2021年2月13日 19:10
“オタク”役好演の松坂桃李、仲野大賀がまたもや見せた“手腕”をほめる
“ハロプロ”の魅力にどっぷりハマり、青春時代をアイドルに捧げたオタクたちを描いた映画『あの頃。』この作品が映し出す情熱と喜び、そのかけがえのない日々について、松坂桃李さんに聞きました。
“推し”がいるだけで世界はバラ色。愛おしい記憶を描く、映画『あの頃。』。
「マネージャーさんから『松浦亜弥さんのファンの役です』とだけ告げられ、『わかりました、やりましょう』と即決。そのあとで物語の内容を知りました」
実は松坂桃李さんが中学1年生の頃、松浦さんはおなじ中学校の3年生で先輩だったという。
「当時『桃色片想い』などがヒットしていてアイドルの中でもトップの存在。
キラキラしていました。僕はいつも遠目から見ていただけなんですけどね(笑)。そんな“松浦さんのファン”というのが、この映画の原作の著者でもある劔樹人(つるぎ・みきと)さん。本を読んで、とても濃厚な時間を長く過ごし、波瀾万丈な人生を歩んできた方だと思いました」
大学院受験に失敗し、うだつのあがらないバンド生活を送っていた劔さんが、一枚のDVDを見たことをきっかけに“ハロプロ”(ハロー!プロジェクト)にどっぷりハマっていくという物語。