2020年4月15日 20:30
ウイルス最大の感染源は“自分の手”! 不安要素との向き合い方
ストレス
[長時間座りっぱなし、睡眠不足、人間関係、肩こり、むくみ、手足の冷え…]
独りぼっちでクヨクヨと悩みを抱えない。じっとしていないで、チョコチョコ動いて気分転換。
ストレスのない人はいないけれど、ストレスが積み重なるとカラダも心も参ってしまう。
「ストレスがあると、自律神経のうちでも交感神経が優位となり、コルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは免疫を抑えてしまい、さまざまな病気に罹りやすくなるのです」
現代でもっとも多いストレスは、職場などでの人間関係によるもの。
「人間関係のストレスは、独りぼっちで考え込まず、友人に悩みを打ち明けるだけでも軽くなります。また笑いはストレスを軽減し、免疫力を上げる作用もあります。仕事中も交感神経の興奮を抑えるため、座りっぱなしを避けて定期的に立ち上がり血流を促し、お茶などを飲んで気分転換しましょう」
Point:悩みを一人で抱え込むとストレスが高まる。
気の合う友達とリラックストークの機会を。
中村康宏先生虎の門中村康宏クリニック院長。医師、米国公衆衛生学修士。アメリカで最先端の予防医学などを幅広く学び、帰国。日本初のアメリカ抗加齢学会登録施設となるクリニックを東京で開業。