くらし情報『音楽と物語がシンクロ! 『ヴィジュプリ』ヴァンパイアたちの“美学”とは』

2021年12月21日 21:10

音楽と物語がシンクロ! 『ヴィジュプリ』ヴァンパイアたちの“美学”とは

「例えば、LOS†EDENのゲリラライブが機材トラブルにより中断される7話のシーンは、自分のマイクだけが生きていると知ったミストがソロで繋ぎ、そこにサガがギターで合流します。この流れはあらかじめ相談して作ったものですが、上松さんの音楽はセリフや感情だけでなく、芝居の段取りにも不思議とぴったり合うんです。もちろん演出・作画陣の尽力があります。それでもこのように物語と音楽がシンクロすることは初めてで、脚本家として非常に面白い体験をさせていただきました」

1話につき必ず1曲流れるのも、“ヴィジュプリ”の楽しみ。

「ただ、毎回曲が入る分、脚本が通常の7割ぐらいしか書けないんです。早々に説明は最低限にしてドラマに集中しました。『きっと感じてくれる!』という思いですね(笑)。“ヴィジュプリ”は歌が全部語ってくれるので」

ヴァンパイアたちが紅い月の下、音楽で競い合う『ヴィジュアルプリズン』。
現代を生きるヴァンパイアたちに上松さんと菅原さんが見出したのが“美学”だった。

「ヴァンパイアって基本的に精神的な生き物なんですよね。食べ物を摂らなくていい、老いない、死なない。だからこそ、何をよしとするかが大事なんです。

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