2021年4月16日 20:10
テンポはゆっくりめが良し! “オンライン”での相手に届く話し方
視覚と並んでオンラインコミュニケーションの要である“聴覚”。意思を正確に伝えるには、声が最も大切な要素ともいえます。地声だけではなく、さまざまなテクニックを用いてコントロールできれば、自分を表現する最大の武器になります!“聴覚”に注目した、オンラインの印象強化法について、人材育成コンサルタントの片桐あいさんが教えてくれました。
1、自分の声の高さによって、発声を変える。
声の大小、高低、テンポは、その人の特性やネット環境によって異なるため、最初の音声チェックの際に、ひとりひとり声出しをして、聞き取れるか確認を。「大小はマイクの音量で簡単に変えられますが、高低は地声が大きく関係しているので、高めの人は少し抑え気味に、低めの人は声を通りやすくするためにワントーン上げて話すことを意識するとよいです。テンポは、慣れないとついつい早口になるので、通常より少しゆっくりめに話すことを心がけましょう」
2、大切なことを言う時は、“間”を利用する。
「重要な発言をする時は、強調したい言葉の前でひと呼吸おくと、注目が集まり、相手に伝わりやすくなります」。
それ以外にも、間をうまく活用すると、さまざまな効果が得られる。