ブラはバスト補整のためだけでなく、ファッションの“こなれ感”に必須なボディラインを作る小道具として活躍してくれるもの。そこで今回、ブラウスに合うブラジャーについて、ランジェリーコンシェルジュの山田奈央子さん、スタイリストの木津明子さん、ランジェリーアドバイザーの薦岡摩梨奈さん、ライターの板倉ミキコさんの4人に話を伺いました。■シルクブラウスが目指すはセンシュアルな胸。「テロンとボディにまとわりつくシルクブラウスは、衿まわりを大きめに開けて大人っぽく着こなしましょう」(木津さん)。「上質なシルクブラウスには、シルクのブラを合わせてセンシュアルなムードに。高品質な素材の良さを肌で実感するはず。成熟した色気が漂うよう、バストにはボリューム感も欲しいところ」(薦岡さん)。■ボウタイブラウスが目指すのはクールビューティな胸。「丈が短く、タイトなシルエットのトップスは、胸の位置が高めの方がキレイ」(木津さん)。「カジュアルな印象の強いスウェットに、ツンと上向きのバストは意外性のある組み合わせで◎」(板倉さん)。「ボディラインが強調されるぴったりした服には、高さを出しつつ、サイドをすっきり見せてくれるブラがいいのでは」(山田さん)。◇カップ裏までシルクのプッシュアップブラ。3/4カップブラ¥22,000(I.D.Sarrieri/東京プリンスホテル プリンスショッピングアーケード ランジェリーサロンTEL:03・3434・7055)◇サイドからしっかり寄せ、高さのあるシャープな胸をメイクしてくれる。プチバストにもボリュームアップ効果が。アニバーサリー(1780)¥8,800~(Kiya/豊和TEL:086・246・3111)※『anan』2015年9月16日号より。写真・清水健吾(STUH)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・高松由佳(steam)モデル・エモン久留美(BE NATURAL)文・板倉ミキコ
2015年09月13日東京都・西新宿の東京オペラシティ アートギャラリーは、25周年を迎えるファッションブランドUNDERCOVERのクリエイションを紹介する「LABYRINTH OF UNDERCOVER」を開催する。会期は10月10日~12月23日(月曜休館、ただし祝日の場合は翌火曜日休館)。開館時間は11:00~19:00(金・土は20:00まで)。入場料は一般1,200円、大・高生800円、中学生以下無料。同展は、初期から最新作までのコレクションルック約100点を中心に、さまざまなアイテムによって、UNDERCOVERの25年間を振り返るもの。同ブランドは1990年から若者を中心に支持を集め、1994年秋冬シーズンに東京コレクションデビュー、2003年春夏以降はパリ・コレクションで発表をつづけ、世界的に注目されるファッションブランド。デザイナーの高橋盾は、2013年に自身2度目となる毎日ファッション大賞を受賞し、その功績は国内でも評価されているという。同ブランドの特色はファッションのほか、写真、映像、ドールなどの多彩なクリエイションが交錯するなかに独自の世界を提示している点にあり、「LABYRINTH OF UNDERCOVER」と題する同展は、広い展示空間を活かして、多種多様なクリエイションが大小さまざまな部屋に次々に展開しまさにLABYRINTH(迷路)のなかを歩くような感覚で同ブランドの複雑に絡み合う多面的なクリエイションを体感できる構成となっているということだ。
2015年09月10日ファッションブランド、キャンディストリッパー(Candy Stripper)とコラボレーションした、女優・二階堂ふみさん。今回、キャンディストリッパーのデザイナー・板橋よしえさんと共にインタビューに応じてくれた。二階堂さんは、今回の洋服の作り手になるという経験から「高いものには、その理由があり、本質的なもの見る目が大切だ」ということを、強く感じたという。映画の世界で俳優として活躍する二階堂さんが感じた、映画とファッションに通ずるものとは。前編(1/2)に続き、コラボブランド「FUMI NIKAIDO “Roots” Candy Stripper」のファーストコレクションと、今の日本のファッションに対する考えを語った。■ファッションのチカラ、ファッションのときめき。--二階堂さんにとって、今回、ファッションブランドとの初めてのコラボレーションになります。ファッションの作り手になってみていかがでしたか。二階堂ふみさん(以下、二階堂):洋服を作ったのが初めてというだけで、普段映画屋として作品を作っているのと近い感覚はありました。もちろん洋服は作るという表現だけではなく、売らなくてはいけない商品になるという点で、映画と違う部分もあります。映画だと、どれだけクオリティが高いものを作れるのかを目指しているけど、洋服だとそれだけではないですよね。例えば、価格のことを気にしなくてもよいのなら、いくらでもいいものを作ることが出来ますが、商品として買ってもらうためには、どこかで差し引きをして価格を決めなくてはいけないということを、今回学びました。高いお金を払えば、もちろんいい洋服は手に入るけど、今回は頑張れば手の届く価格にしたかったんです。もちろん5万円って割といいお値段なのだけど、スカジャンなんて贅沢に刺繍が入っていたり、ディティールにも手がかかっていたり、本当は10万円以上するくらいなんです。■ 若者がファストファッションを支持する時代に思うこと二階堂:よしえさんとも話していて感じたのは、ジェネレーションの違いです。50年代のオールディーズの時代や、ヴィンテージと呼ばれる服が生まれた時代って、一着一着が丁寧に作られていたと思います。それに、私の母の時代やよしえさんの時代には、食事を我慢してでも、本当にかっこいいと思って惚れ込んだファッションを手にして着るという体験があったと思うんです。でも、私の世代の人たちって、高い洋服を買わないし、ブランドを知らないし、なんでブランドのお洋服が高いのかを分かっていない人が結構いるなって思っています。私自身は、ファストファッションだったりにときめかないで育ってきたし、本質的であったり、本物であったり、いいものを手にするには、それなりの対価が必要だと思う。その本質的ないいものを初めて手にした時に、自分の中から何かが生まれてくるという経験をしてみることが大事だと私は思うんです。板橋よしえさん(以下、板橋):このふみさんの感覚が同世代や、もっと若い世代にも伝わったら、ファッションがもっと面白くなるだろうなって思っています。ふみさんの、この感性や感覚がとても好きです。■ファッションと映画の共通項--普段は映画の世界で活躍されている二階堂さんですが、ファッションと映画に何か通じるところは感じられましたか。二階堂:自分も映画の作り手のつもりなのですけど、俳優部には映画の作り手であると同時に、自分が衣装を着たりとか、小道具を使ったりとか、そのセットや背景に入るという、出る側だけの役割があります。衣装を着ることや、小道具を持ったり使ったりすることで、意味が生まれるように表現するのが俳優部の仕事。だから、洋服に関しても着心地だったりとか、見え方だったりとか、俳優として感じるものがあります。自分が映画の現場で持っている感覚と、よしえさんたちが洋服を通じて作ってきた東京の流行、原宿ファッションが融合したのが今回のコラボレーション。映画でも、ファッションでも、いいものを作りたいという一心で、それぞれの作り手が、それぞれの立場から本質的で、リアルで、いいものを作った時、きっと誰が観てもいい作品が生まれるんだと思います。だから、作り手として感じているものは、映画もファッションも同じだなと感じましたし、今回のように硬派な形でコラボレーション出来たことが嬉しいです。■ 過去から学ぶこと。そして、未来に向けて思うこと--ファッションでも、過去のトレンドが時を経てリバイバルすることがあります。また、歴史からインスピレーションを受けることは、ファッションに留まらず様々な分野においてもいえることです。二階堂さんが過去から学び、これからも大切にしていきたいことを、ぜひ教えてください。二階堂:お着物が好きでよく着るのですが、着物を自分で着られない日本女性がたくさんいのはちょっと残念だなと思ってしまいますね。日本を知らなすぎる日本人が多いから、一つの文化を守っていくには弱くなってしまうんじゃないかなと思います。海外からの文化を見たり、取り入れたりする日本の良さもあるんだけど、もともと日本にある文化や刺繍の技術だったり、日本の色について知るという道を通らずに、海外のものを受け入れようとしちゃうから、日本文化の盛り上がりが弱いのかなと感じますね。海外から学ぶことも大切だけど、まず日本にどんなものがあるのかを知ることが大事。映画でもドラマでもファッションでも、日本のもの、Made in Japanがあるってことを知らない子が多い。だから、着物って日本の服なのに“特別なこと”になっているのがちょっと違うのかな…って。--板橋さんは20周年の節目を迎え、自分の好きなものを振り返る機会があったとお話されていましたが、逆に10年先や20年先を思い描くことはあるのでしょうか。板橋:いつも5年先、10年先を、あえて描かないようにしています。常に自分の気持ちや感覚を大事に、感じたものを表現することを大切にしています。音楽が好きでライブをよく観に行くのですが、音楽と触れている時に、パッとイメージが浮かんだりもしますね。普遍的に好きなものと、その時その時に感じた感覚とをミックスさせていつの時代もドキドキやワクワクが感じられるようなコレクションを作り続けたいと思っています。--最後に、二階堂さんにとってのファッションの魅力とはなんでしょうか。二階堂:ファッションには、着た時に自分がグッとなれるような魅力がある。それに辿っていくと、ファッションにも歴史的な要素があって、そこはかとない魅力がある。いい服は、シンプルに着ても決まるから、純粋にかっこいいし、好きですね。私がファッションにときめいたように、今回よしえさんたちと作ったファッションが、また誰かのルーツになったら嬉しいです。
2015年09月07日人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』と人気ファッションブランド『LIZLISA』(リズリサ)のコラボレーションが実現。『まどマギ』の世界観と『リズリサ』の世界観が交わってできあがった"大人かわいい"ワンピースとスカート、カーディガンなどがリリースされる。○『魔法少女まどか☆マギカ』×『LIZLISA』ラインナップローズワンピース(ブラウン) / (ピンクベージュ)クッキーリボンワンピース(ボルドー) / (ピンク)トップス&ジャンパースカートセット(ブラウン) / (ピンク)クッキーリボンスカート(ボルドー) / (ピンク)襟付きカーディガン(ピンク) / (オフホワイト)【ローズワンピース】魔法少女5人のイメージカラーと一緒の"ピンク、ラベンダー、イエロー、スカイブルー、レッド"のオールドローズがちりばめられている中に、"まどかをイメージしたリボン、ほむらの左腕の盾、マミさんのティーカップ、さやかのヘアアクセサリーのフォルテッシモ、杏子が食べていたリンゴ"が詰め込まれたデザインに仕上げられている。価格は11,100円(税別)。【クッキーリボンワンピース】フロントの編み上げや肩レース&袖の切り返しが、バラ柄ワンピースとはまたひと味違った印象を与えるワンピース。こちらも背中のリボンは自分で結ぶスタイルで、スタイル調整は自由自在となっている。カラーはボルドー×ピンクとピンク×ベージュの2種類。ノスタルジックでキュートな、LIZLISAらしいワンピースに仕上がっている。価格は11,100円(税別)。【トップス&ジャンパースカートセット】まどかイメージのピンクローズ&リボン、ほむらイメージのラベンターローズ&盾、マミさんイメージのイエローローズ&ティーカップ、さやかイメージのスカイブルーローズ×フォルテッシモ、杏子イメージのレッドローズ×りんごが散りばめられたデザインで、シックなブラウンと可愛らしいピンクベージュの2色展開。それぞれ単体でもとてもかわいく、毎日のワードローブに取り入れてみたい。価格は15,700円(税別)。【クッキーリボンスカート】5人が魔法少女に変身した後のソウルジェムを、思い切ってアイシングクッキー風のモチーフにしたスカート。マミさんのケーキやティーカップもアイシングクッキー風のイラストにして取り入れられている。裾をぐるりと囲むレースやリボンモチーフもとてもキュート。価格は7,800円(税別)。【襟付きカーディガン】襟元にはまどかの武器でもある弓より、バラのモチーフを金糸の刺繍で取り入れた襟付きカーディガン。背面には「クラスのみんなには内緒だよ!」を英文で記載。袖の控えめなリボンや、大きめのエリもとてもキュートに仕上がっている。シンプルな印象だが、まどかの要素がさり気なく、かつふんだんに盛り込まれている。価格は7,400円(税別)。各ラインナップは、2015年9月11日(金)の19:00より予約受付を開始。発売は2015年10月上旬の予定となっている(※準備数に達し次第、予約は締め切りとなる)。そのほか詳細は、特設サイトをチェックしてほしい。(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
2015年09月04日オーネットは9月2日、「男性の婚活NGファッション・NGグッズ」についてのレポートを発表した。8月に行った同社ベテラン婚活アドバイザー119人へのアンケートをまとめたもの。婚活NGファッション・NGグッズ総合ランキング2015に選ばれたのは、1位「ドクロの大きい指輪」、2位「紙袋」、3位「下着が見えるダボダボ腰パンツ」、4位「襟元が汚れてるシャツ」、5位「くたびれてる財布」、6位「ポイントカードでパンパンの財布」、7位「汚れた靴」、8位「どう考えても大きすぎる大量のストラップ」、9位「面ファスナーの財布」、10位「海でしか履かないようなビーチサンダル」となった。また「婚活に向かない人」を聞いたところ、1位は「不潔な人」という結果だった。
2015年09月02日ファッションブランド「WEGO」はこのほど、こんどうようぢさんによるジェンダーレスファッションブランド「DING(ディング)」を立ち上げた。「ジェンダーレス男子(男女の性別の壁を超えたファッションをする男子)」の代表として東京都・原宿を中心に人気を集めるこんどうようぢさん。自らがデザインを一から手掛けた同ブランドは、男女兼用として着用が可能。カットソー、ニット、スウェット、シャツ、ボトムス等全15アイテムを展開する。こんどうようぢさんは「男の子も女の子も着られるように可愛くなりすぎず、かっこよくなりすぎずデザインしました。サイズ感も女の子はワンピース丈で、男の子は少し大きめサイズにこだわりました。男女問わず着てくれると嬉しいです」とコメントしている。「WEGO WEB STORE」でのウェブ先行予約開始日は9月1日。「WEGO」(WEGO TOKYO店、心斎橋店、札幌店、仙台店、大須店、天神コア店、大宮アルシェ、広島サンモール店)店頭では9月19日に11アイテム、9月25日に4アイテムを発売する。
2015年09月01日伊勢丹新宿店では、8月26日から9月8日までの期間、ファッションとデジタルが融合したライフスタイルを提案する。デジタルが我々の生活にどのような変化を与え、次なる豊かさを創造しようとしているのかを体感出来る場となりそうだ。トレンドファッションを発信する本館2階では、先月開催されたファツションとテックが出合う場を創出するグローバルなサミットDecoded Fashion内で行われたコンペティション「ISETAN CHALLENGE」で選ばれた日本初展開の360度から試着姿を確認できるミラー「メモミ」や、世界初の生地3Dプリンター「エレクトロルーム」など、リテールやファッションビジネスにおける新たな可能性を示唆するアイテムを紹介する。また同フロアでは、アンリアレイジ(ANREALAGE)のブラックライトを当てると柄が可視化されるテキスタイルを使ったファッションや、ソマルタ(SOMARTA)の縫製ニットで構築されたボディスーツの他、3Dプリンターで作られたアクセサリーやシューズも展開。ひとつひとつのプロダクトやアプローチは異なるが、どれもデジタルテクノロジーを駆使することでクリエーションやユーザーエクスペリエンスを創出している点が共通している。今は個々のブランドや企業としての取組みだが、これらの体験を一環してユーザーが受けることが出来るような未来を想像させる。また、ソフトバンクと三越伊勢丹が行ったファッション・デザインの専門学生を対象にしたファッションハッカソンで誕生したペッパー(Pepper)も展示される他、人口知能を用いたファッションコーディネートアプリ「センシー(SENSY)」など生活を豊かにする将来性を秘めたデジタルソリューションを紹介している。同館6階時の場では、ミラノサローネにも出展したジンズ(JINS)のメガネ型デバイス「JINS MEME」の体験スペースを用意。グラフィックデザイナーの佐藤卓が監修を務め、ライゾマティクスの斎藤精一らが制作を行った同アイテムでは、メガネ型デバイスをかけた人の心の動きを可視化する。メガネという形はそのままに、デジタルテクノロジーをかけ合わせることで、自分自身の感情の動きを見つめるというまったく異なるアプローチをする点に面白みがある。ウェアラブルデバイスの可能性を体験することが可能だ。デジタルの可能性は計り知れない。こと、ファツションというフィジカルかつ情緒的な領域において、デジタルテクノロジーがどのような変化を生み出していくのか。今回のプロモーションが、ファッションの未来に向けた取組みのひとつの在り方なのかもしれない。
2015年08月28日残暑が続いていますが、ときおり感じる秋の気配に、ほっとできる頃となってきました。となると、疼いてくるのが秋ファッションへの関心。夏は、カリフォルニアや南フランスなどを思い浮かべつつ、リゾート系ファッションを堪能していても、秋ともなると気になってくるのがブリティッシュトラッドなどと言う方はいませんか?そんなあなたにぴったりな作品『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』が絶賛公開中です。どこか物足りない青春を送っていた、スコットランドはグラスゴーに暮らす20代の男女3人が、音楽を通して出会い、恋と友情を育み、大人への階段を上っていく…という物語。『ハイ・フィデリティ』『プラダを着た悪魔』『JUNO/ジュノ』『(500)日のサマー』など、映像と音楽の素敵な融合が印象的な映画のサウンドトラックに関わり、世界的バンド「ベル・アンド・セバスチャン」のフロントマンとしても活躍するスチュアート・マードックが脚本と監督を務めているのも話題です。誰もが通るほろ苦い“青春”の日々を、切なくも鮮やかに映し出した物語もさることながら、それをご機嫌な音楽に乗せて…というか、音楽で描ききったミュージカルは、音楽映画と言うよりも、長編ミュージックビデオというおもむき。映像と音楽がどちらもどや顔で主張してくる絶妙さが、今、音楽業界の第一線で活躍するミュージシャンだから作り得た作品と言える秘密。音楽を先に作りはじめ、脚本とサントラ制作を同時進行させたと聞けば、映像と音楽の見事な融合、揺るぎない世界観に納得できることでしょう。さらに、音楽とは切っても切り離せないファッションも本作の見どころです。主人公たちは70年代風のスタイルで決めているのですが、それが何ともキュート。60年代後半に流行したサイケデリックなテイストも時折チラ見せしつつ、帽子、タイ、眼鏡などのトラッド小物、英国らしいタータンチェックやストライプ、ロマンティックなフラワープリントなどが華やかで目にも楽しいのです。参加ブランドは、「フレッド・ペリー(FRED PERRY)」、「トップショップ(TOPSHOP)」、「アーバンアウトフィッターズ(Urban Outfitters)」、「アメリカン・アパレル(American Apparel)」、「ヌーディージーンズ(Nudie Jeans)」、「クラークス(Clarks)」などの定番の若者ブランド。かっちりとしたトラッドファッションにも、丈やフィット感で遊び心を加え、わくわくするようなおしゃれ感を加えていて、とても若々しくて素敵。これも、ミュージックビデオっぽいスタイリッシュさを支える要素のひとつなのでしょう。何かに何かを加えたのではなく、すべてが主役。そういう意味で本作は、物語、音楽、ファッションとそのすべてが同じくらい大切な存在で、それらの要素が互いに作用し合って独自の世界を生み出す。そうしてはじめて、ひとつのメッセージを伝える準備ができるという発想は、やはり映画業界では難しいもの。理屈ではなく、感覚で心を刺激されるような作品の魅力の一端は、そこにあるのかもしれません。(text:June Makiguchi)■関連作品:ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 2015年8月1日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) FINDLAY PRODUCTIONS LIMITED 2012
2015年08月27日三越伊勢丹グループは、東京・新宿の伊勢丹新宿本店をはじめとするグループ各店において、ファッションとデジタルが融合した新しいライフスタイルを提案するイベント「彩り祭2015」を開催している。会期は2015年8月26日~9月8日まで。今回開催されている「彩り祭」では、テクノロジーとアナログが共存する"フューチャーライフスタイル"をテーマに、さまざまな企画を展開。その1企画として、伊勢丹新宿本店 本館2Fのザ・ステージ2では、米・ニューヨーク発の世界的イベント「DECODED FASHION」をアジアで初めて開催する。同イベントでは、ファッション×テクノロジーの分野で優れたサービス・商品を持つ企業を世界から募集し、優勝者を決めるコンペティション「THE ISETAN CHALLENGE」も併催され、優勝したデジタル技術を活用したミラー「memomi」や準優勝した縫い目のない服を作る3Dプリンターの「ELECTROLOOM」の展示も行われる。さらに同店では、クラウドファンディングで出資を募る製品や企画を店頭に展示し、実際に見られる、触れる、試せるという新しい試みも実施。「ISETAN×MakuakeクラウドファンディングPROGRAMプロダクト展示」と題した本企画では、クラウドファンディングサイト「Makuake」のリアル店舗が登場し、ユーザーは商品や企画を実際に見てから、出資について判断することができるという。展示されるのは、自然素材の「木」で造られたサスティナビリティーウォッチをはじめ、伝統とデジタルの融合により生まれたオシャレな酒器「光舛(ひかります)」、人気家電ブランド『amadana』と『UNIVERSAL MUSIC』がコラボした「オールインワンタイプのレコードプレイヤー」、部屋にいながら世界の風景を美しい映像と音で楽しめるデジタル窓「Atmoph Window」など。また、バンタンデザイン研究所高等部の学生とエンジニアらによる産学協同プロジェクト「スペシャルハッカソン」も開催。8月22日に開催された同イベントでは、「ISETAN meets Pepper」をテーマに、学生やエンジニアが即興でソフトバンクのパーソナルロボット「Pepper」のアプリ開発を行うハッカソンのほか、Pepperを主人公としたスチール作品のプレゼンテーションが行われ、審査で選ばれた作品は特設スペースにて展示されているとのこと。なお、同スペースでは、Pepperと触れ合えるコーナーも用意される。このほか、「DECODED FASHION」に関するトークショーや、働く女性のためのガジェットアクセサリー展示、メガネ型デバイスやウェアラブル端末向けのアプリケーションの体験スペースなども実施される。なお、期間中はファッションフロアを中心に、各ショップのマネキンがデジタルマスクアートで彩られるほか、三越日本橋本店のシンボルであるライオン像も、未来を夢見るマスクアートで登場するとのこと。
2015年08月27日女優のアン・ハサウェイがファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』(10月10日公開)で、ニューヨークの最先端ファッションを先取りできるポスタービジュアルが27日、公開された。『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ世界中の女性から憧れの存在となったアン・ハサウェイ。あれから9年後となる本作では、ファッションサイトの社長を演じ、あたかも『プラダを着た悪魔』の主人公の後日談のような、新たな出会いと試練を描く。公開されたポスタービジュアルは、アン演じるジュールズの赤いワンピースが印象的。本作の衣装スタッフは、『アグリー・ベティ』シリーズや『セックス・アンド・ザ・シティ2』を手掛けたスタッフが担当しており、衣装デザイナーのジャクリーン・デメテリオは「トレンドを見越したファッションにしたわ。例えば、フリンジ付きのサンダルもその一つ。撮影したのは一年前だから映画が公開されるときに新鮮に見えるように工夫したの」と、まさに今のトレンドを先取りできるファッションにしたという。また、今すぐにでもまねできるリアルクローズであることがポイントで、この赤いワンピースは、ベッカム夫人のファッションブランド"ヴィクトリア・ベッカム"。さらに、彼女が持つバッグはシャネル、時計はカルティエ、シューズはロジェヴィヴィエと、ハイブランドでありながらもすぐに取り入れられるリアルクローズに見せている。ジャクリーンは「ジュールズはニューヨークで仕事をして家庭を持っている現代女性なの。映画を見た女性たちが共感できるようなすぐにでもまねできるリアルクローズにしたのよ」と語る。今回のポスタービジュアルでは、アン演じるジュールズを温かな視線で見守るベン(ロバート・デ・ニーロ)も印象的。本作で初共演を果たした2人だが、アンは「ロバート・デ・ニーロから学んだことはたくさんあったわ。現場でのスタッフに対する態度もすてきだった。周りのことをちゃんと考えて尊重しているし、俳優として惜しみない努力を続けてきたから今の彼がいるの。本当に尊敬しているわ」と、劇中でベンのアドバイスによって学び成長していくジュールズのように、実際にロバート・デ・ニーロから俳優としてのあり方を学んだと明かす。物語は、ファッションサイトの社長ジュールズの会社に、40歳年上の"シニア"インターンとしてベンがやってくる所から始まる。初めはベンを嫌がるジュールズだが、ベンの真面目で優しい人柄に触れることで、2人は次第に親友になっていく。そして、仕事もプライベートも試練が訪れるジュールズに対してベンが投げかける優しい言葉が、見る者の涙を誘う。(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年08月27日今シーズンで31回目を迎えるファッションとデザインの業界関係者向け合同展示会「ルームス(rooms)」が、9月9日から11日まで国立代々木競技場第一体育館にて開催される。00年に誕生し、ファッションとデザインの合同展示会を中心とした複合的なビジネスを行っている「ルームス」。現在は出展ブランド約500、来場者2万人の世界でも有数の展示会となっている。最大の特徴は、シーズン毎に会場デザインや展示企画、広告などのヴィジュアルイメージを一新すること。第31回目を迎える今回は“0.01% / 希少価値”をコンセプトに、他では見ることができない希少なアーティストのインスタレーションなどを展開する。会場では、映画やドラマ、CMなどでも活躍するメイクアップアーティストのJIROによる展示を実施。特殊メイクや造型制作などを手掛けるJIROが、今回は特殊メイクではなく、ペイントのみで制作した作品の展示とメイクデモンストレーションを行う。その他、ファッションブランドのリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)やリトゥンバイ(written by)のデザイナーであり、デザイン教室「ここのがっこう」を主宰する山縣良和が注目の新星クリエイターを紹介する企画、コピーライターの野澤幸司による「まだない日本語を勝手に生み出す」などの企画を用意。13年よりスタートした、地球や社会に配慮したブランドを展示する「rooms エシカルエリア」では、“リノベーション”をテーマに約40ブランドが紹介される。さらにフードプロデュース会社SOFを起用し、“0.01%”をテーマに全国のアジア料理とマクロビ料理を実践する新鋭店舗とのコラボレーションによるフードを提供。アジアをイメージしたサラダラップシリーズを始め、希少価値のある食材を使ったアートフードを展開する。【イベント情報】「rooms31」会期:9月9日~11日時間:10:00~18:00会場:国立代々木競技場第一体育館住所:東京都渋谷区神南2-1-1
2015年08月26日ファッションとテクノロジーが出合う場として2012年に設立されたDecoded Fashion。同サミットでは、スタートアップ・コンペティションと称して、ファッションとリテール界に新風を吹き込む、世界のスタートアップ企業を発掘する場を設けている。先月開催されたアジア初のDecoded Fashion Tokyoでは、三越伊勢丹がパートナーを務め、スタートアップ・コンペティション「ISETAN CHALLENGE」が開催された。■一次審査に残ったユニークなスタートアップ企業5社コンペティションでは、審査員と観客を前にピッチと質疑応答が行われ、ファイナリストが決まるというストーリーだ。コンペティションでは、三越伊勢丹が抱える次の3つの課題に対して、それに対してのソリューションを提案するというもの。参加者への課題は以下の3つ。・未来のカスタマーに向けたインストア・エクスペリエンスの構築と、エンゲージメントを高めるアイデアとは?・カスタマーに、より豊かなインストア・エクスペリエンスを提供するためのデータ活用法とは?・革新的で先駆的なテクノロジーを用いた、インストアでのカスタマイゼーション、あるいは商品開発のアイデアとは?この課題に対してのソリューションを提案する国内外約40の応募から選ばれた海外3組、国内2組のファイナリスト。会場では、審査員と観客を前にピッチと質疑応答が行われ、ファイナリストが決まるというストーリーだ。審査員は、三越伊勢丹ホールディングス代表取締役大西洋氏、同社秘書室付特命担当北川竜也氏、コンデナストジャパン社長の北田淳、『GQ JAPAN』編集長鈴木正文氏、ハートキャッチ共同創設者兼CEO西村真里子氏の5人。最初に登場したのは、「ブルーフォックスターゲット(BLUEFOX TARGET)」。彼らは、携帯電話から発するWiFiの電波を検知して、店舗に訪れた顧客に情報発信するサービスを提供している。そのデータをリアルタイム分析することが可能で、ブラウザの検索履歴などのデータをリアルタイム解析しながら、それぞれの顧客に応じたクーポンを発行したり、デジタルサイネージで適切な広告を表示したりすることができるという。同社によれば、アメリカのレストランでは、顧客に応じてメニュー表示を変えるといった試みを行い、好評だったとのこと。また、この機能を使いショップの販売スタッフがどの程度、接客したかなどのデータを取得したり、ショーウインドウに立ち止まる人のデータなどからそのウィンドウの効果測定を行うことも可能だという。次に登場したのは「エレクトロルーム(ELECTROLOOM)」。同社が開発した3Dプリンター「ELECTROLOOM」は、入力されたデザインデータから、3Dプリンティングによりその場で服を作るという機器。この製造方法が実現すれば、紡績や撚糸、織りも不要なテキスタイルや、服の製造過程を根本から変えるユニークなアイデア。オンデマンドで完成品ができるため、在庫リスクもなくなる。まだまだ実験段階だという同社は、パターンのシンプルなスカーフ、ソックスといった小物から始め、将来は、洋服のカスタムデザインも可能にしたい、と語った。日本から参加した「アベジャ(ABEJA)」のプレゼンテーションは、リアルタイムで店舗内の行動データを取得し、販売促進につなげるソリューション。現状の小売店の課題としてスタッフの適切な配置が挙げられる。そこで同社では、店舗内での顧客行動を映像解析やヒートマップのテックを用いて、年齢、性別を推定する。結果、多くの顧客が手に取った商品を把握するなどして、販売スタッフが介入する最適なタイミングを提示し、販促につなげるサービスを提案する。また、POSデータ、CRMデータなどと組み合わせ、顔認証技術で顧客を認識し、決済をするなど、これまでにないサービスの可能性も模索している。「インセクトマイクロエイジェンシー(INSECT MICRO AGENCY)」インセクトマイクロエイジェンシーが提案したのは、デジタルサイネージを使って、インストアショッピングにいっそうのエンターテインメント要素を付加するソリューション。店舗に来ることを旅行になぞらえ、例えば新宿店に設置した高解像度のスクリーンでパリの店舗の様子がのぞけるといった体験を提供する。イメージは、日本人ならおなじみのドラえもんの「どこでもドア」。デジタルのコミュニケーションだけでなく売場と顧客をつなぐ試みも視野に入れる。最後に登場したのは「メモミ(MemoMi)」。メモミは世界初のバーチャルフィッティングプラットフォームを提供するサービス。顧客が、鏡のような大型スクリーンの前で一回転すると、その姿を360度から撮影できる。そのデータを使い、実際に着替えることなく、他の色やデザインのファッションを試すことができるというもの。また試着した画像を友人、家族などとSNSでシェアすることもできる。店舗側にとっては、店内では、どんなアイテムを試着する顧客が多いかなど、顧客動向に関するデータを収集することができる。またクラウドベースなので、例えば東京で試着したアイテムをもう一度、京都で見ることもできる。現在、アメリカではニーマン・マーカスの複数の店舗でも導入されている。当初は、この5社から1社を選ぶ予定だったのだが、どれも興味深い提案で、1社に絞り込めなかったと、審査員からうれしい悲鳴が上がり、結局3社が三越伊勢丹で発表の場を得ることとなった。1位には、お題である「インストアにおけるカスタマーエクスペリエンス」という点で、もっとも革新的だったと評価され、メモミが選ばれた。この受賞にあたってDecoded Fashionの創設者であるリズ・バセラーは「アメリカでは、店舗やショッピングモールはどうすれば顧客が店頭に足を運んでくれるのか模索しています。でも、日本の店舗はわくわくするような美しい場所で、顧客は店舗に行くことを楽しんでいますね。メモミは、テクノロジーを通じて、より一層店舗の魅力を引き出してくれるはずです」とコメントしている。2位にはエレクトロルーム。3Dプリンティングを使ったまったく新しい服作りへのアプローチが評価され、想像力を刺激されると審査員。3位のアベジャの受賞理由は、すでにどこにでも設置されているカメラが、百貨店という場所を間違いなく改革するということ。インストアにおける魅力を高めていくことは、リテールの関心事の一つ。そのためにテクノロジーがどのようなソリューション、そしてイノベーションを与えてくれるのが楽しみである。ことさら、リテールテックにまさにこれから向き合おうとするファッションストアが、今回のコンペティションのパートナーであることも興味深い。そして上記の3社には、8月26日から伊勢丹新宿店で開催される「彩り祭」で展示、発表の場が提供される。どの受賞者のソリューションをとっても、一歩踏み込んだ新しいショッピング体験を期待させるもの。このテクノロジーを9月1日まで伊勢丹新宿店でプレゼンテーションを行う。ぜひ店頭に足を運んで、その風を肌で感じたい。
2015年08月26日新しいもの、楽しいことはどんどん取り入れるはずのファッション業界。とはいえ、それが最先端のテクノロジーだとしたらどうだろう…。これからのファッションを牽引していく世代にとって、オンラインショッピングなど、今や当たり前のこと。さらに、海外に目を向ければ今や名だたるファッションブランドが、最先端のテックを利用した新しいマーケティング戦略やショッピングの仕組みを利用して、イノベーションを起こしている。そのファッションとテクノロジーが巻き起こす旋風がいよいよ日本にも到来する時が来た。先頃、ファッション×テックの先駆的イベントとして注目される「Decoded Fashion」が、日本で初めて開催されたのだ。ここでは2回に渡ってレポートしよう。2015年7月9日に東京アメリカンクラブで開催された「Decoded Fashion(デコーデッド・ファッション)」は、ファッションやビューティで業界をリードする企業やブランドと、テックの分野でユニークなサービスを提供するテクノロジー業界の企業を結ぶグローバルなイベント。創設者のリズ・バセラーはコロンビア大学でジャーナリズムを学んだのち、報道番組のプロデューサーとして活躍。オバマ大統領の当選演説を扱った特別番組では、優れた番組に与えられるエミー賞にノミネートされるなど敏腕ぶりを発揮。その後、2010年にテック企業に転職し、翌年「Decoded Fashion」を設立。2012年には、最初のサミットがミラノで開催され、その後、ニューヨーク、ロンドンに広がり、今年、日本上陸を果たした。設立当時、テック企業に勤めていたリズは「ユニークなアイデアを持つスタートアップ企業のオーナー達と出会い、彼らがファッションに使えそうなアイデアを持っていた」と言う。ファッション業界にどのような問題があって、どのような提案ができるのか分からなかったというが、テクノロジーとファッションが出合うべき時が来たと感じたのだという。一瞬、錯覚するが、これは日本の話ではない。外の人からは意外に思えるかもしれないが、ファッション業界はどこの国でも、けっこう保守的なのだ。とにかく、リズの働きによって、テックとファッションは出合うことになった。『WIRED』の若林恵編集長も「(Decoded Fashionは)この取組みによってふたつの、互いに未知の業界の人びとがFace to Faceで遭遇できる「空間」をつくったのが素晴らしい」とコメントしている。グローバルリサーチ企業「スタイラス(Stylus)」のリテール部門を率いるケイティ・バロン氏は、アフターインターネットである現代において、消費者の行動を考える時のキーワードを3つ挙げている。「ソーシャライズド」「パーソナライズド」「リスポンシブ」がそれだ。このキーワードに沿って、具体的な事例を見てみよう。■「ソーシャライズド」ブランドにとって、インターネット上で確固たる地位を築くには、自分たちの商品、ブランド、ショップ等々がオンライン、オフライン問わず語られていることが大切だ。店舗やプロダクトの良さもさることながら、オンライン上でもそのブランドの存在感があるかどうかとも言えるだろう。それはつまり顧客とブランドが、ブランドが提供する価値を共有しているかどうかという意味でもある。ブランドの持つプロダクトやストーリーといった価値にいつでも、どこからでもアクセスできることにより、ブランドは、オンライン、オフライン共にコンテンツを通じて顧客の購入を促すことが出来るということだ。実際の店舗のみならず、オンラインでもブランドのプロダクトやストーリーに出合えるということは消費者にとってみれば、これまでよりもずっと簡単に「お気に入り」にたどり着けるということだ。そして、ソーシャルな場にブランドがコンテンツを提示する時に忘れてはならないことがある。ロンドン発のスキンケアブランド「ロディアル(RODIAL)」の一例から考えてみよう。ロディアルでは、アメリカのファッションモデル、カイリー・ジェンナーをグローバル・アンバサダーに任命した。そして、彼女をロンドンのショップに招き、その様子をソーシャルメディアでレポートしてもらった。ここで大切なのはカイリーが元々、このブランドを気に入っていたということ。ブランドのCEO、マリア・ハッツィステファニス氏は、「消費者は、そのアンバサダーが本当に製品を気に入っているのか(あるいは宣伝なのか)をかしこく見抜く」と言っていたのはとても印象的だった。ブランドは、ソーシャルメディアでのレポートだとしても、そのコンテンツが真実であるのかと顧客から関心を寄せられていることを忘れてはいけないということだ。■「パーソナライズド」テクノロジーは、顧客とのコミュニケーションや販売の方法だけでなく、実際のモノ作りのスキームにも変化を与えようとしている。ニューヨークの真ん中に工場を持ち、イヤホンのオーダーメードを行う「ノーマル(NORMAL)」の創業者ニッキ・カウフマン氏は、自分の耳に合うイヤホンがないことに嫌気がさして、自分で会社を作ったのだという。ノーマルでは自分の耳のサイズにぴったりのイヤホンがたった2時間半で出来てしまう。これを可能にしたのは、3Dプリンターのテクノロジーだ。事業をスタートして1年後、顧客のデータから左右の耳の形が違う人が少なくとも20%はいるということも分かった。次の展開に活かせるデータだ。カウフマン氏は、「3Dプリンターを使って、大量生産ではなく、“あなた“のために作ることができるようになった」と言う。これはイヤホンの例だが、スタートアップ企業の中には、3Dプリンティングの技術を使い数時間でオーダーメイドのアイテムを作るシステムを構築しようと試行錯誤している企業もあった。まだ実現はしていないものの、テックによってアパレルのオーダーメイドが身近になる可能性は十分にある。この潮流が可能性を感じさせるのは、ここ数十年来変化の乏しかったファッション業界のスキームに風穴を開けるかもしれないということ。自宅にいながらにして、オンライン上で自分好みのファッションアイテムをオーダー出来る日がそう遠くない未来にやってくるかもしれない。■リスポンシブテクノロジーとファッションが出合えば、変わりやすい顧客の欲求にこれまでよりもずっと早く答えることができるだろう。例えば、「ハウスオブホーランド(HOUSE OF HOLLAND)」では、メンズコレクションでテクノロジーを使った新たな取組みを行った。VISAカードと連携して、ショーを見た顧客がパーソナルオーダーを入れられるスキームを整えたのだ。これまでショーが終わり、セレクトショップなどのバイヤーがオーダーをして、店頭に商品が並ぶという流れだったのが、顧客が直接欲しい商品をオーダーすることが可能になり、欲しいアイテムが顧客の元に届くまでの時間を短くすることができたのだ。また、デジタルが可能にした膨大なデータから顧客の興味関心を読み解いていくことも、今まさにその顧客が知りたいと思っている情報を届けることに繋がるだろう。パーソナルな興味関心をSNSやサイト上での行動からかなり正確に導きだすことが可能になるだろう。新しいもの好きと言われながら、歴史や伝統を慈しみ感性がモノを言うのがファッションの世界でもある。そのせいか、ビジネスのやり方自体が、旧態依然としているところもある。しかし確実に顧客はオンラインの世界でテクノロジーを享受し、コミュニティを構築している。アメリカでは以前から1980年から2000年の間に生まれたミレニアル世代が消費の中心として注目されて久しい。この世代にインターネットやデジタルテクノロジーは生まれながらのインフラ。ファッションの世界で働く私たちもそこに趣いて、顧客に思いを伝えられれば、双方にとって幸福な出会いがあるはずだ。テックによって蓄積される膨大なデータは、どこに顧客がいるのか、どんな風にそのドアをノックするのか、必ずや教えてくれるはずだ。
2015年08月26日西武渋谷店は8月21日、8年ぶりにファッションフロアをリニューアルした。「アート&デザイン」をテーマに、A館3階はnendoの佐藤オオキ、5階の婦人服フロア、B館5階紳士服フロアは建築家の永山祐子が環境デザインを手掛け、従来の売り場からイメージを一新した。佐藤オオキがデザインしたA館3階婦人服フロアのコンセプトは、“ヨーロッパの公園に隣接した遊園地”。スカイブルーの天井、メリーゴーランドをイメージしたイベントゾーンは白黒のグラフィック、フロアはシェブロンパターンで、同フロアがターゲットとするコンテンポラリーでエッジィな30代女性に向けた環境演出となっている。自主編集売り場「キートゥスタイル」はインポートとドメスティックの若手デザイナーを中心にセレクション。海外ブランドではフード・バイ・エアーとマルセロ・バーロンのウイメンズ、パブリックスクールなどを新規導入。国内からは森本容子が手掛ける、メイド・イン・ジャパンのデニムにこだわったバンカー、江角泰俊と西武・そごうオリジナルブランド、リリシスト・バイ・YEなどを展開。また同売り場では若手デザイナーのインキュベーション機能を持たせる意味から、エスモードパリを卒業して間もない、トークンなどの新人デザイナーのブランドも今回導入されている。また同フロアではトゥモローランド、デプレ、セオリーも改装された。A館5階婦人服フロア「モードプラス」は“宮殿”をコンセプトにシルバーのメタルカーテンで区切られた部屋がつながっていく演出。“エシカルな消費スタイルで意識の高い50代のエグゼクティブキャリア”“好感度なオトナに驚き”を与える“美術館のイメージ”で商品を並べた。展開ブランドはマローブ、ミカコナカムラなどのドメスティックブランドや、ロレーナ・アントニアッツィ、マリーナヨッティングといったインポートのラグジュアリーブランドを総40ブランドで展開している。また、同フロアでは西武池袋店に続き国内2店舗目となるジョナサン・アドラーのフルラインショップも新しく誕生した。B館5階紳士服フロアはA館と同じ永山祐子の環境デザインで“博物館”をコンセプトに、シックでクラシカルなトーンで演出。オープニングではピニンファリーナのポップアップショップが登場。リュクスカジュアルのゾーンでは鈴木良彦とのコラボで展開する旅をテーマにしたブランド、NYCグッドマンスタイルの隣に、オランダ王室御用達の園芸スコップブランド、スネーブールスコップがディスプレイされるなど、大人の男の趣味をフロア全体で打ち出している。同フロアではオープニングイベントとして実験用の精密ガラスを制作していた経歴を持つガラス作家の松村潔による作品も展示、販売されている。今年5月から改装工事がスタートし、約20億円をかけた今回のリニューアルは2007年以来のこと。篁富夫店長は「現在約20のプロジェクト、30以上のビルが渋谷エリアでは建設中。今後、商業集積がますます進み、企業も増加し、街としての厚みが増すと予想している。文化・IT・ファッションという分野でとらえると東京の中で最も進んだエリアであり、その渋谷駅前という立地環境を考えて今回のリニューアルを実施した。2020年に向けて、工事中の多い渋谷の街の中で少しでも地域に貢献することが出来ればと考えている。特に渋谷店は個性が重要だと認識しており、クリエーションの意識が高いブランドを集めることで、ファッションを楽しむ層に衣食住バランス良く提案していきたい」と話す。なお、今回リニューアルされなかった他のフロアに関しての計画は未定。
2015年08月22日季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなるこの時期に頭を悩ます人も多いはず。そんな時には、ファッション・ビューティ業界関係者が太鼓判を押す“東京手土産”をご参考に。グルメ&ファッション編として、調味料やパテ、Tシャツ、雑貨をまとめてご紹介。■人気料理家・たかはしよしこさんの「クレオパトラ塩」、東京国立博物館で限定発売フリーのエディター・ライターの仁田ときこさんが推すS/S/A/Wの「クレオパトラ塩」。「今、フード業界&アパレル業界でひっぱりだこの料理家・たかはしよしこさん。彼女がクレオパトラをイメージして手がけたお塩で、料理好きな方へのお土産に最高です」(仁田さん)蓋を開けると芳醇なサフランの香りがフワッと漂い食欲を誘うそう。■スローなファーストフード「Table OGINO」のパテ&ソーセージ海外メゾンのアタッシュ・ドゥ・プレスなどを手がけるPred PRのチーフコミュニケーションオフィサー・小林三江子さんが推薦する、東京・代官山のデリカッセン「ターブルオギノ(Table OGINO)」のパテとソーセージ。池尻大橋にあるフレンチレストラン「オギノ(OGINO)」直送の“スローなファーストフード”を扱うお店の看板商品!■ミントデザインズ× メディコム・トイのジグザグ柄雑貨三越伊勢丹の婦人・子供統括部 ヤングNB1 バイヤー、寺澤真理さんが推奨するミントデザインズ(mintdesigns)×メディコム・トイ(MEDICOM TOY)のとコラボレーションシリーズ「FABRICK」の雑貨。15-16AWコレクションは、不規則なジグザグ柄が遊び心溢れるデザイン。「ギフトにしやすい大きさ、価格としてはカードケース、ペンケース、メガネケースが人気」(寺澤さん)■「リタジーンズトーキョー」のイセタン羽田ストア限定Tシャツ越伊勢丹 婦人・子供統括部の中小型店舗/新規ビジネス推進担当 マーチャンダイザー・河村玲さんのおすすめは、「イセタン羽田ストア(ウィメンズ)ターミナル1」で販売される同店でしか買えない「リタジーンズトーキョー(RITA JEANS TOKYO)」のロゴTシャツ。羽田空港を利用する際には、イセタン羽田ストアに立ち寄ってみては。
2015年08月15日季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなるこの時期に頭を悩ます人も多いはず。そんな時には、ファッション・ビューティ業界関係者が太鼓判を押す“東京手土産”をご参考に。街の人に愛される伝統の味からモダンに進化したスタイルまで、TOKYOらしい5つの和菓子を紹介する。■絶えぬ行列、原宿で長年愛される「瑞穂」の豆大福某イタリアレザーブランドのウィメンズPRマネージャー・Yさんが推す、東京・原宿の和菓子店「瑞穂」の豆大福。ぽってりとふくよかな豆大福は、手に持った瞬間から伝わる柔らかさが特徴。きめ細やかな餅には程よく塩気の利いた小倉が練りこまれ、滑らかな舌触りで甘すぎないこし餡がたっぷり包み込まれている。「人気店なので、早めにお店に行かないと売り切れてしまうことも...」(Yさん)■創業100年以上の名和菓子店「うさぎや」のどらやきブランドのPRやプランニングを手がけるアイハイト(eyehight)の堀内明さんが推薦する「うさぎや」のどらやき。「たくさんあんこが詰まっていて、どっしりと重く、少し歪んだ形がまた素朴でいいなと思います」(堀内さん)惜しげも無くたっぷりと詰められたなめらかな粒餡、さくっとした歯切れのよさを引き出した皮の焼き加減、餡の甘みを引き立てるほんのり優しい蜂蜜の風味など、随所に美味しい緻密な計算が感じらる一品だ。■モダンな和菓子「HIGASHIYA」のひと口菓子美容ジャーナリストの渡辺佳子さんが推薦するのは、HIGASHIYA(ヒガシヤ)の「ひと口菓子」。「包装、形、しつらい、味まで、オリジナリティにあふれる和モダンの世界が、他にはない存在です」と渡辺さん。まるでチョコレートのように繊細で美しく、小振りで可愛らしい。そして口に運べば、その凡庸でない風味にきっと驚くはずだ。■昭和初期に考案、ウイスキーにも合う老舗「御菓子司 中里」の揚最中FASHION HEADLINEでディレクターを務める横山達也のおすすめは、東京・駒込にある「御菓子司 中里」の揚最中。胡麻油で揚げ、伊豆大島の焼き塩を振った煎餅のように丸く厚みのある最中で、北海道十勝産の小豆を練り上げた粒餡をサンドした、通常の“最中“とは一風変わった斬新な一品。■削ぎ落とされたシンプルさ。矜持を感じる「たちばな」のかりんとうファッションジャーナリストの横井由利さんが推薦する、「たちばな」のかりんとう。「“食べる前から美味しいに決まっている!”を感じさせる」と横井さん。たっぷりと飴掛けされた外側はつやつや。ポピュラーなかりんとうの見た目はそのままに、口に運ぶと驚くほど軽やかで洗練された口当たりが特徴だ。
2015年08月15日季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなるこの時期に頭を悩ます人も多いはず。そんな時には、ファッション・ビューティ業界関係者が太鼓判を押す“東京手土産”をご参考に。TOKYO情緒かおる魅力的な和菓子をまとめて紹介する。■絶えぬ行列、原宿で30年愛される「瑞穂」の豆大福某イタリアレザーブランドのウィメンズPRマネージャー・Yさんが推す、東京・原宿の和菓子店「瑞穂」の豆大福。ぽってりとふくよかな豆大福は、手に持った瞬間から伝わる柔らかさが特徴。きめ細やかな餅には程よく塩気の利いた小倉が練りこまれ、滑らかな舌触りで甘すぎないこし餡がたっぷり包み込まれている。「人気店なので、早めにお店に行かないと売り切れてしまうことも...」(Yさん)■創業100年以上の名和菓子店「うさぎや」のどらやきブランドのPRやプランニングを手がけるアイハイト(eyehight)の堀内明さんが推薦する「うさぎや」のどらやき。「たくさんあんこが詰まっていて、どっしりと重く、少し歪んだ形がまた素朴でいいなと思います」(堀内さん)惜しげも無くたっぷりと詰められたなめらかな粒餡、さくっとした歯切れのよさを引き出した皮の焼き加減、餡の甘みを引き立てるほんのり優しい蜂蜜の風味など、随所に美味しい緻密な計算が感じらる一品だ。■モダンな和菓子「HIGASHIYA」のひと口菓子美容ジャーナリストの渡辺佳子さんが推薦するのは、HIGASHIYA(ヒガシヤ)の「ひと口菓子」。「包装、形、しつらい、味まで、オリジナリティにあふれる和モダンの世界が、他にはない存在です」と渡辺さん。まるでチョコレートのように繊細で美しく、小振りで可愛らしい。そして口に運べば、その凡庸でない風味にきっと驚くはずだ。■昭和初期に考案、ウイスキーにも合う老舗「御菓子司 中里」の揚最中FASHION HEADLINEでディレクターを務める横山達也のおすすめは、東京・駒込にある「御菓子司 中里」の揚最中。胡麻油で揚げ、伊豆大島の焼き塩を振った煎餅のように丸く厚みのある最中で、北海道十勝産の小豆を練り上げた粒餡をサンドした、通常の“最中“とは一風変わった斬新な一品。■削ぎ落とされたシンプルさ。矜持を感じる「たちばな」のかりんとうファッションジャーナリストの横井由利さんが推薦する、「たちばな」のかりんとう。「“食べる前から美味しいに決まっている!”を感じさせる」と横井さん。たっぷりと飴掛けされた外側はつやつや。ポピュラーなかりんとうの見た目はそのままに、口に運ぶと驚くほど軽やかで洗練された口当たりが特徴だ。
2015年08月14日季節のご挨拶や帰省などでお手土産を用意する機会も多くなるこの時期に頭を悩ます人も多いはず。そんな時には、ファッション・ビューティ業界関係者が太鼓判を押す“東京手土産”をご参考に。TOKYO情緒かおる魅力的な洋菓子をまとめて紹介する。■四季感じる伝統和柄のショコラ、パレスホテル東京の千代ちょこエージェント・PR業務を手がけるHiRAO INCのPR・坂口朋美さんが推奨する、パレスホテル東京にるペストリーショップ「スイーツ&デリ(Sweets & Deli)」の千代ちょこ。「ボックスを開けた瞬間、必ずみんなが笑顔になるとても美しい芸術的逸品」と坂口さんが語る千代ちょこは、江戸千代紙や着物、浴衣に見られる日本の伝統的な模様を薄く繊細な板チョコレートにプリントした、まるで千代紙のような一品。■長年愛されるザ・キャピトルホテル東急「ORIGAMI」人気NO.1のバナナブレッド海外ブランドのプレスやコンサルティングを行うA.KA TokyoのPR マネージャー・神谷有希子さんが「実直な味が昔からファン」と一押しするのは、ザ・キャピトルホテル東急のペストリーブティック「ORIGAMI」のバナナブレッド。1963年の同店の創業以来、長年多くの人に様々なシーンで手土産や贈り物として利用され、愛されてきた、ホテルが誇る伝統の逸品で、現在も同店人気NO.1の座に君臨する。■サプリ感覚!?カラフルな「フェーヴ」の豆スイーツ海外のコスメ・ファッションブランドのアタッシュ・ドゥ・プレスを行うブルーベル・ジャパンのアシスタントAD・PRマネージャー、佐藤昌枝さんが推薦する豆スイーツブランド「フェーヴ(feve)」の豆菓子。東京・自由が丘に本店を構える「フェーヴ」はパティシエ辻口博啓のブランド。「カシュー × フランボワーズ」や「豆乳おかき × カマンベール黒胡椒」など、渡す相手によってフレーバーをチョイスできるバリエーションとひとつひとつの手頃な価格、見た目のポップさが魅力。■真夏の夜、カクテルタイムのお供に「JOHN KANAYA」の夏季限定ショコラブランドのエージェントを行うステディ スタディの石川亜耶さんが推薦するのは「ジョンカナヤ(JOHN KANAYA)」の夏季限定ショコラ。ヘーゼルナッツをパッションフルーツのショコラで包んだ食べ応えある「Feel cool Summer “Passion”」と、ラムとライムのショコラ“Cool”と、ミントのショコラ“Fresh”を2層に重ねたショコラ フレ「Cool meets Fresh “Mojito”」はいずれも9月頃までの販売、また期間中売切れ次第終了となるのでお早めに。
2015年08月14日自分らしさや得意なこと、人とは違うところを今一度見つめ直してみては。個性を磨くことを意識しながら行動すると、自然と運気が上がります。ファッションも個性を大切に。自分らしいスタイルってなんだろう…?と考えてみて。■牡羊座(3.21 - 4.20)止まっていたことが回りだす時期。ピンクがラッキーカラー。仕事でもアイデアが冴え、ポジティブに動けるでしょう。透け感のある素材やキャミソールタイプのドレスなど肌の露出度の高いファッションが吉。■牡牛座(4.21 - 5.21)ストレスフルな一週間。薄手のシルクやエアリーな素材の服で軽やかに運気UP。Aラインやバルーンシルエットのドーリーなテイストがオススメです。ラブは優柔不断な異性に振り回されそうなので気をつけて。■双子座(5.22 - 6.21)パワフルな運気。ちゃきちゃきとハイペースで動けます。色はブラック、プリントはレース調のものが開運です。レース素材も吉。多くの人と交流することで更に運気が上がるので引きこもるのはNGです。■蟹座(6.22 - 7.22)人を惹きつけるオーラが高まり、異性にもモテる時期。ただしダメ男の誘惑には注意。人や動物の顔のイラストがお守りに。カラフルなスニーカーもラッキーアイテム。色はグリーンを取り入れましょう。■獅子座(7.23 - 8.22)エネルギーがみなぎり、フルスロットルで動けるときですが、八方美人な言動で面倒なことに巻き込まれる予感。優先順位を意識して行動しましょう。国旗のエンブレム、ストライプがラッキーファッションです。■乙女座(8.23 - 9.23)本気でやりたいことが見つかります。モタモタしていると機を逸してしまいそう。直感に従って早めに着手して。フェザーや鳥のモチーフが感性を高めてくれます。開運のカラーはレッドです。■天秤座(9.24 - 10.23)レジャー運が好調。思い出に残る素敵な旅ができるでしょう。シングルの人は旅先など意外な場所に運命の出会いがあるかも。ドレープのきいたブラウスやエッジィなカッティングのワンピースなどドラマティックな装いを意識して。■蠍座(10.24 - 11.22)ギブアンドテイクの精神を大切に。人に頼られることでモチベーションも上がるでしょう。ボアやムートンなどもこもこ素材がラッキー。まだ暑いので雑貨や小物で取り入れて。レトロな透かし編みも吉。■射手座(11.23 - 12.21)シャンパンゴールドの服や、ゴールドのジュエリーがツキを呼びます。仕事で重要な役に抜擢されたり、注目されたりするでしょう。ミスが多い時期でもあるので慎重さが幸運を招く鍵です。■山羊座(12.22 - 1.20)先手必勝を心がけて。何事も自分からアクションを起こすことが成功への道。キャメル×水色の組み合わせが最高にラッキー。ワイドパンツとスウェット素材のパンツが開運アイテムです。週末の買い物は吉。■水瓶座(1.21 - 2.19)テンションがダウンしそう。今までは好きでやっていたことが突然面白くないと違和感を感じるかもしれません。レジャー運が吉なので遊びでリフレッシュして。イエロー、Tシャツ、ハート柄がラッキー。■魚座(2.20 - 3.20)多忙期も一段落。ダイエットや趣味などに打ち込める時間も作れるでしょう。Iラインで裾にスリットの入ったワンピースが開運ファッション。スパンコールのパンプスを合わせれば最強です。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2015年08月10日デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』(3,800円)が、9月30日に発売される。『ヴォーグ・ファッション100 年史』の編著者であるリンダ・ワトソンが手掛けた同書。1冊で75名のファッションデザイナーを一望出来るデザイナー名鑑の決定版。デザイナーたちが手掛ける各メゾンの代表的なビジュアルや選りすぐりの人気アイテムなどとともに、ブランドのトリビアや転換期、年表、製品へのこだわり、デザイン哲学など、ファッション好きには堪らない情報が収録されている。ラインアップは、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、サルヴァトーレ・フェラガモ、ロジェ・ヴィヴィエ、エミリオ・プッチ、ジャンヌ・ランバン、クリストバル・バレンシアガ、ジョルジオ・アルマーニ、カール・ラガーフェルド、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、カルバン・クライン、ジル・サンダー、山本耀司、三宅一生、山本寛斎、川久保玲、渡辺淳弥、高田賢三、ポール・スミス、ジャンポール・ゴルチエ、マーク・ジェイコブス、マルタン・マルジェラ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ドルチェ&ガッバーナ、トム・フォード、スティーブン・ジョーンズ、アレキサンダー・マックイーンなど。【書籍情報】『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』著者:リンダ・ワトソン発行:スペースシャワーネットワーク並製ビニールカバー/312ページ/A5判発売:2015年9月30日価格:3,800円
2015年08月08日ピーチ・ジョンは8月7日、「エフォートレス」トレンドにフォーカスし、「ファッショントレンドとバストメイク」をテーマにした調査結果を発表した。調査は7月7日~8日、ファッショントレンドに敏感で、自他ともに認める「ファッションホリック」な25~39歳の女性500名を対象にインターネットで行われた。まず今年注目しているファッショントレンドを聞いたところ、2位以下を引き離して1位に挙がったのは「エフォートレス」(57%)。エフォートレスは、つくりこみすぎない、ほどよく肩の力が抜けた自然体のスタイルを表現するもの。エフォートレススタイルの魅力だと思うポイントを質問したところ、「抜け感・こなれ感」(69%)がトップに。僅差で「ほどよく肩の力が抜けた頑張りすぎない雰囲気」(64%)、「大人の女性の余裕を感じさせる雰囲気」(59%)、「つくりこみすぎないナチュラルな雰囲気」(56%)などのポイントが続き、特定のファッションアイテムというより、スタイル全体やそれによって醸し出される雰囲気に魅力を感じている人が多いことが分かった。エフォートレスの要素をファッションにすでに取り入れている人は69%、「取り入れたことはないが今後取り入れてみたい」と答えた人も24%いた。エフォートレスの要素を取り入れたことがあるポイント・パーツとしては、「洋服」(78%)、「ヘアスタイル」(46%)、足「靴」(44%)と続いた。「下着」に関しては10%の女性しか取り入れていない結果となった。エフォートレススタイルを実践する際に悩んでいることは、自身のボディラインとそれがつくる全体のシルエットの見え方についてが多かった。シルエットづくりに関する悩みの中でも特に多かったのは、"胸もと"に関しての悩みで、「胸もとがゆるいシルエットの服は、自分がイメージしていたものと違った雰囲気になってしまった」(29歳)、「"抜け感"のあるトップスを着ると、胸もとが変に見えたり太って見えてしまったり、着こなしが難しい」(29歳)などの声が目立った。エフォートレススタイルを完成させるカギとなる"抜け感バスト"についてどのような印象が持たれているのか聞くと、「今の"ファッショントレンドに合っていてオシャレ"だと思う」(72%)、僅差で「自分らしい"ナチュラルな美しさ"を演出できそう」(71%)、「女性らしい"柔らかなボディライン"を演出できそう」(68%)と続いた。
2015年08月07日総合マーケティング支援を行うネオマーケティングはこのほど、「働く女性のファッション事情」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。同調査は6月25日~26日の2日間、一都三県に住む20歳~39歳の働く女性300人を対象に行ったアンケートデータをまとめたもの。○洋服は「ショッピングセンターで購入」「普段どこで洋服を買っているか」を聞いたところ、20代・30代ともに「ショッピングセンター」が1位となった。また20代・30代で最も差がついたものは「百貨店」で、20代の43.3%に対して、30代は60.7%だった。「毎月ファッション誌を購入しているか」を聞いたところ、「購入しない」は50.3%で、「以前は購入していたが、現在は購入していない」の13.7%を合わせると、64.0%が「購入していない」となった。毎月購入している人は16.0%だった。ファッション誌を購入している人に「購入している雑誌」を聞いたところ、20代は「MORE」「ViVi」が24.1%と同率1位。30代は「CLASSY.」が48.1%で1位となった。○ファッションに使う予算、約6割が「毎月1万円未満」「ファッションに使う月々の平均額」は、「1万円未満」が全体の61.3%となった。また、毎月「3万円以上」ファッションに使用する人は8.3%だった。「ファッションのモチベーションや意識していること」については、「自分らしさを出す」が66.7%で1位。また、「着心地の良さ」については20代より30代の方が上回り、「異性ウケの良さ」「彼(夫)の好み」は30代より20代の方が上回る結果となった。
2015年07月23日最新のミュージックやファッション、カルチャーに触れられるクラブ「ARC」が、7月に東京・表参道にオープン。元プラダジャパン及びUSAのビジュアルディレクターで、東京ミッドタウンのセレクトショップ「リステア(RESTIR)」を手掛けたAbilio Marcelo Hagiharaがクリエイティブディレクターを務めるクラブ「ARC」。ロゴデザインは「トム フォード(TOM FORD)」や「カルバン・クライン(Calvin Klein)」、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などをクライアントに持つアートディレクション「LLOYD&CO」所属のアートディレクターBo Jungが担当した。その他、インテリアデザインには「レイチェル ゾー(Rachel Zoe)」のヘアサロンを手掛けるSYNDICATEのBryan Russelを、照明デザインにはビヨンセ・ノウルズ(Beyonce Knowles)邸の内装照明を手掛けるLoop LightingのRyoko Nakamuraを起用するなど、そうそうたるメンバーで創り上げられている。ARCでは、“ローカル、インターナショナル、メジャー、アンダーグラウンド、有名、無名にこだわらず、純粋に良いものだけをキュレーションする”をコンセプトに、曜日ごとに様々なイベントを開催していく。中でも、毎週金曜日に行われる、ニューヨークのハイファッションマガジン『TWELV』がキュレーションを務めるパーティーは、国内外のアップカミングなアーティストがいち早く紹介され、最新情報を得るには最適のイベントとなっている。7月17日、18日、24日、25日の4日間にはオープニングパーティーを開催。7月30日には、ゲストとしてシンガーソングライターの滴草由実が登場し、スペシャルパフォーマンスを行う。なお、滴草由実が先日発表したばかりの楽曲「All my life」のミュージック・ファッション・ビデオでは、ビョーク(Bjork)の衣装を手掛けたデザイナーのマラヤン・ペジョスキー(Marjan Pejoski)による「ケーティーゼット(KTZ)」を始めとした有名ブランドが衣装の全面提供を行った。
2015年07月17日新日本プロレスリングはこのほど、ファッションビル「109MEN’S」、プロ野球球団の「東京ヤクルトスワローズ」とともに、東京ヤクルトスワローズ×109MEN’S×新日本プロレスリング トリプルコラボキャンペーンを開始した。期間中は「東京ヤクルトスワローズ」と「新日本プロレスリング」の選手を起用したポスターを掲出するほか、コラボアイテムの販売や、選手の来館イベントなどを開催する。7月16日からは、7F「DOWBL」にてトリプルコラボアイテムを販売。「東京ヤクルトスワローズ」のマスコット「つば九郎」と、「新日本プロレスリング」のロゴマークをデザインしたオリジナルTシャツで、店頭のほか、通販サイト「109MEN’S NET SHOP」でも購入できる。同日には、ビジュアルモデルを務める「新日本プロレスリング」の中邑真輔選手が、109MEN’Sに来館する。19時から観覧無料のトークショーや2ショット撮影会(当日館内で税別3,000円以上の買い物をした先着100人が対象)などのイベントを開催する。7月29日には、神宮球場で「109MEN’S DAY」を開催。「東京ヤクルトスワローズ」対「広島カープ」の試合を109MEN’S冠試合として行う。当日会場では「東京ヤクルトスワローズ」荒木選手と「新日本プロレスリング」中邑選手のインタビューを掲載したフライヤーを1万部限定で配布する。7月31日までは、109MEN’Sに「新日本プロレスリング」の中邑真輔選手、「東京ヤクルトスワローズ」の荒木貴裕選手のトリプルコラボビジュアルポスターを掲出する。同じく31日まで7F「DOWBL CAFE」を「スワローズカフェ」として展開。ヤクルトオリジナルドリンク「ヤクマン(ヤクルト×タフマン)」と「フルーツジョアスムージー(プレーンジョア×フルーツ3種類)」を提供する。注文した人には、オリジナルコースターをプレゼントする。
2015年07月16日森本美由紀の初の展覧会「ファッション・イラストレーター 森本美由紀 展 ーカジュアルからモードまでー スタイル画を描いた30年の軌跡」が、9月27日まで弥生美術館にて開催中だ。森本美由紀は、日本のファッション・イラストレーションの第一人者・長沢節に師事し、19歳でデビュー。『mc Sister』、『Olive』、『25ans』、『VOGUE』などの雑誌でファッショナブルなスタイル画を手掛けて人気を博し、近年まで第一線で活躍した。90年代には、音楽グループ「ピチカート・ファイヴ」とのコラボレーションから“渋谷系”ブームのアイコンともなり、00年代には気鋭のアートディレクター達とのコラボレーションにも精力的に取り組み様々な作品を発表した。本展では、13年に54歳の若さで急逝した森本が、出生の地・岡山県津山のアトリエに保存していた原画など約500点を一挙公開。初公開となる原画や、「ユニクロ(UNIQLO)」Tシャツ、松屋銀座の広告などアートディレクター達とのコラボレーション作品も紹介し、デビュー期から近年まで、30年にわたる森本の活動の軌跡をたどる。会期中には、イラストレーターの穂積和夫をゲストに迎えたギャラリー・トーク(8月9日)、森本と所縁のあるゲストらを迎えたトークショー「森本美由紀ナイト!」(8月29日、9月5日)、ゲリラ開催のギャラリー・トーク「午後3時のゲリラ・トーク」などのイベントが多数開催される予定だ。【イベント情報】「ファッション・イラストレーター 森本美由紀 展ーカジュアルからモードまでー スタイル画を描いた30年の軌跡」会 場:弥生美術館住 所:東京都文京区弥生2-4-3会 期:9月27日まで時 間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(※ただし7月20日・9月21日は開館)、7月21日入場料:一般900円、大・高生800円、中・小生400円
2015年07月13日埼玉県の跡見学園女子大学が、7月26日に新座キャンパスの花蹊メモリアルホールにて、学生が企画・制作・運営まで行うリユースファッションショー「ATOMI GIRLS COLLECTION 2015 vol.5」を開催する。ファストファッションの影響で衣服の大量生産・消費が問題視される中、近年ファッション業界ではリユースが注目され、有名メーカーや百貨店が古着回収・下取りサービスや物々交換会などを実施している。「ATOMI GIRLS COLLECTION」は、ファッションを取り巻く昨今の課題や取り組みの認知を広げるため、11年より毎年開催されてきたイベント。5回目となる今年は、ファッションジャーナリストとしても活躍する生活環境マネジメント学科・横井由利准教授のゼミに所属する2年生15人がショーに取り組む。今回のテーマは「20世紀ファッションは刺激的!」。学生たちの祖母や母親が着ていた服を収集して、60年代のポップ・エレガント、70年代のヒッピースタイル、80年代のパワー・シックの3つの時代のファッションをスタイリングとヘアメイクで表現する。学生たちは、プロのスタイリスト・ヘアメイク講師による指導のもと、ショーの企画・運営から演出、映像制作、チラシ制作、ヘアメイク、モデル出演、ステージ照明まで一貫して担当する。同ゼミの学生は「母親世代の古い服でも工夫次第で可愛く着られることをアピールしたい」とコメントを寄せている。【イベント情報】「ATOMI GIRLS COLLECTION 2015 vol.5」開催日:7月26日会場:跡見学園女子大学 新座キャンパス 花蹊メモリアルホール住所:埼玉県新座市中野1-9-6時間:13時5分~13時50分料金:無料※予約不要
2015年07月10日フランス・パリで開催されたの『第16回 Japan Expo』で5日、「CREATORS TOKYO 5 × 愛☆まどんな」のファッションショーが会場内最大のステージにて行われた。「CREATORS TOKYO」は、Tokyo新人デザイナーファッション大賞事務局が支援する若手ファッションデザイナーチームの総称。同事務局は、東京から世界に羽ばたく優れたデザイナーを発掘し、海外へのビジネス進出を積極的にサポートしている。今回は「Neb aaran do by ネバアランド」、「ワンピースとタイツ」、「ユキヒーロープロレス」、「kapuwa」、「motonari ono」の5ブランドが参加し、ファッションショーのほか展示ブースで商品販売等も行った。ライブペインティングアーティスト・愛☆まどんなの参加は、「ワンピースとタイツ」とのコラボがきっかけで実現したという。ブースの壁やガラス面に大きく作品を描いていく姿に、訪れた人々は目を奪われていた。ファッションショーにはBEE SHUFFLEやLe Lienなど日本の人気若手アーティストらがモデルとして登場。1万5,000人を収容する大きなステージでのショーに、BEE SHUFFLEのJUNは「緊張すると思ったけど、スポットライトを浴びたら大きな歓声が聞こえて楽しむことができた」と笑顔だった。Tokyo新人デザイナーファッション大賞事務局長の中川淳郎氏は、「パリの有名店や海外イベント等から複数のオファーがあり、予想以上に手応えを感じた。何よりもお客様に喜んでいただけたことがよかった。今後もさまざまな業界とコラボしていきたい」と話した。
2015年07月08日ファッションを愛する人々に向け、最先端のスキンケア商品を届けるブランドとして立ち上げられた、資生堂 のザ・ギンザ コスメティックスから1年ぶりに新商品が発売される。「ザ・ギンザ ハイブリッドジェルオイル」(100ml 2万5,000円)だ。発売日は9月21日。ザ・ギンザは、「ヘルシースキン」が“今”のトレンドの肌感であると考える。昨今のファッション界の トレンドとして、『エフォートレス』が重要なキーワードのひとつであるが、そういったスタイルにも欠かせないのが潤いとしなやかさを持つ健康的な肌。同ブランドが提唱する「ヘルシースキン」に整えるには、新商品「ハイブリッドジェルオイル」でのケアとマッサージが有効だという。肌に乗せたときのベタつき や嫌な肌残りのない「ジェルオイル処方」により、伸びて馴染む心地よいテクスチャーを実現。美容液として付けるだけでもよい が、 さらにマッサージすることで血行を促進させ、アルファー波を出すというセイヨウ菩提樹のアロマ効果と相まって、むくみやくすみ感のない生き生きとした 「ヘルシースキン」へと整える。リュクスながらライトなテクスチャーで、顔、ボディともに使いやすい。新商品「ハイブリッドジェルオイル」の発売に先駆け、6月11日にプレス向けのイベントが行われた。3セクションで構成されたこのイベント会場の中で一番目を引いたのが、商品のイメージを表現するふたつのサイエンスルーム。商品特徴であるジェルオイルのテクスチャーをサイエンス ルーム1で、オイルと香りをサイエンスルーム2で、表現した。サイエンスルーム1のブースは、血色と上昇感をイメージしているため透けるグリッドを積み上げ薄いピンク色でライティング。もう一方のサイエンスルーム2は、ザ・ギンザの特徴であるセイヨウ菩提樹の香りが及ぼすリラックス感を、グリーンと木漏れ日で表わした。会場のアートワークは、資生堂のスペースデザイングループでアートディレクターを務める岸野桃子さんが手がけたもの。プレゼンテーションにはこの日限りのミューズとしてモデルの国木田彩良さんがブランドカラーでもあるオールホワイト のルックで登 場。また、トークショーではWWDジャパンの向千鶴編集長が登壇し、「ヘルシースキン」がいかにトレンドファッションに欠かせないものか、またザ・ギンザが創設当初に影響を受けたというジル・サンダーのコレクションについて当時の思い出を語った。
2015年07月03日パリのマダムのファッションスナップ集『Madame Chic Paris Snap』が7月1日に発売された。同書は、おしゃれなマダムのファッションスナップを紹介する“OVER60”シリーズの最新作。14年9月に銀座や表参道のおしゃれな60歳以上の女性を撮影した『OVER60 Street Snap』を発売すると、日本のシニア女性のファッション観を変える写真集として反響を呼び、5万5,000部発行のベストセラーになった。今回発売された『Madame Chic Paris Snap』では、前回の銀座、表参道から場所を変えて、世界中の女性が憧れるパリのマダムたちにフォーカス。パリで出会った58歳から78歳までのおしゃれなシニア女性によるファッションをフィーチャーした。また、ファッションや人生に対するマダムたちの名言も収録。「毎朝、鏡を見て、常になりたい自分を意識するのよ」、「歳を重ねれば重ねるほど、身を包むものに気を配るべきよ」など、彼女たちだからこそ言える含蓄のある言葉にハッとさせられる。また、巻末にはマダムたちの“お宅拝見”も収録されており、個性溢れる部屋に置かれたインテリアなどライフスタイルを覗き見れるのも本書の魅力だ。【書籍情報】『Madame Chic Paris Snap』著者:主婦の友社編出版社: 主婦の友社言語:日本語発売日:2015年7月1日価格:1,500円
2015年07月02日2016年春夏メンズファッションウィークのシーズンスタートとなる総合展示会第88回ピッティ・イマージネ・ウオモが16日から19日、フィレンツェで開催された。今回の総合テーマは「THAT’S PITTICOLOUR!」。色をテーマにした会場のフォルテッサ・ダ・バッソに約1150ブランド(内海外ブランドが約40%)が参加した。ロック、ピンポン、ウォーキングとこの数回趣向を凝らしたテーマで会場を演出し、盛り上げてきたピッティ・ウオモだが、今回はカラーをテーマにメインパビリオン前に、カラフルなカラーコーンが置かれ、カラースモークが空になびくが、会場内は比較的落ち着いた印象。天候に恵まれ気候も穏やかだったことから、メインパビリオン前はこの“ピッティカラー”のテーマに合わせ、自らのスタイリングを競う新しいピッティピープルが各国から連日ギャザリング。開催期間中、カメラマン、ブロガーらで賑わいを見せるものの、加熱するスナップブームがコスプレイベント化しつつあるのを、スナップブームのきっかけを作ったサルトリアリストたちは回避しているのも最近の傾向。クラシコの重鎮たちは会場ブース内から出て来ないという状況は、回を重ねるごとに顕著になっている。しかしながら、来場バイヤー数は前年6月と比べ5%増の2万人と夏のピッティ・ウオモでは過去最高、総来場者は3万人超となった。日本人バイヤー数はドイツに次いで全体の中で2位の819人と前年より2.5%増加した。ピッティ・ウオモ全体では今シーズン共通しているのは“アーカイブ”への回帰。歴史のあるブランドやメーカーほど、自社のアーカイブからアイコンアイテムを大きく取り上げるケースが目立った。この数シーズン軽量高機能ダウンで好調な「ヘルノ」は創業の礎を築いたレインコートを復活。40年代のラベルで復活させ「ヘルノレイン コレクション」としてコットン撥水加工素材と軽量ポリエステル素材の2素材で約10型を発表し、シーズントピックスのアイテムとして打ち出した。「アルテア」は同社が専業メーカーとしてスタートした原点回帰から、ネクタイの柄をニットのジャケットで展開。小紋、ストライプなどのニットジャケットは、トータルブランドをして順調に拡大を続ける同ブランドのコンセプトをアーカイブとして提案されることで、ブランドの深みが増している。シューズの「モレスキー(MORESCHI)」は70年代にデザインされた自社のブランドロゴをフューチャーしたニューラインを発表。「ウールリッチ(WOOLRICH)はブランド創立185周年記念としてマウンテンジャケットと鉄道員ベストをテフロンコーティングの撥水コットンナイロンで復刻。また現在、同ブランドを展開しているWP社が、ボローニャにWPストアがオープンして30周年となることを記念し、ブルーブラック・コレクションを発表するなど、アーカイブ、アニバーサリーとしてのスペシャルアイテムでのニュースMDが目立った。--次回、ピッティウオモ2016春夏の2/4では、C.P.カンパニー、ニノ・セルッティなどのオフィシャルイベントをレポート。■text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉■ピッティウオモ2016春夏レポート--伊ファッションの歴史を紐解くC.P.カンパニー、ニノ・チェルッティのアーカイブ展2/4--ピッティが期待するアフリカ&次世代デザイナー3/4--注目の若手デザイナー、アーサー・アーべッサーとカサマードレ4/4
2015年06月29日兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
モラハラ夫図鑑