2020年2月28日 19:00
窪田正孝「照れくさい(笑)」 約10年ぶりに三池崇史と本格タッグ
三池崇史監督作品『初恋』で主演を務める窪田正孝さんに、撮影現場の様子を聞きました。
僕が三池さんを海外へ連れていく。そんな夢もできました。
「ジェイク・ギレンホールの『サウスポー』を観て、自分もボクサーを演じたいとマネージャーに話していたんです。まもなくして、このお話をいただきました。たまたまという言葉では片付けられない、運命みたいなものを感じました」
三池崇史監督との約10年ぶりの本格タッグが話題の『初恋』。なにしろ、テレビドラマ『ケータイ捜査官7』(‘08年)で主演に抜擢した三池監督の「10年後に窪田正孝を起用した理由がわかる」という言葉に応えるべく歩んできたのだ。
その眼力確かな監督の初のラブストーリーで演じるのは、余命が短いことを告げられたボクサー葛城レオ。
何者かに追われる少女モニカを助けたことから、昔気質の武闘派ヤクザや悪徳刑事が入り乱れる抗争に巻きこまれていく。壮絶なアクションと笑いが炸裂する三池ワールドのなか、確かに恋が生まれていく世界に感動せずにいられない。
「『初恋』というタイトルに戸惑う映画ですよね(笑)。クライマックスの撮影とか、よく死人が出ないなと(笑)。