってほしいです。でも、一歩一歩ゆっくり元気に成長してほしい……それに尽きるかもしれません。イラスト/まるエピソード参考/お気楽ママ(監修:初川先生より)通常級で入学し、特別支援学級に移ったものの癇癪が続き、安定した登校が叶わず、特別支援学校に移ってようやく“居場所”と感じられるようになられたエピソードをありがとうございます。お子さんの障害や特性によって、環境になじみにくい、安心感を得づらい面はあるのかもしれません。ただ、それはお子さんだけの課題なのではなく、それをふまえて学校側がお子さんを理解し、見通しや予告を伝え、つらくなったときはどうするかについて一緒に検討し、仮に短時間からの登校であったとしても、少しずつ時間を伸ばしていくための長期的な方針によるものとして実施するなど、環境側の受け入れを整えていく。そうした相互作用の中で、教室や学校が落ち着いて過ごせる場所、居場所となり、お子さんも安心感を得てゆくものだと思います。ただ、通常級、特別支援学級、特別支援学校それぞれ児童の数に対しての教員数が決まっているので、特に通常級では多くの児童を一人の先生が見ているがゆえに、「急に暴れます」(きっかけを気づくことが難しかった)ということが起きてしまうなど、できることには限界があります。5年生の時に担任された先生によって、だいぶスムーズに進む面も出てきたように、良くも悪くも担任の先生とのめぐり合わせという要素もあります。完全にフィットする場を見つけるのは確かに難しい場合も多く、関係者が集まっての支援会議やケース会議など、知恵を持ち寄る面ではよいものの、なかなか好転しない場合は保護者からするととても疲弊されたろうと思います(※スクールソーシャルワーカーにも入っていただいたとのことですが、自治体によってスクールソーシャルワーカーの申請・活用方法が異なることがあります。このあたりは担任の先生や特別支援コーディネーターの先生にお問合せください)。とても大変な道のりの末に特別支援学校への転籍が認められ、今はとても充実した学校生活が過ごせているとのこと、何よりです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月02日1歳の息子は、おもちゃを突然投げてしまう、楽しくなりすぎて物や人をたたいてしまうことがあります。特におもちゃを投げることは、楽しいようで頻繁にしています。その都度、いけないこと、危ないことであると叱っていますが、なかなか改善されずに夫婦で悩んでいました。そんなある日、義理の実家へ遊びに行ったときの出来事です。義理の実家での息子義理の実家には、おもちゃがないので、息子がお気に入りのおもちゃを持って行きました。息子は、おもちゃを投げることやテーブルをたたくことなど、やや乱暴な遊び方をすることが多く悩んでいました。 そんななかでのおでかけなので、おもちゃを投げ始めるかもしれないと考え、投げてよい布製のボールのおもちゃなども用意。義理の実家でも、いつも通り遊んでいる息子。しかし、だんだんと楽しくなってきて、遊びが激しくなってしまいました。 義父の対応は……最初のうちは息子がおもちゃを投げてしまっても、たたいてしまっても、義父はやさしく見守ってくれていました。私は、息子がいけないことをしたときには、必ずいけないことであると伝えています。このときもいつもと同じように、毅然とした態度で息子にしっかり注意しました。 息子に声をかけると、しっかりと話は聞いていました。ですが、しばらくたっても激しく遊んでいる息子に、義父は少しイライラしているように見えました。 息子をたたいた!私たち夫婦は、息子にたたかれても、どんなに悪いことをしても、息子をたたくことはありません。まだ1歳ですし、伝え続けることが大切だと思うので、「だめだよ。痛いよ」と、言葉で説明しています。ですが、息子が義父の足をペンッとたたくと、義父は無表情のまま息子の頭を少し強くたたきました。 息子は、何が起きたのかわからないような表情でそこへ立っていました。義父の手をたたく、頭をたたかれるというのを数回繰り返し……。終始義父は、無表情のままです。頭をたたかれる息子を見ているのが、私はつらかったです。夫はというと、見て見ぬふりをしていました。 私は、私たちの方針と異なる義父の教育方針、“痛いということをたたいて教える”ということに納得できず、その場から息子を離しました。義父に対して、私たちの育児方針を伝えることや、強制することもできず……。それ以降、義実家へ遊びに行く際は、義父を息子がたたくことのないよう、私たちのそばで遊ばせることにしています。 著者:白田 よう保育士として働いていたが、出産を機に退職。やんちゃな男の子を育てながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2024年04月01日小学6年生の息子は、近所に住む同い年のAくんと仲良し。Aくんはよくうちに来て息子のゲームで遊びたがります。どうやらAくんのママは教育熱心なタイプで、勉強やスポーツをさせたいためゲーム機を一切与えていないらしく……? ゲームを与えない理由は?Aくんは、わが家に遊びに来ると一目散にゲームに飛びつきます。「ゲームしてもいい?」と聞くなり、帰るまでずっとゲームざんまい。息子とゲームの取り合いをすることもないし、迷惑をかけられているわけではないのですが、うちは無料のゲームセンターではありません。 なんだかモヤモヤするので、Aくんママに「親が管理すればいいし、ひとつくらいゲームを買ってあげてもいいんじゃないかな……」と伝えてみると、「ルールなんてあの子に絶対守れるはずがない。私が子どものころも家にゲームはなかったし、いらないでしょ」と言うのです。すかさず私は「でも、うちに遊びに来たときはずっとゲームばかりしているよ……」と伝えたところ、Aくんママは「えっ!? そうだったの……? 息子には必要ないと思ってた……」と驚いた様子。この日はそれ以上話すことはありませんでしたが、後日、Aくんがわが家に遊びに来るとゲームに飛びつくことはありませんでした。あとからAくんに事情を聞くと、Aくんママから「買ってあげるから、人のおうちのゲームで遊びすぎないで」と注意をされたようです。 教育方針は人それぞれですが、親が子どものためにと思っていることが、必ずしもそうなっているとは限らないと今回の一件で感じました。Aくんのためを思ってゲームを与えてこなかったAくんママと、本当はゲームで遊びたいAくん。そんな親子のすれ違いを目の当たりにしたことで、わが子に我慢をさせていないかしっかり気づいてあげられる母親でいたいと思えた出来事です。 作画/Pappayappa著者:谷 ふみ
2024年03月21日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。‘’「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第二回は、神奈川県鎌倉市教育委員会の教育長である、高橋洋平氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール 高橋洋平 氏宮城県登米市出身。 中学校教員や市教育長を務めた父親と障害を持つ叔母の影響を受け、教育の道を志す。 東北大学教育学部を卒業し、文部科学省に入省。 学校教育のデジタル化や福島県庁での震災復興、米国の大学で教育研究、コンサルティング会社教育チームマネージャーなど、多角的に教育に携わる。2023年に鎌倉市立小中学校の教育行政を牽引する教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部正しいことを、子どもたちの「今」に合わせて実装するーー本日はよろしくお願いいたします。さまざまな視点・キャリアから教育に向き合ってきた高橋さんですが、まずは教育に対してのお考えの原点にあるものを教えていただけますでしょうか。原点には間違いなく福島で過ごした時間があります。私の在任当時、避難指示区域となった町村の子どもたちは、避難先に建てられたプレハブの仮設校舎などに通っていました。学校を訪ねるたびに、本当に可哀想だな、早く村に戻してあげたいなという一心で、県庁の学校再開支援チームをリードしていたんです。ーーそこで、今の教育に対する価値観にもつながる体験をされた。除染などにより放射線量が下がり避難指示が解除され、新しい学校の整備ができた時の、仮設校舎の閉校式での出来事でした。教育関係者と喜びを分かち合っていた私たちでしたが、ある小学校6年生の女の子から「仮設って言わないで。この学校は仮設なんかじゃない」って言われたんです。ーー仮設なんかじゃない。とても重い言葉です。もう、頭をガツンとやられるような、本当にショッキングな言葉でした。Upload By 発達ナビ編集部ーー子どもたちのためにと奔走するあまり、見えていないものがあったと。はい。その子が先生や友人と学びあった6年間は仮設なんかじゃなく、「本物」ですからね。人生に仮の時間なんてあってはならない。過去の震災に囚われ、未来の復興を見て、当時の私には子どもたちの今が見えていなかったんです。だから、「仮設」や「被災者」、「障害者」などもそうですが、一方的な決めつけではなく、目の前のその人と向き合って仕事をしたいと、強く思っています。ーーその経験が、今のインクルーシブ教育への想いにもつながっているんですね。能登地震でも学校を含め甚大な被害がありました。関係者の尽力で他校を間借りしたりして学校が再開されており、これからさまざまな面で復興が進んでいくことと思われます。何をもって本当の復興というかは本当に難しく、数字などで一律に「ここまでいったら復興!」と決められるものではなく、復興には一人ひとりの形があるのだと考えています。いずれにしても自分の力で立ち上がり、自らの幸せを掴んでいくことが、復興なのかなと考えています。それはまさにインクルーシブな学びにも通じて、それぞれの個性や特性を持ちながら、それぞれの学びや幸せを勝ち取っていくということのように思われます。東日本大震災でもコロナ禍でもさまざまな分断が生じましたが、そういった分断を乗り越えていけるような学びや対話の形を、これからも追い求めていきたいです。ーーインクルーシブ教育について文部科学省が示す方針については、どのように捉えられていますか?インクルーシブ教育を含め文部科学省が示す方向性は、基本的にはいつも正しいことを言っているなと感じます。でも、その正しいことを子どもたちや学校教育の現場において、真に正しいものにどのように落とし込んでいけるかが大事なことです。福島での経験を踏まえて、鎌倉で実践していきたいと、今はそう思っていますね。鎌倉は多彩な文化にも恵まれ、そして海や山という自然も近くにあり、学ぶ場としてとても豊かだと思っています。そして何より、多様な人がこの街を選んで、関わってくれている。まさに街としてもインクルーシブな環境の中で、鎌倉らしい教育の形をつくっていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部その場所ならではのテーマやキーワードを見つけ、街の共感を得て推進するーーインクルーシブ教育の中でも、「鎌倉らしさ」について紐解いていければと思っています。鎌倉市が見据える未来について、教えてください。鎌倉では、世界に誇れる持続可能な町、そして共生社会を市民と共創するというビジョンを掲げています。 市民一人ひとりがお互いに尊重し合って、支え合って、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯に渡って安心して自分らしく暮らしていくというものです。とてもインクルーシブな考え方を持ったビジョンだと思っています。ーー鎌倉市の教育が目指す方向と、重なる部分が大いにあると。はい。まずは自分自身を認め、そのうえで他者を尊重し、違いがあるからこそ学びがあると理解する。その上で、他者と協働しながら持続可能な共生社会の創り手へと育っていく。そんな視点に基づいているのが、鎌倉市の教育が目指す基本的な考え方です。鎌倉らしさで言うと、一つは「如意」という禅の言葉があります。Upload By 発達ナビ編集部ーー「如意」ですか。歴史ある鎌倉らしい言葉です。いわゆる如意棒の「如意」であり、意のまま、自由自在という禅の言葉です。自分の良さと可能性を認め、他者を価値ある存在として尊重し、目指したい方向を合わせながら進んでいく。自分だけでなく社会として自由自在で幸福であることを尊重する。Well-beingに通じる言葉だと思っており、教育で目指すべき姿であるなと感じています。ほかにも、この街らしさで言うと「鎌倉野菜」にもヒントがあるかなと。ーー「鎌倉野菜」はブランド化されて全国的に人気ですよね。山に囲まれた鎌倉の狭い土地であり、かつ多様なレストランからのオーダーを受けて、色とりどりの野菜が少量多品種で生産されています。七色畑とも呼ばれ、インクルーシブ教育が目指すべき姿も重なる、そんな風に思っています。弱みは強みに変わるし、活躍の場を通じてスタイルがつくられ包摂される、鎌倉の教育の姿にも取り入れていきたいなと。その土地ならではの教育の形、キーワードを見つけることは、関係者の目線も揃いやすく、大切なことかなと感じています。Upload By 発達ナビ編集部一方で、難しいのは、歴史ある鎌倉の資材を活用することのみに縛られてしまうと、発想としてプロダクトアウトなんですよね。教育においては、やはり子どもたちを起点としたマーケットインで考えていないと、意味のある形に落とし込めないと思います。やはり学習者中心の視点で考えなければならない。これは忘れてはいけないポイントの一つです。ーーなるほど。そんな鎌倉市の教育においての課題はどのあたりにありますか?どの教育委員会でも重要なテーマとして扱われていますが、学校に行くのがつらい子どもたちが増加しています。学校教育の構造も変わっていかなければなりません。子どもたちが学校にフィットしていない本質的な原因に目を向けながら、さまざまな方々と連携してプロジェクトを進めているところです。民間との協業に力を入れ、魅力的な人や資金のリソースを確保するーー不登校のお子さんに対する取り組みについて、具体的に教えてください。「かまくらULTLAプログラム」という取り組みをご紹介させていただきます。こちらは、不登校や学校に行くことがつらいと感じている子どもたちを対象にした、一人ひとりが学習の個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的とした探究プログラムです。鎌倉らしい森、お寺、海、テック企業などの地域特性を活かしながら、色んな分野のプロである大人たちと一緒に活動をします。海のプログラムでは、「タコから学ぶ生物多様性からの自己理解」をテーマに、漁師さんのお話を聞いたり、「気持ち悪いー!」とか言いながらもタコを触ったり、パエリアにして食べちゃったり、体験を通して学んでいきます。そうやって保護者の方がいないところで、1つの探究テーマを通して、自らの学習の特性を踏まえて学び方を自己調整しながら学んでいくプログラムです。Upload By 発達ナビ編集部ーー不登校の子どもたちにとって、非常に有意義な場をつくることができているんですね。森のプログラムでは、浄智寺の朝比奈住職の得意料理でもあるカレーをいただいたのですが、その上に鎌倉野菜の素揚げを乗せました。敏感な子も多く、「絶対食べられないよ」と言っていたのですが、ペロリと食べていましたね。「どうして食べられたの?」と聞いてみたら、見たことがない野菜だから挑戦してみたと話してくれました。他にも浄智寺の井戸水の飲み比べをしてみたり、五感を思う存分活用した伸び伸びとした学習に、鎌倉のエッセンスを加えて、独自のプログラムを展開しているんです。ーーお話を伺っているだけで、子どもたちの目が輝いている様子が浮かんでくるようです。本当にそうなんです。例えば工作や絵やダンスやプログラミングなど、子どもたちそれぞれに得意な表現方法があります。得意な学習スタイルで、自ら学びのハンドルを握り、自分らしく学びを掴み取っていくという方向に、教育が変わっていかなければならないのだと思っています。このプログラムは、それぞれの子供たちが学びに向き合っていくエネルギーを高めることができていると感じています。海のプログラムの終わりに「なりたい自分になれたよ!」って叫んでくれたお子さんもいて。大人たちも感動していましたね。ーーとても感動的なエピソードです。一方で、子どもたちが何が得意で、どんな個性を持っているか見えづらいという、学校現場の悩みもあるようです。そのために私たちは、アセスメントという形で学びの特性をできるだけ把握できるように努めています。話すのが得意なのか、聞くのが得意なのか、対人関係や関心分野、表現の特性までを可視化していきます。このデータは、もちろん本人や保護者の方にも共有して、ご家庭での理解にも役立てていただいています。子どもによってはあえて苦手な学び方にチャレンジしたりということも見られるようになってきました。学校ではLITALICO教育ソフトのプログラムも活用しながら、定点観測的に継続して積み上げていき、その後の学びと接続していけるように取り組んでいるところです。特別支援学級を中心に先生と活用してフィードバックを重ね、教育の現場でも役立っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「かまくらULTLAプログラム」での実践を経て、今後の展望を教えてください。手応えを感じているので、学びの多様化を進めるために、体験型のプログラムを軸とした新しい「学びの多様化学校(不登校特例校)」をつくる計画を進めています。1学年10人ほどを想定していまして、学校に行きづらさを感じている子どもたちの学習の進度や特性に合わせて、個別最適の学びが得られる場として令和7年の開校を目指しています。こうした施策を進めていくことで、従来の学校とも相互に刺激を与え合って、学びの選択肢を増やしていきます。通常の学校に通えない子の受け皿やセーフティネットにという言い方はあまりしたくなくて、自分らしく学べ、こういう場なら行ってみたいと思ってもらえるものにしていきたい。こうした取り組みを通して、今学びとつながれていない子どもたちの可能性にしていきたいと思っています。ーー民間との連携で言うと、ほかにはどのようなことをされていますか?「鎌倉スクールコラボファンド」という取り組みをしています。これは、プロジェクト型学習やプログラミング学習、デジタルを活用した個別最適な学びなど、学校が魅力的な企業や大学、NPO等とのコラボレーションを通して、社会に開かれた教育課程を実現していくために、クラウドファンディングで資金調達をするものです。Upload By 発達ナビ編集部寄付を個人や企業から募り、教育委員会でプールすることで、子どもたちの学びにとって必要な領域に、スピード感を持って柔軟に使っていくことができます。このようなアジャイルな資金の活用の仕方はやはり公費だけでは難しく、クラウドファンディングだからこそ実現できた形となります。第4弾となる今回の募集でもなんとか目標達成して調達できました。ーー他の市区町村にも横展開できるような、インクルーシブ教育の土台をつくるためにも活用できそうなモデルですね。そうですね。このスクールコラボファンドの取り組み自体も、他自治体にも広がりを見せています。もちろん私たちのノウハウも共有しますので、今後も全国の自治体に波及していってくれたら良いなと思います。私たちもさらに進化させていきたいと計画しているところです。Upload By 発達ナビ編集部ーーたくさんの視点をいただきありがとうございました。最後に、鎌倉市としてこれから大切にしていく、教育に対しての想いについて教えてください。これからの学校教育の現場には、子どもたちが自分で学びを選ぶという形が求められてくると思います。大人に一方的に教えてもらう教育ではなく、子どもたちが主体的に自ら掴み取っていく学びの環境をいかにデザインできるかが試されてくる。福島の復興で被災者自身が自分の力で立ち上がり、自ら多様な幸福を掴み取っていった時と同じように、子どもたちに一方的に与える学びでなく、多様な子どもたちを信じて委ねながら、共に学んで成長していきたい。そんなことを日々考えながら、鎌倉市のインクルーシブな学びのためにできることに力を尽くしたいと思います。インクルーシブ教育推進のために、まずは子ども以上に大人がワクワクしながら働けているか高橋さんは最後に、個別最適で協働的な学びとか、探究的な学びを教育で実現したいと言うのなら、それ以前に大人がワクワクと自分の仕事に向き合えているかが大切なのではないか、と話されていました。教育委員会自身、あるいは教育長自身が、そういう学びであったり、仕事の仕方をできてるかどうかを常に見直さなければいけないと、自分に言い聞かせているようです。言葉や枠組みが先行しがちなインクルーシブ教育の本質を突いた、示唆のある言葉だと感じました。Upload By 発達ナビ編集部引き続き、この連載では全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年03月19日医師・看護師向けの出版教育事業を手がける株式会社メディカ出版(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:長谷川 翔)は、2024年春、大阪市西区に医療的ケア児、重症心身障がい児向けの児童発達支援・放課後等デイサービスと訪問看護ステーションを開設します。運営は同社100%子会社の株式会社メディカ アイ ライフが行います。オープンに先立ち3月20日(水・祝)・21日(木)に内覧会を開催、利用者・家族の相談会や、設備の見学・体験が可能です。児童発達支援・放課後等デイサービスMIL(ミル) /MIL訪問看護ステーション大阪西■「産む」から「育てる」~多様な社会的ニーズの受け皿に~日本は医療技術の発達とともに、世界で一番新生児死亡率の低い国※になりました。一方で、退院後も治療が必要な医療的ケア児の総数は10年前の約2倍の2万人、人工呼吸器装着児は4千人で10年前の約4倍と増加傾向にあります。この現在の社会課題に対し、経験・ノウハウを強く求められる小児・医療的ケア児の受入に、当社が創業時から手掛ける周産期・小児領域における知見が活きると考えています。※WHO 2018調査、出生1,000人あたりの新生児死亡数0.9人■自宅と施設、昼から夜と切れ目のないケアを提供します開設する障がい児施設には、訪問看護ステーションも併設します。自宅でのケア・療育をシームレスにお手伝いすることで、1回30分から1時間の訪問看護では読み取りきれない子どもの特徴や性格をより深く理解したケアが可能になります。さらに施設には入浴設備を持つため、負担の大きい自宅での入浴介助も減らすことができます。保護者にとっても一日安心して預けられる施設の存在は、肉体的・精神的なストレスを軽減し、仕事や兄弟姉妹の行事など、社会参加の機会が増えるはずです。■出版社の価値を最大限に活用します創業から47年、産婦人科、新生児医療(NICU)の医師・看護師・助産師を対象とした専門誌・セミナー等で情報発信を続け、蓄積したエビデンスあるコンテンツをスタッフ教育に生かしながら、家族、利用者に安全・安心・快適なケアを提供します。また出版社として、施設での取り組みを積極的に発信していくことで、誰でも住みやすい、生きやすい社会の実現に貢献していきたいと考えています。児童発達支援・放課後等デイサービスMIL(ミル) /MIL訪問看護ステーション大阪西 運営会社 :株式会社メディカ アイ ライフ事業所所在地:大阪市西区九条1-20-2【会社概要】名称 : 株式会社メディカ出版代表者 : 代表取締役社長 長谷川翔所在地 : 〒532-8588 大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル16F創業 : 1977年5月資本金 : 50百万円事業内容: 医療・看護・介護関連書籍・専門誌の出版、ならびにDVD・アプリなどデジタルコンテンツの制作・販売、病院・介護施設用機器類の販売看護・医療研修セミナー、ならびに各種研究会の開催URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月14日株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間、全国の小学生の子どもを持つ保護者を対象に「小学生調査」、全国の中学生の子どもを持つ保護者を対象に「中学生調査」を実施し、小学生調査では1,200名、中学生調査では600名の有効サンプルを集計しました。今回は、小学生調査および中学生調査のうち、今回は、学習や学校生活の実態・意識に関する結果を「小学生・中学生白書 小学生・中学生の学習・学校生活に関する調査」として公表します。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)表1: 一番好きな教科と一番嫌いな教科をきいたところ、小学生では一番好きな教科は1位「体育」(21.7%)、2位「算数」「図画工作」(いずれも17.7%)、4位「音楽」(8.8%)、5位「国語」(8.1%)、一番嫌いな教科は1位「算数」(22.8%)、2位「国語」(18.4%)、3位「体育」(8.1%)、4位「図画工作」(5.0%)、5位「社会」(4.3%)となりました。また、中学生では一番好きな教科は1位「数学」(21.3%)、2位「英語」「保健体育」(いずれも12.5%)、4位「社会」(11.3%)、5位「理科」(9.5%)、一番嫌いな教科は1位「数学」(22.2%)、2位「英語」(16.7%)、3位「国語」(11.8%)、4位「理科」「社会」(いずれも8.2%)となりました。表2: 子ども自身が受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(56.8%)、2位「偏差値」(46.2%)、3位「学校の教育方針」(23.5%)、4位「部活動」(21.3%)、5位「在校生の雰囲気」(21.0%)となりました。他方、保護者に、子どもが受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(52.7%)、2位「偏差値」(42.2%)、3位「学校の教育方針」(27.2%)、4位「学費」(21.7%)、5位「在校生の雰囲気」(20.8%)となりました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP3には「自宅からの距離」「偏差値」「学校の教育方針」が挙がりましたが、4位の結果は異なり、子ども自身の回答では「部活動」が4位、保護者の回答では「学費」が4位でした。表3: ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では9.8%、中学生では16.2%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では12.5%、中学生では16.5%となりました。[小学生調査 調査結果]学習について★小学生の一番好きな教科 1位「体育」2位「算数」「図画工作」4位「音楽」5位「国語」★小学生の一番嫌いな教科 1位「算数」2位「国語」3位「体育」4位「図画工作」5位「社会」一番好きな教科をきいたところ、1位「体育」(21.7%)、2位「算数」「図画工作」(いずれも17.7%)、4位「音楽」(8.8%)、5位「国語」(8.1%)となりました。他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「算数」(22.8%)、2位「国語」(18.4%)、3位「体育」(8.1%)、4位「図画工作」(5.0%)、5位「社会」(4.3%)となりました。過去の調査と比較すると、一番好きな教科では2022年調査まで10年連続で1位だった「算数」に代わり「体育」が1位となりました。一番嫌いな教科ではこれまでの調査と同様、「算数」「国語」が上位に挙がる結果となりました。一番好きな教科を男女別にみると、「体育」(男子26.7%、女子16.7%)と「算数」(男子24.5%、女子10.8%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「図画工作」(男子12.7%、女子22.7%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。一番嫌いな教科を男女別にみると、「国語」(男子24.7%、女子12.2%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「算数」(男子14.3%、女子31.3%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。過去の調査と比較すると、「国語」を挙げるのは女子よりも男子に多く、「算数」を挙げるのは男子よりも女子に多いという傾向が続く結果となりました。★これから先、保護者が子どもの家庭学習の教材選びで重視すること1位「一人で自習できるよう、解説が充実している」2位「価格が安い」3位「学習状況を確認できる仕組みがある」保護者に、これから先、子どもの家庭学習の教材選びで重視することは何かをきいたところ、「一人で自習できるよう、解説が充実している」(28.2%)が最も高くなりました。自習用教材として活用できるかどうかが教材選びのポイントになっているようです。次いで高くなったのは、「価格が安い」(26.3%)、「お子さまの学習状況を確認できる仕組みがある」(24.8%)、「手軽に取り組める分量である」(24.4%)、「わからないことを質問できる仕組みがある」(22.5%)でした。学年別にみると、5年生では「一人で自習できるよう、解説が充実している」「お子さまの学習状況を確認できる仕組みがある」「わからないことを質問できる仕組みがある」が同率(いずれも26.5%)で1位でした。★「ChatGPTなど対話型生成AIを学校で利用したことがある」10%ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は9.8%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は12.5%となりました。6年生の男子は、学校17.0%、家庭19.0%と、高い割合になっています。対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。その他★「中学校受験を希望している」小学生の36%、「子どもに中学校受験をしてほしい」保護者の34%子ども自身が中学校受験を希望しているかをきいたところ、「希望している」は35.7%、「希望していない」は64.3%となりました。他方、保護者に対し、子どもに中学校受験をしてほしいかをきいたところ、「してほしい」は34.4%、「してほしくない」は65.6%となりました。★受験する中学校を選ぶ際に重視したいことTOP5は「自宅からの距離」「学校の教育方針」「偏差値」「進学実績」「在校生の雰囲気」子どもが中学校受験を希望している人(428名)に、子ども自身が受験する中学校を選ぶ際、重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(32.7%)、2位「学校の教育方針」(25.5%)、3位「偏差値」(19.6%)、4位「進学実績」(14.3%)、5位「在校生の雰囲気」(14.0%)となりました。3年生以下では、ほぼ半数が「まだわからない」と回答していますが、6年生になると「まだわからない」が18.8%と特に低くなっています。他方、子どもに中学校受験をしてほしい保護者(413名)に、子どもが受験する中学校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(32.9%)、2位「学校の教育方針」(29.3%)、3位「偏差値」(19.6%)、4位「在校生の雰囲気」(18.4%)、5位「進学実績」(17.4%)となりました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP5には同じ回答が挙がっており、親子で重視する点が共通していることがうかがえる結果となりました。★「学校から支給されているタブレットやパソコンを、自宅に毎日持ち帰って使っている」26%通っている学校でタブレットやパソコンが支給されている割合は全体で87.4%でした。使用状況・様子をきいたところ、「支給されていて、自宅に毎日持ち帰って自分でも使ってもいる」(26.0%)が最も高くなり、「支給されていて、自宅にたまに持ち帰って自分でも使ってもいる」(18.3%)、「支給されていて、自宅に時々持ち帰って自分でも使ってもいる」(16.1%)が続きました。支給されているデバイスを自宅に持ち帰って使っている人が多い一方、使用頻度が低い人もいるようです。学年別にみると、支給されている割合は高学年で高くなる傾向がみられ、4年生94.0%、5年生90.0%、6年生92.5%でした。[中学生調査 調査結果]学習について★中学生の一番好きな教科 1位「数学」2位「英語」「保健体育」4位「社会」5位「理科」★中学生の一番嫌いな教科 1位「数学」2位「英語」3位「国語」4位「理科」「社会」一番好きな教科をきいたところ、1位「数学」(21.3%)、2位「英語」「保健体育」(いずれも12.5%)、4位「社会」(11.3%)、5位「理科」(9.5%)となりました。他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「数学」(22.2%)、2位「英語」(16.7%)、3位「国語」(11.8%)、4位「理科」「社会」(いずれも8.2%)と、主要5教科がTOP5を占める結果となりました。前回の2020年調査と比較すると、一番好きな教科の1位と一番嫌いな教科の1位は2020年調査と同様にいずれも「数学」となっており、人によって好き嫌いのはっきりした教科である傾向は変わらないようです。男女別にみると、一番好きな教科の1位は男子・女子ともに「数学」となっているのに対し、一番嫌いな教科の1位は男子では「英語」、女子では「数学」と男女で異なる結果となりました。学年別にみると、一番好きな教科の2位は1年生では「保健体育」、2年生では「英語」、3年生では「社会」と学年により違いがみられました。★“ふだんの学習”や“定期テスト対策”として行っている学習方法「先生が指定した学習参考書や問題集に取り組む」80%、「テスト対策専用のまとめノートを作る」61%、「塾の先生や家庭教師が指定した学習参考書や問題集に取り組む」「教科書を音読する」54%、「アプリで勉強する」「動画サイトのテスト対策系コンテンツを観る」「自分で問題を作ってみる」は50%未満に次に、学習方法を提示し、それぞれ“ふだんの学習”や“定期テスト対策”として行っているかをきいたところ、「行っている」人の割合は、≪先生が指定した学習参考書や問題集に取り組む≫が80.3%と最も高くなり、≪テスト対策専用のまとめノートを作る≫が61.2%、≪塾の先生や家庭教師が指定した学習参考書や問題集に取り組む≫と≪教科書を音読する≫が53.7%、≪暗記用語をノートにたくさん書いて覚える≫が53.0%、≪市販の学習参考書・問題集を買って解く≫と≪授業用のノートを赤シートで確認する≫が50.8%でした。また、≪アプリで勉強する≫は42.0%、≪動画サイトのテスト対策系コンテンツを観る≫は36.2%、≪自分で問題を作ってみる≫は25.2%と、半数を下回りました。★「ChatGPTなど対話型生成AIを学校で利用したことがある」16%ChatGPTなど対話型生成AIの利用について質問しました。対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は16.2%、「ない」は83.8%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は16.5%、「ない」は83.5%となりました。その他★受験する高校を選ぶ際に重視したいこと 1位「自宅からの距離」2位「偏差値」3位「学校の教育方針」子ども自身の回答では「部活動」、保護者の回答では「学費」が4位受験について質問しました。子ども自身が受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、「自宅からの距離」(56.8%)が最も高くなり、「偏差値」(46.2%)、「学校の教育方針」(23.5%)、「部活動」(21.3%)、「在校生の雰囲気」(21.0%)が続きました。男女別にみると、女子では「制服」が15.0%と、男子(3.7%)と比べて11.3ポイント高くなりました。他方、保護者に、子どもが受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、「自宅からの距離」(52.7%)が最も高くなり、「偏差値」(42.2%)、「学校の教育方針」(27.2%)、「学費」(21.7%)、「在校生の雰囲気」(20.8%)が続きました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP3には「自宅からの距離」「偏差値」「学校の教育方針」が挙がりましたが、4位の結果は異なり、子ども自身の回答では「部活動」が4位、保護者の回答では「学費」が4位でした。※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。■調査概要■調査タイトル:小学生・中学生白書 小学生・中学生の学習・学校生活に関する調査調査対象(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間有効回答数(小学生調査):1,200サンプル(中学生調査):600サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月29日株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、「小学生調査」「中学生調査」の第二弾として、「習い事」「将来の職業」「メディア・通信機器の利用」に関する結果を公表しました。2023年12月に、お年玉や起床・就寝時刻、好きな食べ物など、日常生活に関する調査結果を発表しましたが、今回はこれらに続き、上記テーマについての調査結果を第二弾として公開したものです。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)URL 表1: 学校以外で行っている習い事をきいたところ、小学生では1位「水泳」(27.0%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)となり、中学生では1位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(54.8%)、2位「英会話教室」(7.5%)、3位「英語塾(読み書き中心)」(7.2%)、4位「通信教育」「音楽教室(歌や楽器など)」(いずれも6.8%)となりました。表2: 将来なりたいと思っているものをきいたところ、小学生では1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)、2位「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、3位「警察官」(3.8%)となり、中学生では1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、2位「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)となりました。[小学生調査 調査結果]メディア・通信機器について★家庭内で自由に使える通信機器は、「パソコン」38%、「タブレット」53%、「スマートフォン」42%、「ゲーム機」48%6年生では「スマートフォン」が2022年調査から10ポイント上昇家庭内で自由に使える通信機器を聞いたところ、「ゲーム機(家族と共有)」(26.6%)が最も高くなり、「スマートフォン(子ども専用)」(26.3%)、「ゲーム機(子ども専用)」(24.1%)が続きました。また、大きな4つの分類(「パソコン」「タブレット」「スマートフォン」「ゲーム機」)でみると、「パソコン」は38.0%、「タブレット」は53.1%、「スマートフォン」は41.8%、「ゲーム機」は48.1%となりました。学年別にみると、「パソコン」と「スマートフォン」は学年が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、6年生では「パソコン」が51.5%、「スマートフォン」が63.5%となりました。前回の2022年調査と比較すると、「スマートフォン」は6年生では10.0ポイント上昇(前回調査53.5%→今回調査63.5%)しました。★通信機器に費やす時間 平均は1時間36分/日、6年生では1時間59分/日家庭内で自由に使える通信機器がある人(1,086名)に、1日にどれくらいの時間を費やしているかをきいたところ、「30分~1時間未満」(23.1%)と「1時間~1時間30分未満」(22.6%)に多くの回答が集まり、平均は1時間36分でした。学年別にみると、通信機器に費やす時間の平均は、高学年ほど長くなる傾向がみられ、6年生では1時間59分でした。★「アプリに課金したことがある」小学生の23%課金したことのあるアプリのジャンル 1位「ゲーム」2位「動画・映画」3位「勉強・学習」アプリに課金したことがあるか(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)をきいたところ、「課金したことがある」は23.1%、「課金したことはない」は76.9%となりました。男女別にみると、課金したことがある人の割合は、男子では28.5%と、女子(17.7%)と比べて10.8ポイント高くなりました。課金したことのあるアプリのジャンルをみると、1位「ゲーム」(14.2%)、2位「動画・映画」(4.8%)、3位「勉強・学習」(4.4%)でした。★「保護者とアプリ課金に関するルールを決めている」アプリ課金経験がある小学生の87%ルールの内容は? 1位「使ってよい金額を決めている」2位「ダウンロードするときは親の許可を得る」アプリに課金したことがある人(277名)に、保護者とアプリ課金(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)に関するルールを決めているかをきいたところ、「使ってよい金額を決めている」(39.4%)が最も高くなり、「ダウンロードするときは親の許可を得る」(27.1%)、「使ってよい場面を決めている」(23.8%)が続き、「決めている」は87.4%、「特に決めていない」は12.6%となりました。学年別にみると、ルールを決めている人の割合は学年が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、6年生では93.1%となりました。習い事について★習い事ランキング 1位「水泳」2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」3位「英会話教室」「受験のための塾・学校の補習のための塾」は2022年調査3位から順位が上昇学校以外で行っている習い事をきいたところ、1位「水泳」(27.0%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)となり、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は22.9%でした。学年別にみると、1年生から4年生までは「水泳」、5年生と6年生では「受験のための塾・学校の補習のための塾」が1位でした。前回の2022年調査と比較すると、「習い事はない」が前回調査27.5%→今回調査22.9%と4.6ポイントの下降となり、何らかの習い事をする小学生が増えたことがわかります。また、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は前回調査3位→今回調査2位と順位を上げ、教科学習への関心の高さをうかがい知る結果となりました。★小学生が習い事を始めた“きっかけ”や“理由”水泳では「体力づくりや運動能力の向上につながるから」、塾では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」、英会話教室では「将来に役立つから」が1位それぞれの習い事について、習い事を始めた“きっかけ”や“理由”をききました。習い事のTOP10に挙がったものについてみると、【水泳】と【体操教室】では「体力づくりや運動能力の向上につながるから」、【受験のための塾・学校の補習のための塾】や【音楽教室】、【通信教育】、【サッカー・フットサル】、【ダンス】では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」、【英会話教室】と【そろばん】では「将来に役立つから」、【習字・書道】では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」「将来に役立つから」が1位でした。★保護者が小学生の子どもの塾選びで重視すること1位「家からの通いやすさ」2位「料金」3位「授業内容」4位「受講スタイル」5位「サポート体制」保護者にとって、子どもの塾選びのポイントとなるのはどのようなところなのでしょうか。保護者に、子どもの塾選びで重視することをきいたところ、「家からの通いやすさ」(44.3%)が最も高くなりました。塾選びの際、家からのアクセスの良さがポイントとなることが多いようです。次いで高くなったのは、「料金」(40.5%)、「授業内容」(30.0%)、「受講スタイル(集団指導・個別指導など)」(23.8%)、「サポート体制」(21.3%)でした。将来について★小学生が将来つきたい職業 1位「パティシエ(ケーキ屋)」2位「YouTuberなどのネット配信者」3位「警察官」「看護師」が大幅に順位を上げてTOP5にランクイン男子では「YouTuberなどのネット配信者」が3年連続1位、女子では「パティシエ(ケーキ屋)」が7年連続1位将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)、2位「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、3位「警察官」(3.8%)となりました。前回の2022年調査と比較すると、「パティシエ(ケーキ屋)」と「YouTuberなどのネット配信者」は前回と同様にTOP2に挙がりました。また、「看護師」は前回調査22位→今回調査5位と、順位を大きく上げました。男子についてみると、1位「YouTuberなどのネット配信者」(6.8%)、2位「警察官」(5.8%)、3位「その他スポーツ選手(野球、サッカー、水泳以外)」(4.7%)となりました。学年別にみると、1年生と2年生では「警察官」、3年生では「運転士」、4年生では「YouTuberなどのネット配信者」、5年生では「YouTuberなどのネット配信者」と「エンジニア・プログラマー」、6年生では「エンジニア・プログラマー」が1位でした。過去の調査と比較すると、「YouTuberなどのネット配信者」は2021年・2022年・2023年と3年連続で1位となりました。女子についてみると、1位「パティシエ(ケーキ屋)」(9.0%)、2位「看護師」(5.3%)、3位「歌手・アイドル」(4.0%)となりました。学年別にみると、いずれの学年でも1位は「パティシエ(ケーキ屋)」となり、1年生では「医師(歯科医師含む)」、2年生では「歌手・アイドル」、3年生以上では「看護師」が2位でした。過去の調査と比較すると、「パティシエ(ケーキ屋)」は2017年調査から7年連続で1位となりました。[中学生調査 調査結果]メディア・通信機器について★中学生が通信機器に費やす時間 平均は1時間59分/日、男子では2時間10分/日家庭内で自由に使える通信機器がある人(582名)に、1日にどれくらいの時間を費やしているかをきいたところ、「30分~1時間未満」(17.2%)や「1時間~1時間30分未満」(18.7%)、「1時間30分~2時間未満」(16.7%)、「2時間~3時間未満」(20.4%)に回答が集まり、平均は1時間59分でした。男女別にみると、通信機器に費やす時間の平均は、男子では2時間10分と、女子(1時間48分)と比べて22分長くなりました。★「アプリに課金したことがある」中学生の39%、男子の1年生では55%課金したことのあるアプリのジャンル 1位「ゲーム」2位「動画・映画」3位「音楽」アプリに課金したことがあるか(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)をきいたところ、「課金したことがある」は38.7%、「課金したことはない」は61.3%となりました。男女別にみると、課金したことがある人の割合は、男子では49.7%と、女子(27.7%)と比べて22.0ポイント高くなりました。また、男女・学年別にみると、課金したことがある人の割合は、男子の1年生(55.0%)では半数を超えました。課金したことのあるアプリのジャンルをみると、1位「ゲーム」(24.3%)、2位「動画・映画」(10.7%)、3位「音楽」(8.8%)でした。★「保護者とアプリ課金に関するルールを決めている」アプリ課金経験がある中学生の85%アプリに課金したことがある人(232名)に、保護者とアプリ課金(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)に関するルールを決めているかをきいたところ、「使ってよい金額を決めている」と「ダウンロードするときは親の許可を得る」(いずれも34.5%)が最も高くなり、「使ってよい時間を決めている」(19.0%)が続き、「決めている」は84.5%、「特に決めていない」は15.5%となりました。習い事について★中学生の習い事ランキング 「受験のための塾・学校の補習のための塾」がダントツ、2位「英会話教室」3位「英語塾」「受験のための塾・学校の補習のための塾」は2020年調査から10ポイント上昇学校以外で行っている習い事をきいたところ、「受験のための塾・学校の補習のための塾」(54.8%)が突出して高くなり、2位「英会話教室」(7.5%)、3位「英語塾(読み書き中心)」(7.2%)、4位「通信教育」「音楽教室(歌や楽器など)」(いずれも6.8%)と続きました。また、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は28.2%でした。学年別にみると、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は上の学年ほど高くなる傾向がみられ、3年生では63.0%となりました。前回の2020年調査と比較すると、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は前回調査44.5%→今回調査54.8%と、10.3ポイント上昇しました。将来について★中学生が将来つきたい職業 1位「エンジニア・プログラマー」2位「公務員」「会社員」男子では1位「エンジニア・プログラマー」2位「会社員」、女子では1位「学校の教師・先生」2位「看護師」将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、2位「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)となりました。男子についてみると、1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(5.7%)、2位「会社員」(5.0%)、3位「プロサッカー選手」(4.0%)となりました。学年別にみると、1年生では「エンジニア・プログラマー」と「プロサッカー選手」、2年生では「エンジニア・プログラマー」、3年生では「会社員」が1位でした。女子についてみると、1位「学校の教師・先生」(4.7%)、2位「看護師」(4.3%)、3位「公務員」「薬剤師」(いずれも4.0%)となりました。学年別にみると、1年生では「学校の教師・先生」、2年生では「漫画家・イラストレーター」、3年生では「公務員」が1位でした。■調査概要■調査タイトル:小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査 <第二弾>「習い事」「将来の職業」「メディア・通信機器の利用」調査対象(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間有効回答数(小学生調査):1,200サンプル(中学生調査):600サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日小学校は通常学級と特別支援学級どちらが良い?特別支援教育を受けるメリットやデメリットは?Q:4歳(年中)の子どもがおり、未診断ですが境界知能で現在療育に通っています。小学校は通常学級と特別支援学級どちらが良いのか迷っています。特別支援教育を受けるメリットやデメリットを教えてください。A:来年度まで情報を集めながら、体験入級などを活用して判断するとよいと思います。通常学級か特別支援学級の二択ではなく、通常学級に在籍して通級指導教室(東京都や一部地域は特別支援教室)を利用する選択肢もあります。Upload By 発達障害のキホンもう一年の猶予があるので、現時点で判断するというよりは情報を集めて来年度本格的に体験入級などしていくことになると思います。通常学級か特別支援学級の二択ではなく、通常学級に籍を置きながら通級指導教室(東京都や一部地域は特別支援教室)を利用することも考えられます。通常学級でも子どもに合わせた合理的配慮を受けることが可能ですが、集団が基本となるので、一対一での指導機会を持つことは物理的に制限されます。特別支援学級の場合は、少人数で学習するので個別的な指導もしやすくなります。しかし、これは通常学級でも同じことが言えますが、少人数の中でも互いの個性や特性が合わないお子さんがいる場合、困難が生じる場合があります。通級指導教室はその中間的な存在ですが、入学時から通級が確約されないこともあります。学級選択は就学前の子どもの親御さんにとって大きな悩みですが、各地域ごとに就学決定のルールが異なっていますので、学校や教育委員会の相談窓口に直接問い合わせることや、体験入級などを活用していくこと、先輩の保護者から情報を得ることなどが大切だと思います。
2024年02月03日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)の運営する連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービス、小中高等学校向け「れんらくアプリ」は、2024年3月21日(木)より、「Chimelee(チャイムリー)」に生まれ変わります。れんらくアプリはChimelee(チャイムリー)に生まれ変わります■新しいサービス名称、ロゴ、ミッション小中高等学校向けの連絡システム【れんらくアプリ】は、2021年4月にサービスをリリースして以来、多くの教育機関や保護者に支えられながらサービス運営をしてまいりました。【新しいサービス名称】「単なる連絡サービス」ではなく「教育機関や保護者にとって大切な連絡事項をタイムリーに配信できるサービス」でありたいという思いを再定義し、チャイム(学校の連絡事)とタイムリー(連絡の最適化)という意味合いをかけ合わせた【Chimelee(チャイムリー)】へと名称変更いたします。尚、保護者の方がご利用いただく保護者向けアプリの名称は「れんらくアプリ」のまま変更ありません。【ロゴ】鉛筆とメールをモチーフに「連絡アプリ」であることを印象付けました。誰でも使いやすい洗練されたアプリでありながら人と人が繋がる優しさや温かさを、表現しています。Chimeleeロゴ【ミッション】(1)より教育現場の皆様に寄り添った機能の拡充につとめ、教職員の働き方改革に貢献いたします(2)負担軽減を行い、心身ともに元気な状態で児童生徒に接することができる環境を実現いたします(3)社名の由来でもある「Vision(想い)」の「VI」、「Share(共有)」を行い、保護者や教職員など教育に携わる全ての方にご満足いただけるサービスを提供いたします■れんらくアプリとは「れんらくアプリ」は当社が提供する、教育機関の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスの総称です。アンケート、お便り、欠席・遅刻・早退連絡、バス不要連絡のデジタル化など、便利な機能を1施設あたり月額9,000円(税抜)~というリーズナブルな価格でご利用いただけます。2023年12月末日時点で、2,400以上の教育機関で導入されています。れんらくアプリ機能一覧れんらくアプリ公式サイト: ■VISH株式会社の「連絡手段のデジタル化」への想い当社の社名「VISH」は、「Vision(想い)」の「VI」、「Share(共有)」の「SH」を組み合わせた造語です。社員・お客様・社会の想いを共有し、下記のような社会貢献を行ってまいります。○女性の社会進出と働き方改革の推進働く女性の増加に伴う家庭と仕事の両立や、教職員の業務負担軽減による労働時間の削減と働き続けられる職場の実現。○持続可能な社会に向けての取り組み持続可能な社会の実現を目指し、今すぐ出来るデジタル化のご提案。【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月31日非営利株式会社新日本教育(所在地:愛知県日進市、代表取締役社長:田中 宏樹)は、書道教室やそろばん教室といったカルチャースクール「樵雲学園」を運営しています。「田中書道学院 こども向け書道教室」と「田中そろばん学院」では、2024年2月1日から同3月27日までに入会手続きをされた方を対象に、入会金無料+初回教材が無料になる「初めての書道・そろばん スタートキャンペーン」を開催いたします。キャンペーン詳細URL: 田中書道学院と田中そろばん学院■キャンペーン概要期間 :2024年2月1日~同3月27日対象者 :期間中に対象講座に新規ご入会手続きをされ、翌月までにおけいこを開始される方対象講座:田中書道学院 幼児かきかた教室(対象:3歳~年中)こども書道教室(対象:3歳~中学生)田中そろばん学院 キッズコース(対象:3歳~年中)アバカスコース(対象:年長~小学生)特典 :入会金(3,630円)無料さらに、下記講座では初回に必要な教材を無料でプレゼント<田中書道学院 こども書道教室>書道セット(筆除く)と通塾バック(通常価格6,050円)<田中そろばん学院 キッズコース>計数そろばんとKIDSパズル(通常価格6,050円)」初めての書道・そろばん スタートキャンペーン【田中書道学院の概要】名古屋市を中心に愛知県下最大級の教室数40年の実績ある書道教室です。就学前のお子様から、本格的に書道を習う大人の方まで幅広い世代が通っています。こども向け書道教室では、正しく美しい文字が書けるよう、お子さまの成長に合わせて毛筆・硬筆どちらも、文部科学省指導要領に準拠した指導をしています。さらに文字だけでなく礼儀作法も指導し、豊かな人間性を育てます。本キャンペーンでプレゼントする「書道セット」は書道家が、子どもが上手に文字が書けるようにと厳選した道具が入っている書道セットです。詳しくはHPをご覧ください。田中書道学院: 田中書道学院 こども書道教室初回教材【田中そろばん学院の概要】名古屋市・日進市・長久手市等に30教室以上展開するそろばん教室です。3歳から年長が通うキッズコースでは本キャンペーンでプレゼントする「計数そろばん」と「KIDSパズル」を使って、文字としての数字と物の量としての数を一緒にイメージできるように遊びながら学びます。小学生向けのアバカスコースでは、昔からある技術を磨くそろばん教室ではなく、そろばん学習で身につけた計算力を元に、算数・数学が大好きになる子どもを育てます。詳しくはHPをご覧ください。田中そろばん学院: 田中そろばん学院 キッズコース初回教材■非営利株式会社新日本教育 概要代表者 :代表取締役社長 田中 宏樹所在地 :愛知県日進市赤池3-707創立 :1967年4月事業内容 :カルチャー教室「樵雲学園」の企画運営通訳・翻訳業資本金 :2,000万円ホームページ:非営利株式会社新日本教育( )樵雲学園( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日小中5年間不登校だった娘わが家の娘、いっちゃん(ASD(自閉スペクトラム症)・現在16歳)は、小学校5年生から中学時代まで不登校でした。発達障害と睡眠障害(非24時間睡眠覚醒症候群)があり、朝決まった時間に登校することが難しかったのです。全く行かないというわけではなく、午前中に目を覚ましたときは登校します。とはいえ、泊まりの学校行事には不参加でしたし、年間の出席日数でいえば、欠席していた日のほうがはるかに多かったと思います。欠席した日の勉強はどうしていたかというと……学校には月に7日程度は行っているわけなので、登校した際に、休んでいた間の授業プリントや小テストなどをもらってきて(大体教室の机の中に入ってる)、自宅で教科書を見ながら授業プリントで自習するということはやっていました。Upload By 寺島ヒロ小テストは、親か6歳年上のお兄ちゃんが付き添って、そのプリント自習の後にやらせていました。そのテストの正答率は8割ほどでしたが、担任の先生によると、ほかの児童生徒さんともさほど差はないということだったので、そのまま提出していました。ちなみに、定期テストの結果は真ん中くらい。都市や国の名前や、技術や家庭科のテストで「けがき線」や「まつり縫い」のような用語を問われると正答率が悪いという特徴は見えてきていました。親目線では「あんまり勉強してないな……」という思いはありつつ、しかし、家では絵を描いたり音楽をつくったりとほかの興味のあることで忙しくしていたので、本人も家族も「特別遅れてないならまあいいか」という感じでした。高校は通信制の学校に進学しました。通信制の高校に進学して通信制の高校に進学すると、当然ですが出席日数などは問われません。もともと自習が苦にならないタイプの娘、繰り返して見ることのできるビデオ授業がメインになったのは大変ありがたかったようです。担当の先生のテレビ通話でのフォローアップも受け、着々と単位を取得することができました。【いっちゃんが通信の高校に進学した顛末はこちら】↓しかし、希望の大学を目指そうとすると少々、いえかなり厳しい状態です。小中学校を通して学校の制度や教育システムがどうにも理解できなかったいっちゃんでしたが、高校でキャリアガイダンスや進学指導を受け……発達的にも良いタイミングだったのでしょう、やっと理解し「わたしは大学に行きたい!」と言いだしました。思いも新たに、しかし高校1年生の終わりに受けた初めての模試の結果は撃沈! それでもあきらめるにはまだ早いですし、受験がなくても勉強はしておくに越したことはありません。「数Bが全然分からん!」「忘れていることが多すぎるみたい」という娘にも、はっきりとした課題感が生まれてきたよう。今が学び直しのチャンスかも!?というわけで、娘と話し合って、高校2年生の夏休みは小学校4年生の内容から勉強のやり直しをすることに決めました。紙の本のドリルで学び直し!やり直しの方法は、市販のドリルを本屋で買って、一緒にやることにしました。Webには、高校が用意してくれたものも含めて、インターネットでできる便利な問題集などもありますが、紙の本のほうが親がついて見てやりやすいですし、手で紙に文字を書き入れる「面倒くささ」も、娘には良い経験になるだろうと思いました。さあ、これで夏休みの間にみっちりやるぞ!と思った矢先……なんと、わが家にコロナが襲来。ばたばたと家族が倒れる事態になってしまいました。危うし、学び直し!しかし、「決めたことはやる!」ASDのこだわりか、家族の中でいち早く復活した娘、家族が寝ている中、一人もくもくとドリルを進め、夏休みの終了日までに、ついに中学3年生までの分を終わらせてしまいました!Upload By 寺島ヒロただ「勉強しなきゃ」「いい点とらなきゃ」と思うだけでは難しいけど、4年生の分のドリルを終わらせる、その次は5年生の分のドリルを終わらせる……みたいに具体的にクリアする目標が見えていたので、手が付けやすかったのかもしれません。大学受験にはまだまだ遠いけど……今(高校2年生の冬)も、高校1年生の分のドリルで復習しながら、学校の勉強を進めています。「ドリルまた買ってきて」とか「英検の参考書が欲しい」と言ってくるようになり、小中の頃に比べると、はっきりと自主的に学んでいる感じがしています。執筆/寺島ヒロ(監修:新美先生より)不登校中と通信制高校進学後の学習について、詳しく聞かせていただきありがとうございます。学校にあまり通えていなくて睡眠障害で生活リズムが不安定だった時でさえも、学校のプリントを自習で着々とやりこなし、テストで正答率8割、真ん中ぐらいの成績をとれていたということは、いっちゃんは自習学習に向いている、学習が基本的に苦じゃないタイプの方なのでしょう。思春期の不登校期間に、コツコツ学習をこなしている人は多くない印象なので、とてもすごいです。そして通信制高校の学習スタイルは、そんないっちゃんにはとても合っていたのでしょう。さらに、高校でのキャリアガイダンスや進路指導がヒットして、明確な目標ができてしまえば、強いですね。苦手なところもしっかり分からないところまで戻って学び直しをして、分かる、できるようになる手ごたえをつかめてきたのでしょう。こうなってくると、学習が楽しくなってきて、目標までまっしぐらですね。楽しみです。正直、ここまでコツコツ自主的に学習できるお子さんばかりではありません。これはお子さんのタイプにもよるので、どんなに周りが仕向けようとしても動かないこともあるでしょう。学習に限らなくても、明確な目標やモチベーションがあって、本人のやり方にフィットすると、見違えるように何かに打ち込めることもありますが、その出合いがいつ来るのかは誰にも分からず、気長に見守るしかないこともありますね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月30日企業教育の支援事業を展開するリープ株式会社(東京都品川区/代表取締役:堀 貴史)は、2022年から、事業のコアであるインストラクショナルデザインの普及とSDGs推進に向けた取り組みを開始。SWITCH株式会社(神奈川県横浜市/代表取締役:松澤 寛之)と共同運営しているこども食堂「TSUNAGU食堂」においては、2023年12月20日に『ニューズウィーク日本版』で「無理のないSDGs活動」という切り口で、記事化された。写真1 ●インストラクショナルデザインを通じて豊かな社会を育むリープは、インストラクショナルデザイン(Instructional Design/以下、ID)を活用して、人材育成コンサルティング事業を展開。評価やトレーニング、データ分析などを通じて企業教育・人材育成の仕組みづくりをサポートしている。IDとは日本語で言い換えると「教育工学」。勘や経験、度胸に頼らず、理論やメソッドに沿って学習アプローチを行うことで、効率的で効果的、かつ魅力的な学習方法やシステムを構築することができる。代表・堀は、企業のサポートのみならず社会貢献のためにもIDを活用できると考えている。「日本全体がさらに元気になるには、もっと言えばAI時代だからこそ、私たちが成長するために、IDを通じて効果的・効率的・魅力的な学び方を広め、多くの方に知っていただくことが、きっと社会貢献につながると思っております。TSUNAGU食堂においては、このようなIDの考えを、人を育てる地域社会やご家庭、そして個人個人に対して、そのエッセンスをご紹介できればと思い、参画させていただいております」●「TSUNAGU食堂」とはSWITCHが、むすびえ(NPO法人 全国こども食堂支援センター)と連携して毎月行っているSDGs活動の一つで、様々な地域貢献活動を牽引、神奈川県横浜市金沢区で自治体や法人企業の協力を得て、こども食堂の運営を行なっている。中学生以下の子供とその保護者の参加を募り、食糧や弁当の配布を無償で行っている。経済や心の貧困といった課題に向き合いつつも、クイズやゲームなどの全員参加型のアクティビティを取り入れ、主催者はもとより、参画企業と地域サポーターが一緒に参加者を盛り上げ、新しいコミュニティの創出、地域活性化を推進している。リープでは定期的にTSUNAGU食堂を訪問、インストラクショナルデザインを応用した「ぬりえ大会」を開くなど実際に交流を重ねている。写真2写真3●無理なく身構えず、日常の延長線上にSDGs活動を始めるにあたって、「自社サービスや技術の新たなヒントをつかむ」「活動で得た知見を日本社会や顧客企業に還元する」という2つの目標をゴールにし、活動を進めてきたリープ。しかし、実際に子どもたちと交流するなかで、代表・堀の考えは変わってきている。「TSUNAGU食堂で子どもたちやそのご両親と一緒に時間を過ごすだけで、温かくて優しい気持ちになれました。SDGsの目標達成に向けた活動は、あまり身構える必要はないのかもしれません。持続可能な社会について考える機会がたくさんあり、特別なことでなくなる。そうした社会になればいいなと願っています」「TSUNAGU食堂に協賛した当初、自分たちは『支援する』という姿勢だったのですが、実際に参加し、子どもたちの笑顔や地域社会の優しさに触れることで、むしろ、自分たちが、多くの宝物をいただきました。こうした体験を、できる限り多くの人々や企業にも得てほしいと思っています」SDGs活動を特別なものではなく“日常の延長線上に”考えているリープだが、「あくまで慈善事業ではなく事業への還元をゴールに」をモットーに、今後はスポンサーを務めるアメリカンフットボールチーム「品川CC ブルザイズ」と連携したレクレーションなどを企画中。また、プレスリリースの配信やYouTubeでの動画投稿を通して、活動を広報していくことで、認知拡大やステークホルダーの発展にも結びつけていく。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月25日公益財団法人日本城郭協会(理事長:小和田 哲男)は、株式会社ワン・パブリッシング(代表取締役社長:廣瀬 有二)と共催で教育事業の一つとして小学生・中学生を対象とした「第22回城の自由研究コンテスト」を開催しました。加藤 理文当協会理事を審査員長とする審査会にて選定を行い、文部科学大臣賞を各務 日乃さん(東京学芸大学附属世田谷小学校3年/東京都)と中村 潔敬さん(三郷市立彦成中学校3年/埼玉県)、日本城郭協会賞 鵜飼 壮さん(一宮市立萩原小学校6年/愛知県)と足立 晴音(獨協埼玉中学校1年/埼玉県)、ワン・パブリッシング賞 外林 海星さん(多賀城市立多賀城小学校6年/宮城県)と足立 晴音さん(日本城郭協会賞と同時受賞)を選出。以下優秀賞・佳作全体で小学生10名、中学生12名の受賞が決まりました。表彰式は12月17日、パシフィコ横浜で開催された「お城EXPO2023」会場にて開催されました。それぞれの作品名・受賞理由は以下の通りです。お城EXPO会場における表彰式記念撮影■文部科学大臣賞(小学生の部)<各務 日乃さん(東京学芸大学附属世田谷小学校3年/東京都)>『ようがいの地にきずかれた世田谷城西がわだけがなぜ弱い?! 世田谷線おほり説を立てる』素朴な疑問から仮説を立て、地形図・陰影起伏図・古写真を調べ、さらに現地調査を実施し、ペットボトルを使った現地での実験など、多角的方法で証明しようとしていく過程が非常に素晴らしいと評価した。結論に至るまで解き明かしていく文章も秀逸で、読んでいて引き込まれる程だった。失われた城跡で、これだけの研究が出来るということを知らしめる大変素晴らしい作品である。文科大臣賞各務さん表彰各務さん作品■文部科学大臣賞(中学生の部)<中村 潔敬さん(三郷市立彦成中学校3年/埼玉県)>『道庭城いざ復元』曾祖父の「半田村」は元々「道庭村」との仮説を検証するために、明治以降の地形図や発掘調査資料を読み取り、現地調査を経て城の場所を特定することが出来た。道庭城を方形館として復元し、後世に伝えたいとして上手にまとめまで持っていけている。具体的な模型を作ったことも、評価の対象とした。文科大臣賞中村さん表彰中村さん作品■日本城郭協会賞(小学生の部)<鵜飼 壮さん(一宮市立萩原小学校6年/愛知県)>『これからのお城の生きる道~名古屋城バリアフリー問題から考えるこれからのお城のあり方や名古屋城木造再建について~』極めて難しい課題を、あらゆる角度から徹底的に分析し、松本城など他5城を現地取材することで、より深めることが出来た。現存天守、木造再建天守、RC造の再建天守、石垣だけの城という取材先の選択もすばらしく、木造再建だけでない城全体を考えることでより作品に厚みが加わった。鵜飼さん作品■日本城郭協会賞/ワン・パブリッシング賞(中学生の部)<足立 晴音さん(獨協埼玉中学校1年/埼玉県)>『道庭城の謎は沼にある』中村さんの作品と甲乙つけがたく、審査員一同熟考を重ねた結果、ダブル受賞と言う特別な評価をした。小学校からの継続調査で、今回も非常に丁寧にそしてしっかりと裏付けを取る調査が出来ている。川と道という地形の違いから、水運と陸運の要衝の重要性に気付き、それを今までの調査で得た膨大な資料と結び付け、さらにそばたか神社と有力氏族との関係にも言及し、結論付けてく過程が素晴らしかった。足立さん作品■ワン・パブリッシング賞(小学生の部)<外林 海星さん(多賀城市立多賀城小学校6年/宮城県)>『枡形進化論』~枡形は古から受け継がれた由緒ある仕掛けだった~枡形について、弥生時代の吉野ケ里遺跡に始まる囲郭集落まで遡らせ、自分なりの仮説を立て17ヶ所の現地調査を実施し、防御力・攻撃力・びびらせ力・発想力・造りやすさの五項目を定めて比較検討したところが面白かった。マインクラフトを使った模型も効果的で、模造紙のまとめ方も非常に上手で、この二つも評価対象とした。外林さん作品優秀賞・佳作は以下の通りです。■小学生の部優秀賞 猪野 康介(筑波大学附属聴覚特別支援学校小学部2年/千葉県)初めての自由研究 家康ゆかりの城優秀賞 長谷川 太一(小野市立大部小学校5年/兵庫県)池田輝政と姫路城優秀賞 鈴木 遼太(武蔵野市立千川小学校5年/東京都)「城地名」はどこにある優秀賞 中川 瑞祥(朝倉市立杷木小学校6年/福岡県)秋月城(陣屋)防衛計画論考佳作 小川 正(横浜市立大鳥小学校3年/神奈川県)僕だったらどうする!?~山中城の戦いから考える北条氏の守り方を考える~佳作 加藤 大芽(名古屋市立極楽小学校5年/愛知県)攻城戦最強の城はどこだ!!! ~平山城の謎に迫る~佳作 割鞘 凛人(福山市立野々浜小学校5年/広島県)お城歴一年の僕が調べる 福山城と現存天守の謎■中学生の部優秀賞 内田 智也(刈谷市立富士松中学校1年/愛知県)未来に残す石垣構造優秀賞 中脇 光翼(掛川市立西中学校2年/静岡県)古文書から読み説く掛川城の真の姿III~歴史に隠されたもう一つの掛川城~優秀賞 伊藤 拓生(駒場東邦中学校3年/東京都)関東甲信の城-発達の共通点と相違点佳作 清水 愛心(静岡大学教育学部附属島田中学校1年/静岡県)「城」が表す時代の変化について佳作 川上 結輝(岡山県立岡山操山中学校2年/岡山県)天空の城 備中松山城の謎に迫る~備前 宇喜多直家・秀家の城との比較を通して~佳作 佐藤 悠翔(宇都宮大学共同教育学部附属中学校2年/栃木県)1700年の宇都宮史~北関東最強の宇都宮氏と宇都宮城~佳作 小林 潤喜・亀山麟太郎・鈴木 駿真(静岡大学教育学部附属島田中学校2年/静岡県)鉄砲と『円』の関係~諏訪原城、田中城、真田丸~佳作 篠宮 颯介(静岡大学教育学部附属島田中学校3年/静岡県)武田流築城術は本当に武田流?~諏訪原城の要 丸馬出~◆「城の自由研究コンテスト」開催概要行事名称:「第22回城の自由研究コンテスト」主催者 :公益財団法人日本城郭協会/株式会社ワン・パブリッシング後援 :文部科学省 教育新聞社 読売KODOMO新聞 読売中高生新聞 城びと協賛 :童友社目的 :小・中学生の総合的な学習をふまえ、地域のシンボルである「城」を探訪し、研究・調査・発表する中で我が国の文化遺産についての理解を深める。概要 :全国の小学生、中学生から応募された城に関する自由研究の優秀作品に対し、小学生の部と中学生の部それぞれに文部科学大臣賞、日本城郭協会賞、ワン・パブリッシング賞、優秀賞、佳作、団体賞(学校賞)を選出し、これを表彰する。◆「第22回城の自由研究コンテスト」応募状況今回の応募状況は33都府県から、211作品となりました。内訳は小学生の部で個人応募54作品、団体応募11団体13校49作品の計103作品、中学生の部で個人応募20作品、団体応募14団体88作品の計108作品でした。1次審査、2次審査を経て選出された小学生の部及び中学生の部でそれぞれ10作品に対して、11月に行われた最終審査では、各審査員の採点と評価で最高得点の作品それぞれに文部科学大臣賞、続く高得点の作品に主催者賞である日本城郭協会賞とワン・パブリッシング賞をそれぞれ選出し、その後、優秀賞、佳作を選出しました。なお、団体賞(学校賞)につきましては今年、該当団体はありませんでした。◆「第22回城の自由研究コンテスト」審査員加藤 理文(協会理事・協会学術委員会副委員長・文学博士)諏訪間 順(協会評議員・小田原城天守閣館長)柳下 則久(青山学院大学客員教授)萩原 さちこ(協会理事・城郭ライター)前田 利久(清水国際高等学校校長)星川 武(株式会社ワン・パブリッシング歴史群像編集長)◆公益財団法人日本城郭協会日本城郭協会は、昭和30年に設立後、昭和42年に文部省の認可を受け、「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的として城郭関連団体で唯一の公益財団法人として活動しています。主要な事業としては「日本100名城・続日本100名城」の認定とスタンプラリーの運営や「お城EXPO」「日本城郭検定」「城の自由研究コンテスト」の主催などを行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日株式会社C.Dreams(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:河内 有華)が運営する子供の教育メディア「ちいく村」は、子供のクリスマスプレゼントについて、2023年12月に実態調査した結果を公開します。調査の結果、クリスマスプレゼントに知育玩具をあげたいと思う親は34%(200人中68人)という結果でした。しかし、子供が欲しがる玩具を調査したところ、知育玩具を欲しがる子供はたったの5%(200人中11人)ということがわかりました。本調査では、他にも2023年のクリスマスプレゼントの実態調査に加え、子供が喜ぶ知育玩具の調査結果も報告します。子供が欲しがるクリスマスプレゼント■調査概要調査対象:小学生のお子様を持つ親御様調査日 :2023年12月調査方法:インターネットによる任意回答調査人数:200人調査主体:自社調査※本アンケート結果を引用する場合は「ちいく村」のURL( )を使用してください。■調査結果●子供が欲しがるクリスマスプレゼントのジャンルは?子供が欲しがるクリスマスプレゼント子供が欲しがるクリスマスプレゼントのジャンルを調査した結果、1位は43%(200人中87人)でテレビゲームでした。一方で、知育玩具は200人中11人、プログラミング系おもちゃは200人中1人という結果となりました。知育玩具やプログラミング系おもちゃは、子供の教育を兼ねているため親には人気のおもちゃです。しかし、実態調査を行うと、子供があまり欲しがっていないおもちゃであることがわかりました。●親目線であげたいクリスマスプレゼントのジャンルは?親目線であげたいクリスマスプレゼント親目線であげたいクリスマスプレゼントのジャンルを調査した結果、1位は34%(200人中68人)で知育玩具でした。一方で、子供が欲しがるテレビゲームは、200人中18人という結果となりました。先ほどの結果と異なり、親としては知育玩具で遊んでほしいという意識が高いようです。他にもブロックやプログラミング系おもちゃも、子供のニーズとは裏腹に高くなる傾向が見られました。●クリスマスプレゼントを選んだ決め手は?クリスマスプレゼントを選んだ決め手クリスマスプレゼントを選んだ決め手を調査したところ、80%(200人中161人)の人が「子供がほしがっていたから」でした。親としては知育玩具で遊んでほしいという願いがありつつも、やはり子供に喜んでほしいという想いを優先し、多くの方が「子供の希望」を優先していることがわかりました。●親目線で選んで子供が喜んだ知育玩具は?これまでの調査結果でもわかる通り、子供にはゲームよりも知育玩具で遊んでほしいという親御様は多いです。そこで、親目線で選んで、子供が喜んだ知育玩具をアンケート調査した結果を公表します。多くの玩具がランクインしましたが、中でも多かった3つの知育玩具を紹介します。〇レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ子供にあげて喜んだ知育玩具で1番多かったのは「レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ」です。「レゴ(R)スーパーマリオ(TM)シリーズ」は、単なるレゴ(R)を超えて、コースづくりやスマホとの連動など、デジタルとリアルの融合を体感できる新しい知育玩具といえます。従来のレゴ(R)のような知育要素を備えつつ、最新の技術にも触れて遊べる点が親子ともに人気の理由といえるでしょう。〇プログラミングカープログラミング系おもちゃを欲しがる子供は少なかったですが、「プログラミングカー」を与えるとハマったという意見が多く寄せられました。「プログラミングカー」は、プログラムを自分で組んで車を動かすおもちゃ。簡単にプログラムを組んで動かせるので、子供も取り組みやすく、遊びやすいのが特徴です。プログラミングを学べるので、親目線でも高評価。クリスマスプレゼントにもよい選択の一つになると考えられます。〇AR地球儀「AR地球儀」とは、スマホを使うことで地球儀に天気の動きが投影されたり、地球の周りの惑星が投影されたり、これまでにない視点で地球を見れる画期的な知育玩具です。子供自ら欲しがる玩具ではないですが、与えるとハマったという意見が多く、親子で楽しめる知育玩具となっています。■調査結果総評本調査では、2023年のクリスマスプレゼントに関する実態調査を行い、子供が欲しがるクリスマスプレゼントと親があげたいクリスマスプレゼントの違いや、人気の最新知育玩具を公開・発表しました。本調査結果によると、親目線では知育玩具で遊んでほしいものの、実際は子供が欲しがるおもちゃを優先し、知育玩具を与えていない親御様が多いことが分かりました。しかし、知育玩具の中には、子供が欲しがってなくても与えるとハマる最新の人気知育玩具があります。クリスマスプレゼントに悩む親御様はたくさんいると思いますが、本調査結果も参考に子供が喜ぶクリスマスプレゼントを選んであげてください。株式会社C.Dreamsは運営するメディア「ちいく村」を通じて、多くの子育て世代がより良い家庭学習を進めていけるよう社会に貢献してまいります。今回はクリスマスプレゼントに関する調査を発表しましたが、当社が運営しているサイトでは他にもいろいろな記事も公開しています。■子供向け家庭学習教材●スマイルゼミ : ●スマイルゼミ : ●ポピー : ●こどもちゃれんじ : ●こどもちゃれんじベビー: ●進研ゼミ : ●すらら : ●天神 : ●東進オンライン学校 : ●幼児向け通信教育教材 : ●小学生向け通信教育教材: ●中学生向け通信教育教材: ●高校生向け通信教育教材: ●タブレット学習 : ●トド英語 : ●トドさんすう : ■幼児ママ向けコンテンツ●幼児プリント教材 : ●プレママプレゼント : ●出産祝い : ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: 【会社概要】株式会社C.Dreams代表者 : 代表取締役 河内 有華資本金 : 100万円事業内容 : WEBメディア運営・WEBライティング事業URL : 問い合わせ先: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(所在地:東京都新宿区、所長:大井 静雄、以下:IBS)では、グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を、IBSのホームページ上で定期的に発信しています。今回は、海外の論文『実際の身体動作 vs 3Dアバター ~身体化された学習の異タイプがEFL(外国語としての英語学習)リスニング力に与える効果(IBS訳)』について、ポール研究員が考察した記事を公開しました。ポール・ジェイコブス研究員(2019年に早稲田大学で開催されたセミナーにて撮影)【記事のまとめ】■台湾の研究グループが小学生のVR英語学習について研究台湾の研究グループ (Lan et al, 2018)は、仮想現実(VR)プログラムを使って、小学生の子どもたちが、画面上でアバターの動きを見ながら英語を聞くだけでスポーツに関連する英語表現を学べるかどうかを調べる研究を行いました。生徒たちは、“Do a header.”(ヘディングをする)、“Do a backstroke.”(背泳ぎをする)、“Do a lunge step.”(片足を前方や後方に踏み出して腰を落とすランジステップをする)など、スポーツに関する英語表現18個を学習しました。この時点ではまだ学校で習っていないため、生徒たちにとって馴染みのない表現です。台湾に住む小学5年生69人を、Xboxが開発した『Kinect』(キネクト)というデバイスを使って学習する「身体動作グループ」、『Second Life(セカンドライフ)』と呼ばれるゲームをプレイしながら学習する「VRグループ」、英語表現を聞きながら、その表現が表す動作の静止画を見て学習する「紙学習グループ」の三つに分けました。例えば、“Do a header.”(ヘディングをする)という英語を学ぼうとするときに、自分で実際にヘディングの動きをする、VR空間でアバターがヘディングの動きをする様子を見る、ヘディングをしている場面の静止画を紙面で見る、という3つの学習方法の効果を比べたのです。■結果:すべての学習者にとって「動きを見る」が最も効果的調査結果を評価するため、グループとしての成績と英語の習熟度レベルに基づいて、6つのテストスコアが採点・比較されました。「紙学習グループ」では、有意なスコア向上が見られませんでしたが、「身体動作グループ」と「VRグループ」では、有意なスコア向上が見られ、最終レッスンから7週間後に実施された2回目のテストでも同じ結果でした。さらに調査を進めると、「身体動作グループ」のスコア向上は英語力の高い生徒に見られ、英語力の低い生徒にはあまり向上が見られないことがわかりました。しかしながら、VRの学習環境は、英語力の高い生徒にも低い生徒にも役立っていました。このように、英語力によって、指導法の効果が異なっていたのです■考察:「動き」+「言語」+「テクノロジー」を組み合わせる身体動作と外国語学習を組み合わせることによって、良い学習効果が得られる理由については「Embodied Cognition(身体化された認知)」(Goldin-Meadow and Wagner, 2005; Glenberg, Goldberg and Zhu, 2011)の考え方が理論的に説明しています。この理論により、認知と身体は相互に依存しており、認知が身体を形成し、身体が認知を形成する、という考え方が広まっています。この台湾の研究では、「VR環境でアバターの動きを見る」と「自分の身体を動かす」、どちらの方法でも、生徒たちは「動き」を通じて新しい単語を学ぶことができました。ただし、VR環境で英語表現を聞きながら画面上のアバターが動く様子を見るだけの学習方法(VRグループ)があらゆる英語力の生徒たちの学習を促し、英語表現を聞きながら自分の身体を動かす学習方法(身体動作グループ)は英語力の高い生徒にのみ役立っていました。その理由として、研究論文の著者らは、「VRグループ」の生徒は英語表現を聞きながらアバターの動作に注意を向け続けることができる、という点を挙げています。アバターの動きを見るだけで良いからです。一方、「身体動作グループ」の生徒は、英語表現だけでなく、自分の身体動作にも集中しなければなりません。では、この研究結果がどのように授業実践につながるのでしょうか。幼い子どもに教える場合は、ジェスチャーを使うとより自然かもしれません。しかし、小学校高学年や中学生の場合は、年齢に合ったジェスチャーや動作を見つけにくいことがあります。そういうときには、低没入型のVRが役立つ可能性があります。年齢が高い生徒たちの多くは、授業中に身体を動かすよう言われたときに気まずさを感じるかもしれませんが、(自分の身体を動かすのではなく、アバターの動きを見るだけで良いので)その点を補ってくれるのです。この研究は、子どもたちが映像や絵本のイラストの真似をして、全身を動かしたりジェスチャーを使ったり実際にやってみたりしながら家庭で英語を学ぶ、というアイデアにもつながります。特に子どもの年齢が低いうちは、親が遊び感覚で一緒に身体を動かしてあげることで、子どもの学習をサポートすることができます。これにより、家庭での英語学習を促しながら、親子のつながりを築くこともできるのです。【著者Profile】ポール・ジェイコブス主任研究員PG Cert (post-graduate certificate) Oxford Brookes University 2023年卒、M.A. (修士)University of Colorado at Boulder 2011年卒、 B.A.(大学)University of Colorado at Denver 2008年卒。2012年にワールド・ファミリー株式会社に入社。2016年からワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所に参画し、研究活動を行う。※詳しい内容はIBS研究所で公開中の下記の記事をご覧ください。 【ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)について】所長 : 大井 静雄脳神経外科医・発達脳科学研究者ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)小児脳神経外科名誉教授・医学博士所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設立 : 2016年10月事業内容 : バイリンガリズムや英語教育に関する調査及び研究ホームページ : 公式X(旧Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月12日ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(所在地:東京都新宿区、所長:大井 静雄、以下:IBS)では、グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を、IBSのホームページ上で定期的に発信しています。今回は、国立小学校と公立小学校の両方で指導してきた石毛 隆教諭と第二言語習得や英語教育について研究する原田 哲男教授のお二人による、「小学校英語教育のいま」についての対談記事を公開いたしました。石毛先生(左)と原田教授(右)<対談記事のまとめ>■「英語を教える人」×「英語を使う人」を融合させた教師が必要石毛教諭によると、教育現場で「昔の英語教育の考え方を変えることはとても難しい」とのこと。原田教授は、英語を学んだ経験しかないとなかなか考え方が変わらないため、教師には「英語ができなくても、英語を使ってきた」という「英語の使用者」としての経験や意識が大事だと考えます。一方、石毛教諭は、英語使用者だからこそ抱えるマイナス点も指摘。授業では「子どもに聞かせる英語表現」が求められるため、教師が普段のように英語を話してしまうと子どもにインプットを与えられないからです。「教員は、『英語を教える教育者』と『英語使用者』という両方の側面をうまく融合することが必要なんだろうと思います」と話します。■先生たちが「自分もできる」と思えるような授業とは「英語の授業は英語で行う」という文部科学省の指針については、「英語だけで授業をした結果、子どもに身につけてほしい力が身につかないようではあまり意味がないですよね。日本語を使って授業をしたほうが、すべての児童を見取りやすいですし、すべての児童を引っ張り上げやすいなと感じています」と話す石毛教諭。原田教授も、石毛教諭の授業を見て「日本語をベースにした会話が子どもたちの気持ちや言いたいことを引き出して、子どもたちが授業に参加しやすくなっている」という印象を持ったとのこと。石毛教諭は、どの先生が見ても「ここを英語にすればいいんだ」とわかってもらえるような授業を目指し、「基本的な指示は日本語にして、絶対に子どもに聞かせたい英語表現だけは英語で言う」という意識で授業を展開。教師が日本語で説明しなくても子どもたちが主体的に学べる活動の工夫が共有されました。■教員になりたい学生が減っている今、何ができる?最後に、小学校教員の養成について議論が交わされました。原田教授は、「学校教員になりたい学生が減っていること」を一番の懸念点として挙げ、早稲田大学の教育学部でも教員免許を取る学生が例年減っている現状について共有。これに対して石毛教諭は「自分にできることは何かと考えると、やはり『誰でもできる授業』を提案することだと思っています」と話します。「教員の世界は、もちろん大変なことがたくさんありますが、楽しいことはいくらでもあります。子どもたちと関わるときだけではなく、若手の先生たちが成長をしていく様子を見たり、自分が動くことでほかの先生たちや学校が変わっていったりするときにも、楽しいと感じます。私が楽しんでいる姿を見てもらえれば、教員になるかどうか迷っている学生さんにも楽しい時間を過ごしてもらえるのではないかと思います」と続け、原田教授も「考え方によっては、どんな仕事をしても楽しいものです。そういうことを大学の教員養成課程でも学生たちに伝えていかなければいけませんね」と賛同しました。取材後記:小学校英語教育の現場では、シンプルで説明のいらない「誰でもできる授業」が求められる小学校英語教育の現場では、昔とは異なる英語の学び方を広めることの難しさ、英語の授業に対する負担感や自信のなさ、教員間の温度差、教員志望者の減少など、さまざまな課題があります。これらを解決する方法の一つとして「誰でもできる授業」の提案がいかに重要であるかがわかりました。石毛教諭が提案する、シンプルで説明のいらない授業は、英語力や英語指導に自信がない教師はもちろん、授業を改善したくても忙しくてできない教師、昔の英語教育のあり方に捉われてしまっている教師の背中も押すことができるのではないでしょうか。また、シンプルであっても、身につけさせたい力や意欲、気づきを意識した仕掛けが意図的に計画されていれば、子どもたちが「英語を使えるようになっている」という実感をもちながら学ぶことができると考えられます。どんなに効果的でも、「この学校だからできる」、「この先生だからできる」、「この子どもたちだからできる」という授業はなかなか広まりません。公立学校の英語教育を変革するためには、教師にも児童にも優しい「誰でもできる授業」を検討していく授業実践や研究がさらに求められるのではないでしょうか。(取材:IBS研究員 佐藤 有里)【対談者Profile】・石毛 隆史 教諭東京学芸大学附属大泉小学校教諭。東京学芸大学中等教育教員養成課程卒業。同大学にて修士課程修了。公立学校との人事交流制度により、2020年度より中野区立北原小学校(東京都)に勤務し、現在6年生の学級担任。監修書に『えいごえほん百科 スタート』『えいごえほん百科 ジャンプ』(ともに、講談社)がある。・原田 哲男 教授早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて博士号(応用言語学)を取得。その後、オレゴン大学で教鞭を執り、2005年より現職。専門は、第二言語習得、外国語の音声習得、英語教育、バイリンガル教育など。ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所の学術アドバイザーも務める。※詳しい内容はIBS研究所で公開中の下記の記事をご覧ください。前編 後編 【ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)について】所長 : 大井 静雄脳神経外科医・発達脳科学研究者ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)小児脳神経外科名誉教授・医学博士所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設立 : 2016年10月事業内容 : バイリンガリズムや英語教育に関する調査及び研究ホームページ : 公式X(Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月22日娘を出産し、育休も終えて職場復帰を望んでいた主人公・夏菜子さんは、義母に反対されつつも娘を保育園に預けることを決めていました。しかし入園式に行ってみると、なんと知らないうちにキャンセルされていたことが判明。困っていると夫は勝手に「娘を義母に預ける」ことを決め、夏菜子さんは不安に思いつつも娘を義母に預けて働き始めることに。そんなある日、家のトラブルで数日間義実家に泊まることになりました。そこで夏菜子さんが目にしたのは、無理に勉強をさせたり、食事は娘の苦手なオートミールを強要などをしたりする娘に厳しい教育を行う義母の姿でした。 もう帰りたい…義母は「太るから」という理由で娘のアイスを捨て、まだ3歳の娘に漢字ドリルを強要。さらに朝食は娘だけオートミールでした。 オートミールが苦手な娘は思わず吐き出してしまいますが、その様子を見た義母は激怒。夏菜子さんは見ていられなくなり、娘を洗面所に連れていくふりをして義母の家を飛び出しました。 夏菜子さんは義母の家を出て、娘に外食をさせました。そこで娘は「ばあば嫌い」とまでいうようになってしまったことを知ります。 義実家に戻ると、当然義母は激怒しています。夫の康太がかばってくれるかと思いましたが、結局は義母をなだめることも、反論することもしてくれず……。その頼りなさにも、夏菜子さんはげんなりしてしまいました。 その後、洗濯を手伝っていたときに、冷蔵庫に娘が通うはずだった保育園の電話番号のメモが貼られていることに気づいた夏菜子さん。自分の知らないうちに保育園がキャンセルになっていたことを思い出した夏菜子さんの胸には、疑いがよぎります。 ◇◇◇ 娘にとっては、義母も大切な家族のひとり。できれば「嫌い」だなんて思ってほしくないですよね。しかしその義母には萌ちゃんの気持ちも、夏菜子さんの気持ちもまったく伝わっていない様子……。こんなときは、夫に仲裁に入ってほしいものですよね。まずは「何がいけないか」を夫に伝え、わかってもらった上で夫から義母に注意してもらう方法も一案としていいかもしれませんね。 夏菜子さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:おかまき著者:ライター 夏菜子
2023年11月21日株式会社Tcube(東京都港区、代表者 徐 伯昇、以下「Tcube」)と、ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳、以下「SBPS」)は、教育業界のDXを支援するため、2023年11月1日から、Tcubeが提供する教育現場向け日程・入金管理システム「Minsche(ミンスケ)」とSBPSのオンライン決済サービスの連携を開始しました。「ミンスケ」を導入することで、受講料や物品購入費のクレジットカード決済が可能になり、「ミンスケ」を利用する事業者は、学習塾や習い事の教室における生徒のスケジュール管理から入金管理までを一気通貫でできるようになります。■ 「ミンスケ」と連携した背景これまで、学習塾や習い事の教室などの教育現場では、口座振替による入金管理を行っている場合が多く、引き落としができなかった顧客の管理や返金の管理などがとても煩雑でした。また、少子化が進む中、コスト削減のためにDXが急務となっているものの手を付けられていないといった状況もありました。そのような事業者の悩みを解決するため、このたび「ミンスケ」とSBPSのオンライン決済サービスは連携し、「ミンスケ」にクレジットカード決済を導入するに至りました。「ミンスケ」を利用する事業者が、クラスの受講申し込み受付から顧客管理、クレジットカード決済の入金状況をまとめてオンラインで管理することを可能とすることで、教育現場の業務効率化に貢献します。■ 「ミンスケ」で利用できる決済手段表1: ■ 「Minsche(ミンスケ)」について「ミンスケ」は、生徒のスケジュール管理から入金管理まで、煩雑になりがちな一連の業務を一気通貫でできるシステムです。保護者がクラスの受講申し込みをWeb上で行った後、事業者が内容を確認して「決定」ボタンを押すだけで、スケジュール表への反映からキャッシュレス決済、決定内容メールの送信まで自動的に処理します。受講クラスや決済状況、入金日は「生徒台帳」にまとめられるため、転記や整理の手間をかけることなく、それぞれの正確な状況を一目で把握することが可能です。特にこれから開業する事業者、まだ開業間もない事業者、またさまざまな理由で大胆な業務改善をしたい事業者は、ぜひ一度お問い合わせください。【「ミンスケ」の特長】■生徒のスケジュール管理から入金管理までの業務削減■キャッシュレス決済で未回収リスクを回避■契約書・会則のペーパーレス化■電話対応などの受付業務削減■保護者、生徒とのコミュニケーションを円滑化30日間の無料お試しサービスをご用意しています。詳しくはこちらからPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。 ■ SBPSのオンライン決済サービスについてSBPSは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる40種類以上のブランドの決済手段を提供しています。Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)の国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有しており、決済代行にとどまらず、アクワイアラの立場として加盟店審査や管理業務、決済サービス・不正検知サービスの提供までワンストップで行っています。SBPSが保有する決済データや決済に関する知見を生かして独自開発した「AI不正検知※」は、0円から安価で手軽に利用でき、不正な取引の早期発見に貢献します。TcubeとSBPSは、今後も事業者のニーズにお応えする利便性の高いサービスを提供していきます。※「AI不正検知」の詳細は、こちらをご確認ください。 ・このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。【会社概要】株式会社Tcube表2: SBペイメントサービス株式会社表3: 【「Minsche(ミンスケ)」に関するお問い合わせ】株式会社Tcube表4: 【決済サービスに関するお問い合わせ】SBペイメントサービス株式会社表5: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月20日for next株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:草場 勇介)が運営する、未就学児~小学生向けのSTEAM教室「zunOw」※(読み方:ズノー)は、流山おおたかの森校(千葉県流山市)における、2024年度アフタースクールコース(学童)利用に向けた体験イベントを2023年11月23日(木)・12月3日(日)に開催することを決定しました。※「O」の字は「O」にマクロンを付したものが正表記■体験イベント開催概要開催日 :2023年11月23日(木)・12月3日(日)開催時間:第1部 10:00~11:30/第2部 13:00~14:30開催場所:zunOw 流山おおたかの森校(〒270-0138 千葉県流山市おおたかの森東4丁目1-6)<プログラム>アフタースクールコースで実施している算数脳・プログラミング・ロボットテックの3つのプログラムを体験していただけます。1. zunOwとは各プログラムの様子zunOwのコンセプトは『アソビとマナビで探究する次世代型教室』。“STEAM教育”を実践する小学生向けの教室として、2021年8月に北柏校(千葉県柏市)をオープン。現在はサービス提供対象を年中・年長まで広げ、次世代を担う子どもたちの教育に取り組んでいます。“STEAM”とは、Science・Technology・Engineering・Arts・Mathematicsの頭文字を取ったもの。STEAM教育は、子どもたちの「もっと知りたい!」「なんでこうなっているんだろう?」と言った知的好奇心を起点に、文理の枠を超えた良質な学びのインプット(知る)と、探究・創造していくアウトプット(創る)の循環を目指す、横断的・実践的・創造的な学びです。STEAM教育とはこれからのAI時代、文系・理系という枠組みを超え、STEAM教育は誰にとっても重要な学びになっていきます。経済産業省による『「未来の教室」ビジョン』(第2次提言/2019年)でも、教育の質・環境の改革に向けた3本の柱の1つとして「学びのSTEAM化」が提言されており、STEAMは今後の教育における重要なテーマの1つであることが分かります。zunOwでは、これらの潮流を捉えながら、算数・サイエンス・プログラミング・ロボットテック・アート等のさまざまなプログラムを提供し、子どもたちの興味関心に応じて、柔軟に受講カリキュラムをカスタマイズできることが特長の1つです。2. 流山おおたかの森校では「アフタースクールコース」を新設流山おおたかの森校校舎内zunOwでは、1店舗目となる北柏校を2021年8月に開校後、これまでに延べ2,000名を超える子どもたちにさまざまなプログラムを提供してきました。オフライン・オンライン両軸でのマーケティング活動に力を入れ、教育事業としては突出した“集客力”を武器に、2店舗目となる流山おおたかの森校を2023年4月に開校しています。流山おおたかの森校では、習い事として利用できるプログラムの他に、民間学童として利用できる「アフタースクールコース」も新設。2024年度の利用に向け、11月23日(木)・12月3日(日)には体験イベント 兼 保護者向け説明会を実施することが決定しました。「STEAM教育×民間学童」を実践する教室として注目を集め、他県在住の方からのお問い合わせも増加しています。3. 高まる“学童需要”を捉えたサービス開発アフタースクールコースの様子年々、共働き世帯は増加傾向にあり、学童保育の需要は高まってきています。一方で、学童の利用を希望しても定員超過などで入れない待機児童の数は、2023年5月1日時点で16,825人いると発表されています。(※)※:毎日新聞『学童保育の待機児童、1万6800人 共働き世帯増加で前年比増』(2023年6月28日)よりまた、千葉県流山市は、日本人人口増加率で全国2位(2023年1月1日時点)となっており、子どもの人口も増加傾向にあります。2023年4月1日時点で、市の人口の内、10歳未満の子どもは約24,100人で、70歳代の高齢者より多くなったと発表されています。このような背景を踏まえ、多くの子育て世帯が暮らす流山市、特に流山おおたかの森エリアへのzunOw出店にあたり、習い事だけでなく、学童として利用できるコースへの需要の高まりを感じたことが、アフタースクールコースの新規開設に繋がっています。zunOwを運営するfor next株式会社では、個別学習指導塾「正学館北柏校・流山おおたかの森校」も運営しており、中学受験~大学受験まで、幅広く学習のサポートをすることができます。個別指導の実績も持つ講師陣が、zunOwに通う子どもたちの宿題・自主学習もサポートしており、学習習慣を身につける「学習塾」として利用することも、STEAMのプログラムを探究していく「習い事」として利用することも可能なカリキュラムになっています。4. 今後の展望北柏校・流山おおたかの森校に続き、2023年10月船橋校を、2023年11月には都内1店舗目となる池袋校を開設しました。今後は、各エリアに合わせた形態でzunOwの出店を進めながら、オンライン配信での授業も開始する予定です。また、地域に根差した活動にも力を入れていきます。2022年4月から“出張授業”として、まつがさきの森幼稚園(千葉県柏市松ケ崎)にて、幼児に向けたSTEAM教育の授業を継続的に実施してきました。さらに、野村不動産グループが運営する、メガロス柏(千葉県柏市)のキッズアフタースクールのプログラムにも、zunOwのコンテンツを提供しています。2024年4月からは、メガロス立川南館(東京都立川市)でもプログラムを提供する予定です。このように、自社での教室展開に加え、地域の幼稚園や保育園、学童に対してもプログラム提供を行い、我々のSTEAM教育を広く地域に浸透させていきます。【会社概要】会社名 :for next株式会社所在地 :千葉県柏市松葉町2-15-13 クキタビル1F・2F代表者 :代表取締役 草場 勇介設立 :2010年6月事業内容:未就学児~小学生向けSTEAM教室「zunOw」の運営学習指導塾「正学館北柏校・流山おおたかの森校」の運営NPO法人「キャリアbase」の事務局運営経営コンサルティング事業【公式ホームページ】・zunOw : ・正学館 北柏校: ・キャリアbase : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月16日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新年度は幼稚園から次男の園外療育を提案され、6月から幼稚園と療育園との並行通園がスタートしていました。幼稚園の夏休み中、療育園の園長から大事な会議があるので夫と一緒に出席するよう連絡が入りました。幼稚園の園長や教育委員会も参加し、息子の今後に関わる大事な話し合いだと言われ、ゆーとぴあさんは不安を覚えるのですがーー。 まだ年中なのに…。息子の就学についての会議スタート 療育園にて開かれた、年中の次男の就学に向けた会議。幼稚園の園長と担任、療育園の園長と担任。市の幼児科と幼児相談科の職員、そしてゆーとぴあさん夫婦。総勢8名の大規模な話し合いが始まりました。 会議の後半では、幼稚園と市の幼児科から現在の週2の幼稚園で息子に加配の先生がついていることが問題に挙げられます。園長からはさらに、次年度から幼稚園をやめて全日療育園にするという考えはないのかと、ゆーとぴあさん夫婦を責めるような口調で迫られてーー。 ◇◇◇ 幼稚園と療育園、市の教育委員会。そしてゆーとぴあさん夫婦という4者の物々しい会議では、次男の通園状況についてシビアな意見が飛び交います。幼稚園と療育園の通園配分や園の加配については、ゆーとぴあさん夫婦で意見できるものでもないので答えに困ってしまいますよね。楽天的な夫は会議の連絡があったときもあまり深刻に思っておらず、当日もメモを取る準備もないまま参加していますが、なんと答えるのでしょうか? 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月07日ある日、私の職場に27歳の新人・ユキが中途採用で入社しました。勤続12年のベテランである私が教育係を務めるのですが、この新人さん、ちょっと難ありで……。派手な金髪に短いスカート、厚化粧に香水のキツイ香りをまとうユキ。その上口の利き方も悪く、先輩の私に向かって「30歳っておばさんですよね」 「その歳で彼氏いないなんて終わってますね」と言って笑います。 勤務態度も不真面目で、ミスを人に押し付けることもしばしば。ユキは途端に社内の嫌われ者になってしまいました。笑顔で我慢を貫く理由しかし私は、ユキがどんな態度でも笑顔で我慢を貫いており、同僚たちから心配されるほどでした。本当は怒ってやりたい気持ちでいっぱいの私でしたが、じつはユキの重大な秘密を握っており、仕返すタイミングをじっと待っていたのです。 会社に知られてはいけないユキの秘密、それは……人事課の課長とのイケナイ関係! たまたま目撃してしまった私は、いつか仕返しをするその日に向けて、証拠を集めていました。 いよいよ反撃!とある金曜の夜、ユキと課長の密会を聞きつけた私は、こっそりと尾行。彼らの楽しそうな姿を写真や映像にバッチリ収めることに成功しました。 翌日、早速社長に報告。ユキの業務態度や課長との関係を知り激怒した社長は、すぐさまユキと課長を呼び出しました。 噂を社長に問いただされて一瞬動揺した2人でしたが、課長は「教育係にいじめられたユキを慰め、相談にのっていた」という嘘をでっちあげ、ユキは涙ながらに同意します。 信じられない展開に私は白目に……。同席した幹部も、彼らの猿芝居に怒りを通り越して呆れてしまいました。 濡れ衣を被ったままではいられない私が証拠を突きつけると、2人はとうとう降参。既婚者である課長の社内不倫のほか、ユキの不正入社までも、すべて明るみに出ることになりました。 自業自得の結末不正入社がバレたユキはクビに。同じくクビを言い渡された課長は、社長に泣いてすがりました。しかし容赦ない社長の態度に負け、最後はしぶしぶ会社を去ることに……。 ユキの失礼な発言に耐えてきた甲斐がありました。彼らが会社からトボトボと去っていく後ろ姿には同情の余地もありません。 せめて同僚への態度が違っていて、もっとユキが好かれていたなら、違った未来があったのでしょうか? 早い段階で不倫を止めてくれる人、困ったときにフォローしてくれる人、そんな存在がいたら、こんなに残念なことにはなっていなかったかもしれませんね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月04日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日藤井聡太七冠やGAFA創始者が幼少期に受けたモンテッソーリ教育が人気です。子供の自立を促す家具の企画販売、子供の育ちに特化したインテリアコンサルを手掛ける合同会社kodomomesen(本社:兵庫県伊丹市、代表:本部 明子)が、入園準備セットを2023年10月1日に発売します。入園準備セット 販売ページ: 小さな机と箱椅子1【モンテッソーリ教育を取り入れる親が急増】藤井聡太七冠やGAFA創始者達が幼少期に受けた、子供の自主性を育むモンテッソーリ教育に注目が集まっています。モンテッソーリ教育とは、イタリア初の女医、マリア・モンテッソーリが子供を観察することによって見出した事実に基づく科学的な教育法。100年以上の歴史があり世界140以上もの国に広まっています。近年モンテッソーリ関連の書籍が多く出版され、習い事としてモンテッソーリ教育を取り入れる幼児教室も増えています。またモンテッソーリを導入している幼稚園・保育園は、順番待ちが出るほど人気が高まっています。【自宅にモンテッソーリ環境が作れる子供用家具セット発売】兵庫県宝塚駅近くにある0~3歳児向けのモンテッソーリ教室「Mommy&Me(マミー&ミー)」は順番待ちが出るほど人気です。そんな教室から誕生した子供用家具ブランド「Motto」で、自宅に誰でもモンテッソーリの環境が作れる入園準備セットを発売します。セット内容は教室でも使われている小さな机と箱椅子、オンラインおうちモンテッソーリ・子育ち相談チケットの3点です。一見シンプルで何の変哲もなく見える家具には使い方が何通りもあり、子供が自ら使い方を考えて移動させたりできるよう小さく持ち運びしやすく細かく設計されています。ここに知らず知らずのうちに自主性を育てる秘密があります。職人が良質な木材で一つ一つ丁寧に組み、舐めても安心な天然植物油脂性塗料で仕上げられ木の香りが室内に心地よく香ります。手触りがまるでお母さんの肌のようだと、感覚の鋭いお子さんも触れることで落ち着くと評判です。利用者の方からは、「夕飯の忙しい時に邪魔ばかりしにきていた息子。小さな机と箱椅子がきてからは、自分で箱椅子に教科書をいれて台所の片隅に陣取り静かに宿題をするようになりました。」「自閉症の3歳の息子は集団行動になると暴れることがあったが、箱椅子を持ち運んで自分の場所を設定できてからは、落ち着いてマイペースに参加できるようになった。」との声をいただいています。幼児教室「Mommy&me」の様子【モンテッソーリ講師が考案した家具セット】家具を考案したのは、マミー&ミー主宰の本部 明子(ほんべ あきこ)。保育士でありながらモンテッソーリ講師歴24年、これまでに7,000組以上の親子をサポートしてきました。子育てに特化した整理収納アドバイザーとしてこれまで子育て世帯に360件以上訪問してきました。開発のきっかけは、本部自身の子育てにありました。子供が自ら片付けをしながらモンテッソーリ教育が実践できる家具を探したが見当たらず、知り合いの家具職人に相談しに行ったところ「他のお母さんも欲しいはず、一緒に作りませんか?」と言われ製作を開始。苦労したのは子供が一人で持ち運べる軽さがありながら、どんな使い方をしても壊れない丈夫さの両立。子供の自主性を育む工夫を散りばめ、こだわり抜いて完成させました。子供も一人一人個性があり家具の使い方はそれぞれなので、それをサポートしたいとオンラインおうちモンテッソーリ・子育ち相談チケット(通常22,000円)付きにしました。どなたでも生活の一部に無理なくモンテッソーリのエッセンスを取り入れていただけます。本部より「子供の自主性を伸ばしてあげたいけれど、どうしていいのかわからないと悩むお母さんがたくさんいます。子供の『できた!』を増やすことで、親子の笑顔を作るお手伝いをしたいです。」本部 明子《入園準備セット 商品概要》定価 : 69,000円(税込)*送料無料セット内容: 机、箱椅子、オンラインおうちモンテッソーリ・子育ち相談チケット 1回サイズ : 机 49.5×29.5×34.3cm箱椅子 26×22×18cm素材 : パイン材・天然植物油脂性塗料仕上げ生産国 : 日本【会社概要】会社名 : 合同会社kodomomesen代表 : 本部 明子本社 : 〒664-0853 兵庫県伊丹市平松7-6-1-1312事業内容: 子供用家具・玩具の企画・販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月27日この度、株式会社Wisseed-the terra(本社:東京都目黒区/代表:山本光子)は2023年8月27日に、ユニバーサル世代の子ども達のための生き抜く学びを提供するアカデミーを開校しました。6ヶ月間の学びを終えた後の卒業時には、子ども達の分身(乳歯)をウィズシード衛星に乗せて宇宙に打ち上げおよそ3年間程度宇宙を飛び続けます。アメリカケネディ宇宙センターでの打ち上げを見学することも可能。「6歳からの宇宙留学」を実施いたします。ウィズシードアカデミー■VUCAの時代これからの子ども達の教育に必要な学びとは求められるのは、予想不可能な激動の未来を生き抜く力これからの時代を生き抜くのに最も大切なことは学力だけではなく「好奇心」を育てること。従来の常識や固定概念の枠を外し、本来持っている能力を大きく育てスケールを大きくすることが、本アカデミープログラムの目的です。1. 創造力 0から1を生み出す、思考回路を増やす2. 好奇心 知らないことを知る、好奇心のスイッチを入れる3. 宇宙 宇宙を知る、夢を持つ、ワクワクの醸成をする4. プロデュース力 自分や他者の強みを生かし成し遂げる力を育てる5. 話す力 自分の考え、思いを伝える力6. 環境 環境・地球・宇宙を守る7. 未来の仕事 宇宙の仕事、未来の仕事8. 思考力 知識や経験をもとに考える力乳歯搭載衛星■宇宙に打ち上げる「乳歯搭載衛星」製作、クラフトロケットづくりのワークショップ開催受け身の学びではなく、積極的にワクワク体験を取り入れ興味を持って取り組む機会をつくっています。卒業時に分身(乳歯)を入れて打ち上げるための乳歯搭載衛星作り見学、検証試験の見学に参加することで、自分ごととして学び、打ち上げまでの過程を体験する機会をつくる。他にも植松努氏監修、全国に広がっている「子どもロケット教室」の導入も行います。■子ども絵本作家誕生!AIとChatGPTで絵本作り(電子書籍)AIとChatGPTを使って親子で電子書籍絵本を作ります。絵本作家になるワクワク体験をしていただきます。■3Dプリントの世界3Dプリントで宇宙ロケットが完成!次世代の家は低価格で短期間で完成!知らなかったこと、ここから大きく変わる未来の世界を知ることで子ども達の好奇心が育ちます。■6ヶ月後の卒業後にはアメリカでのロケット打ち上げに参加世界初の取り組みとオンリーワンの体験が、今後の子どもたちの人生において一生涯忘れることのできない経験と実績となり自信にも繋がると思っています。2024年6月にアメリカのロケット打ち上げ場から全員の分身(乳歯)入りの衛星を打ち上げます。衛星名はウィズシード衛星(Wisseed SAT)。希望者は現地見学可能。分身(乳歯)は壮大な宇宙パワーを受けつつ、世界・宇宙の平和と子ども達の成長を願い3年間宇宙を飛び続けます。宇宙に打ち上げる■トップクラスの講師陣■廣井孝弘ブラウン大学 地球環境惑星科学科上席研究科学者廣井孝弘■古賀洋一郎株式会社3DPrinting CorporationCTO古賀洋一郎■原邦雄ほめ育グループ代表原邦雄■山崎拓巳夢実現プロデューサー山崎拓巳■竹内英人名城大学教職センター教授竹内英人…他多数の一流講師人!■何者でもない一女性起業家の挑戦が伝えたいメッセージ私はごく普通の一人の女性起業家であり、科学者でもなければ大企業の社長でもありません。そんな私が何故子どもの教育と宇宙事業に取り組んだのか?それは本企画の軸となる「好奇心」に他なりません。これからの未来をつくる子ども達に希望や夢を大きく持って生きていくこと、自分次第であらゆることが可能になる時代だということを伝えたかった。「宇宙は誰のものでもない。これからは誰もが宇宙に関わる機会を得られる時代」です。到底手の届かないことだと思えることにも挑戦し、自分の可能性を信じてコツコツと積み上げていけば夢は叶うのだということを多くの人に伝えたい。これからの世の中は子どもから大人まで、ゼロから一をつくる力、生き抜く力を育てることがとても重要だと思っています。本プログラムはそのような考えから生まれました。山本光子アカデミーには途中からの参加も可能です。ご興味のある方には、下記よりお問い合わせいただきたく存じます。~お問い合わせ~◆名称 : ユニバーサル世代の未来教育Wisseedアカデミー◆内容 : プログラム内容を含むアカデミー説明◆主催 : 株式会社Wisseed-the terra 代表 山本光子◆申し込みURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月26日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。その後、年中クラスの新学期がスタートしたのですが、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。あかねちゃんママの提案で、さえさん以外の園ママたちと公園でピクニックをしているときのこと。 そこには、さえさんと仲が良いアイちゃんママや、入園したばかりの新しいママさんたちが参加していました。あかねちゃんママは突然、さえさんの娘・あやちゃんが起こした「物隠し事件」のことを話し始め、新ママたちは不安な表情を浮かべてしまいます。 あかねちゃんママの陰湿な言動にモヤモヤしていると、あのママさんが声をかけてきました。迷惑親子にママたち、あ然! ゆうこさんに声をかけてきたのは、ゆりさんでした。ゆりさんもさえさん同様『叱らない子育て』をしているママで、娘・ちいちゃんのイジワルな言動にゆうこさんはヒヤヒヤしていました。 遊具の順番を抜かしたり、友だちの頭の上に葉っぱをバサーッとかけたり、とにかく自由奔放なちいちゃん。 エリちゃんがブランコに乗っているとちいちゃんが「早く代わってよ! あっち行って!」と言い、ドンッと背中を押したのです。エリちゃんはブランコから落ち、大泣きしてしまいました。 危険な行為をしたわが子に対して、ゆりさんはやはり叱ることなく、「乱暴はダメよ。お友だちには優しく、でしょ?」とやさしくなだめるだけ。ありえない現場を目撃したママたちは、ざわつくのでした。 家庭によって教育方針は違うもの。『叱らない育児』が悪いわけではありませんが、誰かに怪我を負わせたり、言葉で傷つけるなど、やってはいけないことをしたときは、保護者としてしっかりわが子を注意すべきです。 危険なことを理解していない子どもを野放しにしていたら、今後取り返しのつかない大惨事になる可能性もあります。ゆりさんには教育の仕方を考え直してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月22日共働きのママとパパのお助けサービスとして、教育シッター×お手伝いを行うOkosapoおこサポ(所在地:東京都渋谷区、代表:平林 直美)は、新サービスとして、0~5歳の保護者を対象とした全5回講座を開始いたします。講座では、偏差値70ラインのトップ校に合格されたご家庭で実際に行われてきた「国語力を育てる家庭教育の実際」を限定公開でお伝えします。特典: 3か月間、無料の個別コンサルティング付きURL : 幼児向け保護者講座■提供背景Okosapoおこサポは、小学生を対象に、独自の読解力向上プログラムを提供してきました。「幼児のもっと早い時期から、ことばの学習をしておけばよかった」という保護者様のご要望にお応えして、この度、幼児向けに「ことばの力」に特化した講座を開始することになりました。読解力を向上させていく背景には、文章の読み取りに対するアプローチだけでなく、語彙力をいかに高めるかという点が大きく関係しています。しかし、語彙力はすぐに増えるものではなく、長い時間をかけて、日頃の学びの繰り返しを経て養われるものです。「幼児のもっと早い時期から……」という保護者様の声は、まさにこの点が理由となっています。Okosapoおこサポの独自の読解力スキルは、実は0歳からの継続された家庭教育の延長線上にあります。中学受験で偏差値70ラインを維持してきたトップ校のお子様が実際に家庭でどのように学んでいたのか。それは、漠然と本を読み聞かせるのでも、大量の問題演習を行うのでもありません。Okosapoおこサポの国語力アップの技術をお伝えします。「理系なので国語は得意ではない。勉強しても国語は伸びない。」という方も、ヒントを得られると良いと思います。幼児期に言葉については、発達について多くお悩みが寄せられています。この時期の言葉の発達が、後に小学校に入学してからの学習に影響を及ぼし悩まれることもあります。今回のご要望の多くは、中学受験の国語の読解に関するものでした。が、特に低学年のお子様においては小学校の特別学級での学習受講の有無についてのお悩みも寄せられています。より多くのご家庭で、生活のなかで言葉の力を高めるプログラムを取り入れることができたら、こうしたお悩みの改善につながっていくのではないかと思います。■サービスの特徴*ここが違う トップ校の国語力まで到達する子の学び方限定公開 一日の過ごし方例試験解答の実際*忙しいママ、パパでもお家でできる実践例の紹介毎日たった5分の〇〇〇お家まるごと〇〇〇化計画*小学校受験 言語、お話の記憶 特訓お家での学習ポイント合否を決めるポイント■ご利用の流れ10月1日より受付開始(定員になり次第締め切り…1クラス5名)(1) 予約先 直通電話 070-5455-5937・ info@ocosapo.com (2) カウンセリング(3) 参加クラス決定(4) レッスン料振込み(5) レッスン開始(~5回(3か月)終了)■サービス概要講座名 : 0歳からが決め手 勉強しないのに伸びる国語トップ校の家庭でしていたこと限定公開0~5歳の保護者対象 全5回講座(3か月間)提供機関: 2023年11月より3か月間提供時間: クラスごとに異なります。1回60分+個別コンサルティング平日 10:00~14:00/土日 10:00~19:00場所 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階アクセス: 「渋谷」駅 徒歩8分料金 : 50,000円(税込)/[税込 全5回分]URL : ■会社概要Okosapoおこサポ共働きのママとパパのお助け 教育シッターサービス代表者 : 代表取締役 平林 直美所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階設立 : 2022年7月事業内容: 教育シッター×お手伝いサービスURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】Okosapoおこサポ お客様相談窓口直通TEL: 070-5455-5937MAIL : info@ocosapo.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日ほんのわずかな期待長男は年長になってから療育センターに通う日数が月1回から月2回になり、小学校入学のためのトレーニングがプラスされました(発達が同程度の子どもたちが10人ほど集まって、2時間くらい遊んだり工作したりして過ごす)。長男は自分の興味が乗らない活動を拒否したり、私の膝の上で丸くなったりしていましたが、療育センターに通い始めてから1年半ほど経っていたので、私はもしかしたら小学校では通常学級でいけるのではとほんのわずかな期待をしていました。Upload By 星河ばよ市の教育委員会による就学相談は年長の秋ごろにありました。私たち夫婦と長男を含め、集まった保護者とその子どもたちは15~20組ほど。そのうち子どもたちだけが別の部屋に移動し、保護者はそのまま待機しました。教育委員会の人たちは集められた子どもたちがおのおの過ごす様子を見て、それぞれの子どもにどのような支援が必要なのか、特別支援学級が望ましいのかそうでないかを判断するようです。子どもたちがその間どんなふうに過ごしていたのか私には分かりませんでしたが、賑やかな声はずっと聞こえていました。就学相談は小1時間ほどで終了しました。就学相談といっても何も相談はしていません。保護者はただ子どもの様子を見てもらっただけでした(※就学相談の内容や時期は自治体によって異なります)。Upload By 星河ばよ淡々と記された報告書……母の心は揺さぶられてそれから教育委員会より結果が届いたのは1ヶ月後のことでした。私は読み進めるのが怖い気持ちでした。第一、あんなに大勢の子どもたちを一斉に見て教育委員会の人たちは分かるんだろうかとも思いました。ところが報告書を読み進めると、長男のことが驚くほど見抜かれていました。(一部編集して抜粋)・身の回りのことは、ほぼ自立している・体の動きは良好である・気分や相手によって態度が変化したり、呼びかけに応じないことがある・興味・関心のある話は集中して聞くことができるが、興味のないことに対しての指示・理解は難しい・片づけや集合の声かけに対しては即座に行動できないため、個別の対応が必要である報告書に記された活字が、淡々と事実を伝えてきます。最後に書かれたこの文章が、まだ長男の発達特性を完全には受け入れられていなかった私にとどめを刺したように感じられました。「特別支援学級の就学が望ましい」Upload By 星河ばよおわりに私は、長男がいつか定型発達の子どもに追いつくと思っていました。長男の「今」を見ようとしていませんでした。発達障害グレーゾーンということが当時どうしても受け入れられなかったのです。だけど「特別支援学級の就学が望ましい」という教育委員会の言葉は、この現実を受け入れる1つのきっかけになりました。就学相談がなければ、私はもしかしたら長男を通常学級に入れていたかもしれません。今では長男にとって特別支援学級は落ち着いて過ごすことのできる、大切な居場所になっています。通常学級のみの在籍だったら、登校渋りがもっと強く出ていたかもしれません。教育委員会の客観的な視点とアドバイスがあったのは、私にとって本当に幸いなことでした。執筆/星河ばよ(監修:初川先生より)就学にあたっての逡巡する思いについてシェアしてくださりありがとうございます。就学相談で何をするかも自治体によって異なりますが、お子さんたちを複数名いっしょに集めて行う場合には、ミニ授業のようなことをしたり(着席する、先生の指示を聞く、指示に従って何らか作業をする)、担当の方が声かけしてそれへの反応を見たり、運動へと誘い、その際の身体の使い方を見たり……と内容(観察すべき観点)が決まっていることもあります。また、そうした集団での観察より前に、保護者の方から生育歴を聞いたり、お子さんに知能検査を実施したりといったことを行う場合もあるでしょう。療育機関や医療機関にかかっている場合は、そちらからの情報提供書を提出していただくこともあります。さまざまな情報を集めて、総合的にどのような就学形態がよさそうかという判断をし、「提案」という形でお伝えするものです。通常学級か、特別支援学級かに関して言えば、まずは1クラスあたりの子どもの数が違うこと、対応できる大人の数も違うこと(特別支援学級の場合、担任のほかに支援にあたる先生が複数入る場合もあります)が大きな違いです。また、学習内容についても、通常学級だと大半の子が理解できるペースで一斉に進んでいくことが基本なのに対し、特別支援学級だと個に合わせた学習内容を設定しやすかったり、着席して机上で行うものと活動を伴うものとの配分がより活動的なものであったりという違いもあります。知的にゆっくりなお子さん向けの特別支援学級だと学習そのものがじっくり進みます。情緒障害・自閉スペクトラム症のお子さん向けの特別支援学級ですと、学習の進みはそこまでゆっくりではないですが、環境調整や本人の興味関心に合わせることを少人数ゆえに重点的に行うことができます。星河さんの長男くんは、特別支援学級に就学され、さまざま葛藤はあったとのことですが、今となっては、長男くん本人が学級に安心感を感じて通うことができているとのこと、何よりです。就学にあたって、通常学級で大丈夫かなと信じたい気持ちの保護者の方にとっては、こうした教育委員会からの提案はなかなかに抵抗や葛藤を生むものかもしれません。ただ、就学前相談会では地域の専門家や長く就学相談を務めている方など、その道のプロがさまざま検討した結果としてお伝えしている場合が多いです。その提案は提案として聞いてみて、まだ入学まで時間もあると思うので、特別支援学級や通常学級の見学に行ったり、特別支援学級の先生とお話をしてみたり、あるいは療育の先生、園の先生などのお話も聞いて、家庭で検討していただければと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年09月12日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。転園を決意した、ゆうこさん。しかし娘のむつきちゃんに相談すると、泣きながら嫌がってしまいました。そんな娘の姿を見て、この選択が本当に正しいのか自問自答をし、転園するのを諦めます。 翌日、まさえさんのグループに仲間入りしたリコちゃんママの様子に違和感が……。 見て見ぬふりをするママにモヤッ! リコちゃんママは、まさえさんに憧れていていました。ゆうこさんが仲間はずれになったことを機に、グループに入ったようですが、みんなについて行こうと必死。 まさえさんたちとピクニックに行く予定でしたが、リコちゃんは「行きたいくない! あやちゃん、意地悪だから嫌いだもん!」の一点張り。「リコは来ないで!」と拒絶されたり、足をわざと踏んできたり……リコちゃんに意地悪なことばかりするのです。 そのことにリコちゃんママは気づいているものの、さえさんには何も言えない様子。そんなリコちゃんママの姿を見て、ゆうこさんは昔の自分を照らし合わせモヤモヤしていました。 さえさんはわが子を野放しにしすぎですね。ママ友の子育てに口を出す前に、まずは自分の子どもにやっていいこと・いけないことをしっかりと教育してほしいものです。わが子が嫌がる悲しい思いをさせてまで、ママ友グループにいる必要があるのでしょうか。まずは子どもの気持ちを第一に考えて行動できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月09日夏休みになると、自由研究の課題などで何を作るか悩むママとお子さんもいると思います。手先を動かしクリエイティビティを伸ばしてくれる工作。工作は雨の日の暇つぶしにも、お子さんとの絆作りにも役立ちます! そこで、子どもとできる工作アイディアをま…
今も昔も子供の習い事として人気の水泳。体を鍛えらたり、水遊びの時に泳げると安心だったりなどの理由のほか、学校の授業の対策として通っている人も多いようです。そこで、水泳教室に通うメリットや水泳に関する注意点など、子どもの水泳教室についてまと…
大学入学時など、奨学金の存在はとてもありがたいですが、卒業後の返済はなかなか負担がかかるもの。賃金が増えにくい今のご時世、滞納やトラブルになってしまったというケースが多々見られています。わが子が将来利用するかもしれない奨学金制度。返済方法…
子どもができると、家計の中で大きなウェイトを占めるようになる学費。子どもが生まれてから大人になるまで、進路によっては数千万円かかると言われています。これだけの大金ですから、早いうちに計画的に準備しておきたいですよね。そこで、子どもの学費の…
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし