2021年12月6日 21:10
360度大迫力の浮世絵も! パリのジャポニスム、体験型コンテンツとして上陸
へと続く。このように第4幕は「海」、第5幕は「魚」、第6幕は「花」…と絶え間なく流れる映像は、全12幕・30分間。伸びやかな音楽とともに現れては消える幻想的な演出が圧巻。特に第4幕の「海」は北斎の絵が臨場感たっぷりで、荒れ狂う海にのみ込まれてしまうような大迫力。終了後は一本の映画を観終えたような充実感に満たされるはず。
見どころ1:360度大迫力の浮世絵×映像美!!!
カラフルな背景色や浮世絵モチーフの組み合わせの美しさがダニーローズ・スタジオの真骨頂。デジタルアーティストやプログラマー、音楽家といった多領域で活躍する彼らならではの感覚で表現された浮世絵はグラフィカル。©Danny Rose Studio
見どころ2:“答え合わせ”も楽しめる。
「後室」と呼ばれるエリアでは、映像作品に使用された浮世絵を紹介。吊り下げられた浮世絵の裏には作者と作品名が。また浮世絵にまつわる書籍も展示され、自由に手に取ることができる。
見どころ3:進化系・現代の浮世絵師にも注目!
大石恵美(BALCOLONY)「桃色四葉乙接吻四人衆大合戦絵巻」UKIYO‐E PROJECT所蔵
石川真澄「出火吐暴威変化競 鬼童丸」