くらし情報『「これが僕の必殺技!」泣ける曲の作り方、岡崎体育の場合』

2018年10月22日 19:30

「これが僕の必殺技!」泣ける曲の作り方、岡崎体育の場合

僕は音楽理論になーんにも精通していないので、自身の作曲の際にはまず3和音でトラックを作り、あとからDTM( PCを使った音楽編集)で「ここ泣かせたい!」ってポイントを決めたら、鉛筆ツールを使い1和音ずつ、この音を足すでいいかな?違うかな?と、チマチマと再編集を繰り返し、4番目の音の魔法が生まれる場所を探します。僕の楽曲でいうと「チューリップ」や「スペツナズ」「式」などでセブンスコードを使っていますね。人生をテーマにした曲、繊細な印象にしたいときなどに活きてくるものですが、あまり使いすぎても安売りになってしまいそうなので、ひとつのアルバムに1~2曲くらいの必殺技とすることを心がけています。

でも、泣ける曲の定義というのは難しいものだなとも思います。最初にコードとテンポで決まるといいながらも、例えばアメリカのカリスマ的ラッパーであるケンドリック・ラマーのようにコード進行も何もないビートとベースラインだけで、その魂の叫びやステージングが多くの若者を泣かせることもある。歌っている人の背景や人柄、発する言葉によってどんな激しい曲でも心に響いて涙することもある。本当の泣ける曲はテクニックだけじゃないんだと思います。

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