くらし情報『当初はクレームの嵐 『コード・ブルー』に見る“ヒットの法則”3つ!』

2018年7月12日 11:00

当初はクレームの嵐 『コード・ブルー』に見る“ヒットの法則”3つ!

あいつ今何してるの?医者になって忙しいらしいよ、って懐かしい同級生を思う感覚です。自信家で野心的な藍沢、真面目で自己主張が苦手な白石、向こう見ずで感情的で、でも一番みんなを思っている緋山、医者家系ながら医者になれず、自他ともに厳しい冴島、調子に乗りやすく重圧に弱い藤川。彼らの成長を見たいから『コード・ブルー』は色あせないんです」

ヒットの法則【2】医師たちの“現実”を描いた、新しいタイプの医療ドラマ
これまで数々の医療ドラマを作ってきた一方で「医者を神格化しすぎてきた」という反省もあった。

「だからこそ『コード・ブルー』では、もっと人間味のある医者を描きたかったし、現場のリアルを追求することで彼らを魅力的にしたかった。医者だからといって聖人ではないし、自分の向上心や症例のために医療を行うことがほとんど。自己中心的とも言える。そんな人たちが、患者と向き合ううちに自分の利益を忘れ、誰かを本気で助けたいと思って動く。そんな姿をきちんと描けば、観客の胸を打つのではないかと。
医療のありかたに物申したり命の尊さを訴えるのではなく、そこで働く人たちに光を当てたのが本作。以降、医療ドラマは“スーパードクターもの”と“リアル系医療ドラマ”に分けられるようになりました」

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