くらし情報『新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい』

2022年3月14日 00:00

新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

温度の低い壁面の近くでは体から熱がどんどん取られます。多くの現代住宅はこうしたアンバランスな熱環境にあり、その温度差は人の健康を害し、壁内結露を生み出し、無駄な化石エネルギーの消費を生みだすという諸悪の根源ともなっています」

新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

「家の中に火を見る場所を作りたかったので、ペレットストーブを導入しました。
炭や燃えカスがほとんど残らない優れものです」
新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

右側は扉の代わりに布を下げた物入れ。左側に水回り。正面は周囲の樹々を切り取ったピクチャーウィンドウ。
新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

端材を丁寧に継いだ天井は色を合わせるために柿渋を塗っている。空気の層を遮断するブラインドは断熱効果に優れる。
新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

窓は外側がアルミで劣化が少なく、内側は木製。結露を防ぐ工夫が施されている。ガラス面は紫外線で汚れを分解。
新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

地面に直に敷設したRCの床は地盤の温度が反映される。冬暖かく、夏は涼しい。炭を混ぜてグレーにしている。
新月に伐採した木で造る家 洞窟で暮らす安心感と、森の力に共感する住まい

湿気のたまりやすい水回りも、常にカラリとしていて心地よい。「水回りは家の中の暖かい場所に作ったほうが結露しにくいです」

“究極の木の家”を目指す

森林の環境には人を健康にする力がある。
「森林医学のエビデンスに基づき、“究極の木の家”を研究しています。

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