2017年7月13日 19:00
【涼しい夏デート】新宿を望みながら故ダイアナ妃も愛でた名画を観てみた!
東京・新宿で明治から昭和にかけて活躍した風景画家、吉田博(1876-1950)の展覧会がはじまりました。あのダイアナ妃も愛したという彼の作品は、美しくとてもさわやか!夏デートにもぴったりのアート展を取材してきました!
美術館は新宿副都心42階
【女子的アートナビ】vol. 75
『生誕140年 吉田博展 山と水の風景』が開かれているのは、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。西新宿の損保ジャパン日本興亜本社ビル42階にあります。
展示室前の窓から見えるのは、この景色!都会の上空というロケーションで話題のアートを楽しめます。
展示室へ!
展示は6つの章に分けられ、初期作品から順に紹介されています。最初の展示室にあるのは、小学生時代の画帳や画壇デビューしたころの作品。やはり、画家になる人は幼いころから絵が上手ですね。中学生のときに描いた船の絵があったのですが、すでにプロの画家レベル。このころから、水彩絵の具も使っていたようです。
福岡から上京、さらにアメリカへ
展示の途中で、吉田博の略歴が紹介されていました。なかなかドラマチックな人生のようです。旧久留米藩士上田家の次男として福岡で生まれた博は、中学のとき図画教師の吉田嘉三郎に画才を認められ養子となり、その後上京して画塾「不同舎」